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ここは、国家のアピールや宣言、国と国との交流をする所です。
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【KOC利用上のネットエチケット】

【舞踏会】歓談席2 
27592:ミーティア 2008/08/13 02:09:13 

待合室を抜けた場所に設置された歓談席は、ダンスの始まりを前にじわりじわりと冷め遣らぬ熱を湛えて行く
ホール手前のテーブル群やホールの壁は、この日の為に仕立てられた礼服で着飾った花々が行う談笑によって華やかに、麗しく彩られ、訪れる者を楽しませていた

その入り口はといえば、新たに訪れる麗人たちをウェイターが出迎えている


「星降る夜の夜会へようこそお出で下さいました
此方はダンスの閲覧とご歓談をお楽しみ頂く場所となります
ダンスが始まるまではまだ暫く御座いますので、まずはご歓談をお楽しみ下さい
テーブルには軽食やフルーツ。飲み物は御希望の品を給仕にお伝え下さい

それでは、良い夜会を」
 27593: 【注意事項】 ミーティア 2008/08/13 02:09:56 
ウェイターが恭しく腰を折る。

「今宵の夜会をお楽しみ頂く為、注意事項がございます

夜会をより楽しんで頂く為のコツですので、お心に留めて置いて頂ければ、より一層夜会を楽しめるかと思います


・関わった人の反応が遅くとも待てる余裕を
・他者の行動や行為を著しく制限しない
・他者を勝手に動かす描写は控える
・不快に思わせる描写はしない

以上4点を御守り頂ければ、今宵の夜会を十二分に御楽しみ頂けるかと
それから、お時間のある時にこのカードにお目通し下さい
込み合った会場の見通しを良くする為の秘訣が書いてございます

それでは、一夜の夢が良きものであられますよう」
 27594: 【レス記載方法】 ミーティア 2008/08/13 02:10:37 
手渡されたカードを見れば、下記の記載

【会場を見易くする為の秘訣】

●レスタイトルに一工夫
状態と目的と名前を記載して会場を見やすくしよう

●状態
【フリー】:フリーの方(ペア探しは待合室にてどうぞ)
【ペア】:ペアの方


●目的
【歓談・○○(相手名)】:歓談をする際に。相手が決まっている場合は相手名を
【ダンス】:※ダンス会場内専用
【移動】:ダンス会場へのスレッド移動やホール内の移動(テラスや他テーブル等)の際に

●名前
レスの最後にご自身の名前や表す記号等を


●レスタイトル1例

【フリー】【歓談】:●●(お名前)

以上、ご協力宜しくお願い致します  …ホールスタッフ
 27595: 【会場案内と日程】 ミーティア 2008/08/13 02:11:01 
会場案内

外交の間
【待合室】…ペア相手を探す場所。質問もこちらへ
【歓談室】…ダンスが始まるまで歓談する場所。歓談だけの参加も歓迎です
【ダンスホール】…ダンスが始まったら踊りたいペアの方はこちらへ移動を

絵師の間
【仕立て部屋】…仕立屋、モデルの募集、受け渡しもここ


日程

【外間】
歓談室設置 …7/26〜
【絵師間】
仕立て部屋設置、絵師募集開始 …7/26〜

【絵師間】
モデル募集 …8/2

モデル募集〆 …8/9

納品〆・提出 …8/23

【外間】
ダンスホール設置、ダンス曲開始 …8/24〜9/6

9/5(金)9/6(土)9/7(日)21:00〜茶会も予定しています
よろしければご参加下さい
 27597: 【スタッフ】>アキ殿、クラシカジェイド殿、緋華嬢1/2:ミーティア ミーティア 2008/08/13 02:15:59 
感謝の言葉と共に呷られたグラスは瞬く間に空になる。
実にいい飲みっぷりだ。
苦笑をしていた理由が少々気にかかるところである。

自分好みの黒髪をした少年と、美しい緋色の髪の女性が近づいてくる。
どうやらワーキャットの青年の知り合いらしい。
「お酒飲んでだいじょぶ?」
心配そうな少年の様子に先ほどの苦笑の意味を理解する。
聞いているとどうやら少年は少年で飲酒の心配があるらしい。
酒くらいと思うのは自分が不良青年だからだろうか。
「俺は、少し羽目を外すくらいで丁度良いと思うが
 そちらのレディも、どうぞ緊張せずに楽しんで欲しい」
笑った顔の方が絶対に映える、そう言って一礼をしてそっと席を外す。
 27598: 【スタッフ】>ドロシー†フェルネラ嬢1/2:ミーティア ミーティア 2008/08/13 02:16:47 
華やかなさえずりが増え会場内の把握が難しくなってきた。
それでも美しい花々が一人で居るのは見過ごせない。
トレイの上のグラスを補充し、まずは翡翠の髪が美しいレディの元へ。

「レディ、一人でどうされましたか?
 花は愛でられてこそ、一人佇むのは勿体ないと思うよ」
椅子に掛け一段低いところにある蒼い瞳を覗き込んで恭しく腰を折る。
見たところ一人を楽しんでいたのかも知れない。
けれどどうせならその花のかんばせが綻ぶところを見たいものだ。
その相手は自分でなくても良いのだが。

「お邪魔でなければ喉を潤しながら少し、俺とお喋りをしてくれないかな」
言ってトレイの上のグラス群を視線で示した。
 27599: 【スタッフ】【歓談・ゼレナリュシュ】:アンリ アンリエッタ 2008/08/13 03:04:46 
頭一つ分は己が身長を越す彼女を見上げる形で、自分の唇に人差し指をあてた。
しー、と吐息を洩らして笑い合う。

「あぁ…御目汚し失礼しました。
 この服装は訳ありで、給仕服を用意している間の合わせなんですの。
 予定では仕立て終わりの頃ですし、今は見なかった振りをして下さいな」

優雅な手つきで髪を撫ぜる手は、いかにも年長者らしい。
プライベートな祝いの言葉を残し、颯爽と移動してゆく彼女に礼を述べて見送る。

「ええ、また後ほど。行ってらっしゃいませ」

切り替えていた思考が日常に戻り、こそばゆい。
もう一度笑ってトレーを持ち直すと、自分もまた着替える為、奥のスタッフルームにそそくさと移動した。
 27601: 【ペア】【歓談・ティエンマ殿、ネスカート殿】:朔(反応鈍くてすまないな) 黒崎朔耶 2008/08/13 08:01:45 
ふと自分の後ろにネスカート殿が隠れる。
なぜ隠れたのか分からずにいると、ティエンマ殿が奥に下がった。

戻ってきた彼の手にはイチゴのシャンパン。
甘い香りが微かに漂う。

「…今宵はよろしく頼む」

そう恥ずかしながらも出てきた彼女に言い、自分もシャンパングラスを手にとるのだった。
 27602: 【ペア】【歓談:アンス】:リズ リズベライト 2008/08/13 11:13:36 
…デザートだと口にしたとしても、多分似たような反応だろうか。

「べ、別に肉が好物な訳じゃないですからね」

定型通りの否定はしておく。
かと言って嫌いとも言わないけれど。

取り皿に宣言通りに肉料理を乗せて、

「…狼的に肉、なら私は鶏肉ですか?しかも食べられる方…」

そんなことを口にして。

「ねえ、アンス…
最初はやっぱりサラダですよね」

食べる前から胃がもたれそうな皿に少しの憂鬱。
 27603: 【ペア】【移動】衣裳部屋へ:S。 Sanctuary 2008/08/13 12:30:52 
細長い煙草を
一本吸い終えると
小さな携帯用の灰皿を
胸元にしまう。

「さて…
僕は少し衣裳部屋で
寛いでおこうかな」


女性の衣裳部屋とは違い
男性の衣裳部屋は人の気配は無い。
今はスタッフの姿も見えない。
当然だろう。
舞踏会のメインは女性。
ドレスや装飾、メイクにと
やるべき事は沢山ある…。

誰も居ない衣裳部屋で
少年は伸びをすると
漆黒のソファーに座る。

「今暫くは…お休みなさい」

人がいないことを良い事に
横になると
暫しの休息を取る。
自分の順番が来れば
誰かが起こしてくれるだろう。

僅かな明りが漏れる
衣裳部屋で
少年の寝息が聞える。
 27605: 【ペア】【移動】衣裳部屋へ:りりー リリティア 2008/08/13 21:55:07 
「はい、後ほど…、巌念さんの衣裳を楽しみにしていますね?」

にっこりと微笑みながら手を振って別れた。
結局、彼が緊張しているかは判らなかった。
逆に瞳を見つめられて私が更に緊張してしまった。

それにしても、広い会場で1人になると途端に心細くなってしまう。
オロオロと歩き回る姿は、他の方から見たらさぞかし滑稽に見えることだろう。

「えと…、衣裳部屋はどこでしょうね…?」

辺りを見回しながら、私は衣裳部屋を目指して歩き出した。
 27606: 【ペア】【移動】衣裳部屋へ:幻灯 幻灯屋 2008/08/13 22:27:59 
「おや?それならこのままでも良かったかな、なんてね」

気づかなかったと言う彼女におどけてみせる
きこえたよ、と軽く笑いかけながら

何とはなしに普段の彼女とは印象が違う
普段落ち着きの有る女性なだというのに、今日は随分と可愛らしく見えるから不思議だ
飲んでも居ない内から酔ってしまったのかもしれない

小さな乾杯の後、シャンパンをクイ、と飲み干し空いたグラスはテーブルに
誰かが片付けてくれるだろう。少々気は引けてしまうが

「勿論。先ずは其処までご案内致しましょう、レディ・アリス」

言って少し微笑む。今のはらしくなかったかな?と付け加えて
そのまま歩みは衣裳部屋へ
彼女の歩くペースに合わせて
 27607: 【歓談:ミーティア様】:泥海 ドロシー†フェルネラ 2008/08/13 23:27:07 
椅子に腰掛けながら、楽しげな人々と美しい場内を一人眺める。
より美しい舞踏用のドレスやタキシードに着替えた客も増え始め。

少し眩しそうに見ていると、突然声を掛けられた。

「レディ、一人でどうされましたか?
 花は愛でられてこそ、一人佇むのは勿体ないと思うよ」

見るとスタッフらしき方が腰を折って顔を覗き込んでいる。

「お邪魔でなければ喉を潤しながら少し、俺とお喋りをしてくれないかな」

思いがけない言葉に、少々驚いて目を瞬く。
胸元と両肩の瞳は瞬きはしないが。
気味悪くはないだろうか、と一瞬思う。

「ありがとうございます。…何か、甘いものがありましたら」

少し、控えめに笑い。
 27608: 【ペア】【歓談:リズ】アンスウェラー アンスウェラー 2008/08/13 23:46:38 
「いやいや、肉が好物だっていいじゃないですか。
遠慮して食べなかったら、この料理を作ってくれたコックさんにも悪いですからね」

などと言いながら、リズが手に取っている皿を見ると、確かに肉は乗っているのだが、表情がどうも暗い。
「おや、好物を目の前にしているにしてはあまり嬉しそうではないですね。
え、最初はサラダ?
自分のことを食べられる方だとか、変な置き換えをしているから食欲がなくなっちゃうんですよ」
しょうがないなぁ、と笑い。

リズの手から皿を取り上げると自分で食べ始める
「これは私が食べますから、リズは、ええ、新しい皿にサラダを取りなさい。
困った時はお互い様ですよ、ふふ」

 27609: 【フリー】【衣装部屋】: ゼレナリュシュ 2008/08/13 23:57:04 
ノックをしてからすぐ。
半分だけ開かれた扉から、一人の女性が顔を覗かせた。

『いらっしゃいませ。何か御用でしょうか?』

「御機嫌良う。実はファーを忘れてしまって。
 此所でお借り出来ればと思い、伺いましたの」

『では、どうぞ中へ。毛皮も色々と取り揃えて御座います』

ん、良かった。
にこやかに微笑む彼女に促されるまま、衣装部屋へ入る。
室内には数人のスタッフと、化粧をしているのだろうか。
鏡に向かう、深紅のドレスを召した女性の姿が認められた。
純白の翼が照明に煌めき、たおやかに靡いている。

『毛皮はこちらに。お気に召した物をお持ち下さい』

…あ、はいはい。
いけない。つい余所見を。
 27610: 【ペア】【歓談:トウマ君】:シア シンシア 2008/08/14 00:45:21 
「あ…。」

人が多くなり、挨拶に向かうはずの彼女の元に辿り着く前に姿を見失ってしまった。

どうやら会場を一度抜けた様子。

待ち伏せも何だし、どうしようかと思案していると聞き覚えのある声が耳に入った。

「あ…。」

再び間抜け声を上げて、今度こそと手を伸ばす。
肩に手を乗せちょっぴり必死な声になってしまった。

「と…っ、っトウマ君!こんばんは。来ていたのね」

レディらしく振る舞うつもりが…何でしょうこの絞り出した声。
自分に苦笑いしつつ柔らかい笑顔の彼にご挨拶。
 27611: 【ペア】【歓談】衣裳部屋:s-f シーファ 2008/08/14 00:45:46 
スタッフが部屋の外の者と喋っている。
『御機嫌良う』と、涼やかな声が聞こえた。

ぎくり。

冷たい汗が背を流れる。

(ぜ…ゼレナリュシュ?)

振り返れない。
だって自分は、彼女に戦後の色々を押し付けて、先に飛んで帰ったのだから。
彼女の事だから、戦後処理など朝飯前、だろうが…引け目を感じるのは当然の事。

(俺だって気づかれませんように…って、無理っ!)

これも当然なのだが、頭と耳に翼を持つ者なんてそうそう居ない訳で。
彼女がこちらに注目しない事を祈るが…

(うわああ、こっち見てる…!)

焦る精霊をよそに、スタッフは化粧の仕上げをしていた。
 27612: 【ペア】【歓談:アンス】:リズ リズベライト 2008/08/14 10:37:37 
「え、あ、違…」

一連の流れを理解出来ないまま皿は新しいものへと変わり。
彼の手には肉の乗った皿。

「お、お互い様ならせめてサラダは取って欲しいかなっっ」

この上なく綺麗な皿は見ていて気持ちいいものだけれど。
現状では哀愁さえ感じる美しさ。

少し逡巡した後。

サラダを山のように皿に盛って。
肉を食べ始めた彼の前に差し出す。

「お肉1に対して野菜は3食べないといけないんですよ」

山盛りサラダの皿盛り。
 27613: 【フリー】【歓談】入口:刃 ブレイド 2008/08/14 11:37:46 
警備の者に呼び止められること計三回。
青の混ざった黒髪に上下ともに黒いスーツの男はようやく入り口に辿り着いた。

その姿は確かに正装であるにも関わらず男の目付きのせいか不審なことこの上ない。
ギィと重厚な音を立てドアを開けるとそこは鮮やかな光の下に幾人もの男女がいた。

(…………)

人混みに唖然とした男は手近にいたウェイターからグラスを受け取り近くの席に座った。
 27614: 【ペア】【移動】衣裳部屋へ:ales アリス・A 2008/08/14 21:37:08 
内心の呟きは、しっかりと口に出ていたらしい
聞こえたよ、と笑う彼

「あら、一生に一度の思い出が給仕服で宜しいの…?」

少し意地の悪い笑みを返して、此方もグラスを空にする
彼に倣ってグラスをテーブルに戻し、改めて腕を取る

「ふふ、頼りにしているわ…」

芝居がかった口調も、この会場の空気には良く似合うと思った
 27615: 【ペア】【移動中】>リリティアさんへ:ales アリス・A 2008/08/14 21:42:35 
歩調を合わせてくれる、彼の気遣いが有難かった
何しろ、滅多に履かないハイヒールの足元は、不安定でしょうがない
何時もの癖で摺り足にならない様にと、ゆっくり歩を進めながら、ふと辺りに視線をやって

「あ、一寸待って…」

つ、と彼の手を引いて、立ち止まる
視線の先には、蒼い髪の少女の姿
何処か不安げに周囲を見回すその仕草は人を探している風では無いし、まだ正装に着替えてもいない様子

勘違いで無ければ良いと思いながら、そっと少女の肩を叩く

「ごきげんよう、可愛らしいお嬢さん…
 もし衣裳部屋をお探しなら、ご一緒に如何…?」

自分も連れて行って貰う立場だと言う事は、とりあえず置いておいて
 27616: 【ペア】【歓談:シェラザード殿】:楊 楊俊 2008/08/14 22:10:51 
「さて…」

どうしたものか。

残念ながら、人ごみを割ってはいるほどな積極性を
この少年は持ってはいない。
かと言って、せっかくのこの晴れの舞台を
無為に過ごしてしまうのは如何にも口惜しい。

とその時。

相手の少女が人の輪から抜けて出てくるのが見えた。
人ごみに疲れたのだろうか。

ともかくこう言う場合は、男性のほうから声をかけるべきであると
作法の本にも書いてあったのをはっきりと記憶している。

緊張する気持ちを抑え、思い切って声をかけてみる。

「お疲れですか…?ぼくも人ごみは苦手なほうですので」

さり気ない体を装っているが、心臓が飛び出しそうなくらい緊張している。
 27617: 【歓談】【伯爵・ルクリア・レンヴァルドさん】:灰 アッシュ・リズ 2008/08/14 22:23:51 
彼らが隣に来ると同時
振っていたフォークの先のパイナップルを口に含み
振りすぎて少し瑞々しさがなくなったなぁなどと心の中で思っていると
花の名を持つ少女からの視線に気づく。

「食べたいときが美味しい時、食べたら?」

そう告げると、伯爵がスタッフの方へと声を掛けた。
振り返った彼に軽く一礼をすると、空になった皿とフォークを一度置く。

「もう一人のお嬢さんなんだけど、多分見つけたから迎えに行って来るよ」

ぽん、と伯爵の肩を叩いて、そのまま人の波へと潜っていく。
さっき一瞬だけ、姿を見かけたような気がする。
まぁ、多分、人違いってことだけはなさそうだと彼女が行きそうな場所へと足を進めた。
 27618: 【歓談】【クィス】:灰 アッシュ・リズ 2008/08/14 22:25:11 
部屋の壁際、それも隅の方。
多分この辺りだろうなと思った場所に、彼女は居た。
気づかれないようにそっと彼女の前に立ち
少し伏目で俯いている顔を覗き込む。

「みーつけた」

声に気づいて顔を上げる彼女にふわりと微笑んで

「伯爵たち、向こうにいるから」

一緒に行こう?

そう、続けて彼女の手をとった。
 27619: 【ペア】【移動中】>アリスさん、幻灯屋さんへ:りりー  リリティア 2008/08/14 23:00:00 
肩を叩かれ振り返ると、銀色の髪を持つ女性と黒髪の紳士の姿があった。

「あ…、えと…、ご…、御機嫌ようです!」

帽子を取りつつお2人にお辞儀をする。
大人のペアという印象を受け、私はちょっとだけ憧れた。

一緒に衣裳部屋まで言っていただけるという願っても無いお誘い。

「ありがとうございます。あ、でも…。」

一瞬、お2人の時間を邪魔したくないと思った。
でも、衣裳部屋の場所が判らないのも事実…。

「いえ、なんでもないです。えへへ…、ご迷惑でないようでしたらぜひご一緒させてください。」

結局、お言葉に甘えることにした。

「あ、私、リリティアと申します。りりーと呼んでください」
 27620: 【歓談?:魁羅ちゃん、和微さん、桜たん】:呼宵 呼宵 2008/08/14 23:10:40 
ダンスパートナーの少女に促され、再び歓談席の輪の中へ
取り留めの無い会話を交わしながら人波に目をやると
見知った長い銀髪が目に入る

あの子ならば、自分みたいなオッサンよりも
傍らの少女と年頃も近く、余程話が合うだろうと
そちらの方へ歩み寄るが

誰?隣のヤローは!?

銀髪の少女と談笑する青髪で長身の美丈夫、伊達男
己が目はチャラそうなニーチャンとしか認識してないがっ

ええぃ!あの子に何かあっては死んだ女房に申し訳が立たん

魁羅ちゃんの手を引きつつ、二人の方へと歩み寄り
青髪のニーチャンを睨みつけ、ガンくれ、メンチをきるその姿
イマイチ似合わん白スーツと相まって、どこから見てもチンピラー
 27621: 【ペア】【歓談:リズ】アンスウェラー アンスウェラー 2008/08/14 23:51:02 
「さ、さすがにその野菜の量は…」
目の前に差し出された皿の上のサラダの量は、まさに山のように、という表現がぴったりに思える。

「食べられない量ではないですから食べますが…
絶対これ、”多いな”って思ったでしょう。
でもなぜそんなことを…もしかして、実はリズはやっぱり肉が食べたくて、私がリズの皿を取ったからそれに対するお返しとか…いや、それはないですね」

なにしろ、テーブルの前にはまだまだ料理も飲み物も沢山あるのだから。
皿に乗る分の料理を取られたところでどうということもない。
「そうすると…やっぱり純粋に健康のことを気にしてくれて?
…それなら、ええ、尚更食べないわけにはいきませんね」
 27622: 【フリー】【歓談>シーファ?】衣装部屋: ゼレナリュシュ 2008/08/15 00:11:35 
ずらりと並んだファーを一つ一つ物色する。
いずれも最良。目立った傷みも、見た所無い。
管理が行き届いているのだろう。スタッフの気合が見て取れた。

………しかしながら。

どうも先程から何かが気に掛かる。
後ろ姿と、化粧途中の御顔を鏡越しにちらりと拝見しただけ。
けれど、何か。そう、何処かで逢った事が在るような。

尤も、あれ程までの美女。
一度目にしたら網膜に焼き付いていそうなものだが。
以前の舞踏会で視線を交わした、或いは擦れ違っただけだろうか。
いずれにせよ、挨拶を欠いて非礼を晒す訳にもいかない。
化粧の終りを見計らって。

「御機嫌良う、ミス。失礼ですけれど、以前に御逢いした事が?」
 27623: 【フリー】【移動・アンリエッタ嬢】テラスへ:フィン フィンダファー 2008/08/15 00:12:58 
給仕の女性が指し示した方向にはテラスがあるようだ。

なるほど、ダンスの開始時間まではまだ間があるし、少し夜風に吹かれるのもいいかもしれない。

「教えてくれてありがとう」

静かに離れていく給仕さんの後姿に声をかける。

ワインをもうひとくち。
そして、グラスを持ったまま歩き出した。
テラスのある方向へ。
 27624: 【スタッフ】【歓談・黒崎殿、ネスカート殿】:ティエン ティエンマ・ウインド 2008/08/15 00:21:57 
ネスカート殿はやっと彼の背中から出てくると、
はにかみながら、シャンペンのグラスを取った。
ありがとう、と言った彼女に、私は微笑んで返した。

私は再び黒崎殿の前にグラスを差し出す。
彼はグラスを手に取り、パートナーに声を掛ける。

「…今宵はよろしく頼む」

お姫様のご機嫌も直ったようだ。
私は2人の邪魔をせぬよう、静かにその場を離れた。

「どれ、少々腹が減ったな。厨房で何か摘んでくるか」
 27625: 【ペア】【移動中】>アリス君、リリティア君 幻灯屋 2008/08/15 00:34:15 
「む、其れは少々困るな。折角の夜会なのだし」

意地の悪い笑みに困った様に笑う
やはり彼女のほうが一枚上手だ

組み直した腕を感じながらゆっくりと衣装室へエスコートを
歩みを合わせながら進んでいると、一寸待ってと手を引かれた

「ん?どうしたね」

彼女の視線を追えば、其処には一人の少女
あぁ、と合点がいった様に呟くと、少女に近づいてゆき肩を叩くパートナーに付き添い、傍へと歩んでゆく
彼女もどうやら衣裳部屋へ行きたいらしい、其れならば私が案内できるだろう
 27626: 【ペア】【移動中】>アリス君、リリティア君 幻灯屋 2008/08/15 00:36:22 
それにしても、良く気付く
こういう所も彼女の美点の一つだろう。数え上げれば限が無いが

リリティアと名乗る少女にこちらも礼を返す
一瞬何かを気にしたようだが、パートナーが居るのだろうか?
少し気になったが、居るのならば後で合流できるだろうと流しておく
先にドレスアップして出迎えたいのかもしれない
色々と想像は巡る
と、いかん。其の前に

「御機嫌よう、りりー君。私は幻灯屋と言うよ
衣裳部屋へ行くのなら案内は任せておくれ。先程までスタッフをしていたので場所はばっちりだよ、ん」


では、行こうか。とパートナーの腕を取る
 27627: 【ペア】【歓談・シンシア】:十 トウマ 2008/08/15 00:47:43 
パートナー達と歓談していると、突然肩に手が…
驚きの為思わずビクッとするが、少し必死そうな友人の声がしたので笑顔で振り向いた。

「と…っ、っトウマ君!こんばんは。来ていたのね」

苦笑いしている友人もドレス姿で。
普段の格好もいいけど、ドレスを着ると女性らしさupだなぁ、とか思う。

「やぁ、こんばんは。しぃ…シンシアも来てたんだ。ドレス似合ってるね。」

いつものように名を呼ぼうと思ったけれど、少し憚られた。
女性らしさupしてるからちゃん付けは変かな、って。


「会えてホッとしたな…何だかずっと緊張してて(苦笑)」

 27628: 【ペア】【歓談:アンス】:リズ リズベライト 2008/08/15 01:25:15 
それは無いと否定されて、してやったりな気持ちどころか、してやられた気分。
しかも食べられない量ではないとまでのたまうものだから、狼的胃袋をなめていたかもしれない。

「も、も、ちろん、健康のため!」

全力で肯定する自分が嘘っぽいと、自分で思うのだから相手にも筒抜けか。
ただ。
この量が健康かどうかは甚だ疑問。

「お皿に盛ったお肉を取られて悔しかったのにー」

こんな場でなければ、暴れていたかもしれない。
新しい皿を手に、肉料理を取り分ける。
野菜は山のようにある。

暫くは見たくない山だ。
 27629: 【移動・うろうろ】:りっぱ りっぱー 2008/08/15 01:27:53 
舞踏会の誘いを最後まで聞くまでも無く
即拒絶をしたが、流石に悪いと思い様子を見に来たが
歓談室を前にして挫けそうになる。

「・・・人が・・多過ぎる・・」

普段引き篭もっている自分からすれば
考えられない空間である。

しばらくボーっと立ちすくんでいた。

「・・・と、とりあえず探さないと」

キョロキョロとあたりを見回しながら歩き出した。



人の多い中を緊張しながら歩いているうちに
何故か緊張がイライラにシフトされてきて
舞踏会へ誘った人間への怨みへと変わってきた。

「・・・見つけたら、シメる・・」
 27630: 【ペア】【歓談:和微、呼宵、魁羅さん】*桜 キルシュ・ブリューテ 2008/08/15 02:19:01 
飲み物を探そうとしていたら、さりげなく制して
自ら探している紳士を見て、やはり彼はオトナだと白犬は思う
ただ、2人とも、ゆったりとした時の大陸には珍しい、活気と華々しさに満ちた空間に、なかなか緊張もとけずにいた

「でも、桜そんなに知り合いいな…いんだけど、ウン…」

パートナーの言葉を聞きつつも、瞬間、知った視線を感じ
振り返れば、よくよく見知った今日は常より些か強い金の眼―――

「…超知り合いいたデスよ、わーちゃん」

しかもアナタとおそろいの白スーツ!なんて心の中で呟きつつ
軽い足取りで義兄とパートナーの女性に近付き、満開笑顔で声をかけた

「にーさま!いらっしゃってたデスのねっ」
 27631: 【ペア】【歓談:トウマ、ミネアさん、Rayさん、ソランさん】 シンシア 2008/08/15 02:41:22 
ビクリとした彼の肩に私自身も驚いてごめんなさいと笑う。

ふと言葉の間のいつもとは違う呼び方に彼の配慮を感じて、私も変えたら良かったと少しばかり後悔。せっかくのこういう場だもの、雰囲気も大事よね。

「会えてホッとしたな…何だかずっと緊張してて」

確かにいつもより表情が固く見える。
私も苦笑いを返しながら肩を竦めて会場に来てからの気持ちを述べる。

「実は私も…。こういう場は久々で、悟られないようにしていたけど緊張し通しなの。」

ふと気付けば彼の後ろに数名の御方が。
男女の人数からしてペアとみた。
 27632: 【フリー】【歓談】アストロス アストロス 2008/08/15 02:42:28 
華やかな催しがあると聞き及び、覗きに参りました。
話すのはそんなに得意ではないのですが、賑やかな場所で皆さんの楽しそうな様子を拝見するのが好きなのです。

おそらく身だしなみはそんなに変ではない、はず……
一応髪の毛は後ろにまとめましたし、蝶ネクタイも致しました。
暑いのでジャケットではなくベストですけれど。
あ、良かった。似たような出で立ちの方が幾人かいらっしゃいます。

トレイを持った方が……

ええ、何と申しますか、少しだけ間違った方向に正装した様な気が致します。
た、多分、隅に居れば大丈夫ですよね。
 27633: 【ペア】【歓談:トウマ、ミネアさん、Rayさん、ソランさん】(続:シア シンシア 2008/08/15 03:01:52 
なるほど…などと心の中で頷いて笑顔を向ける。彼の隣の女性をチラと見て声を落として話しかける。

「緊張はこの空気だけじゃないみたいね。こんな綺麗な方がパートナーなんだもの。」

笑顔で頷き、続ける

「トウマはトウマらしく振る舞うといいと思う。変に意識しなくたって、普段からさりげない心遣いがとても優しいし、何より真っ直ぐだから。そこがトウマの魅力でしょ。」

励ますようにポンと肩を叩いて微笑むと、後ろの男女に歩み寄って一礼。

「初めまして、シンシアと申します。いい夜ですね」

挨拶ってこれでいいのかしら…。また弛んだ緊張が顔に戻ってくるのを感じながら笑顔で。
 27634: 【歓談:燐火殿】 :蓮 帰月蓮 2008/08/15 04:40:31 
壁際の椅子にて腹を休めていると、近くに不思議な空気が漂った。
目を向けると、透き通るような…いや、実際透き通っているのかも知れない、と思う程に柔らかな存在感の少女が佇んでいた。

今までに見た事の無い風貌の少女。
思わず、じっと見入ってしまう。

―どうやら、自分と同じく休息を取っている様だ。
顔には緊張と、それによる疲れが、ほんの少し伺える。

「今晩は。良い夜だな。」

ふわりと微笑んで、軽く会釈をする。
思わず話し掛けたのは、彼女の緊張を解したい思いと、見入るばかりでは失礼だという思い。
それと、同じく壁際にいる者としての親近感かも知れない。
 27635: 【歓談:燐火殿・ブレイド殿】 :蓮 帰月蓮 2008/08/15 04:47:30 
「お主の様に可憐な者が、この様な壁際で良いのか?」

手にした洋酒のグラスを傾けつつ、問うてみる。
御友人の踊りを見に来られたのだろうか。
会場にはそういった参加者も多く、その様な方々を退屈させぬようにするのも、係の者の役であるな…と、一人頷く。

―と、扉の方からまた一人、会場に入って来る者が見えた。

「……ぐっ!」

飲んでいた洋酒が、喉の奥の違う道へ入りそうになる。

黒い正装…は、此所では違和感無いが、纏う空気が怪しい。
一瞬、警備役として目を光らせたが…何という事。
怪しい男は己のよく知る者だった。

鋭い目線を配った事がバレていなければ良いが…
 27636: 【ペア】【歓談、シンシアさん・トウマさん・ミネアさん・ソランさん】 Ray 2008/08/15 14:59:59 
4人でしばらく歓談していると、トウマさんを呼びかけながらブロンズ髪の女性が加わった。トウマさんの苦笑いしながら話す表情の中に安堵感を感じるところ、古くからのお知り合いのようだ。

『初めまして、シンシアと申します。いい夜ですね』
彼女の挨拶は笑みの中に少し緊張が感じられた。

彼女の名…どこかで聞いた事がある。そう!?リリーさん(同酒場メンバー)のお姉さんだ!?

「こちらこそ、シンシアさん^^はじめまして♪リリーさんにはいつもお世話になってます♪こちらでご一緒に♪
今日は皆さんにとって、きっと良い夜となるでしょう♪」

シンシアさんの手を取りこちらの輪へ招き入れる。
 27637: 【スタッフ】ご注文のお飲み物お届けに:ライ ライファ・アルデシオ 2008/08/15 16:42:37 

厨房に戻るとドリンクの注文を伝える、今回はソフトドリンクを多めに持っていく事にし、フルーツジュースやフレーバーティー、ミネラルウォーターを・・・それからブランデーが飲めないのが残念と話していた女性用にソーダで割ったブランデーも用意しよう。

「ありがとう、では持っていくな」

厨房のスタッフに声を掛けて、再び会場へ
 27638: 【スタッフ】>ミネア氏・トウマ氏:ソラン氏・Ray氏:ライ ライファ・アルデシオ 2008/08/15 16:42:51 

「ご注文頂いた飲み物を持ってまいりました」

そう告げて、トレーを差し出す。
どうやら歓談の輪も広がりつつあるようで、ここは飲み物を受け取って頂いたら離れたほうがいいだろうと判断。

「お好きな物をどうぞ、お取りください」
 27639: 【ペア】【歓談:ゼレナリュシュ】衣裳部屋(1/2):s-f シーファ 2008/08/15 18:22:36 
どうやら彼女は、ファーを忘れてきて、借りにきたらしい。
探しに行くのが、鏡越しに見て取れる。

ほっと息をつく。
とりあえずは、見つかってお叱りを受ける危険は去ったようだ。

目を閉じるように言われ、目を閉じると、アイラインが引かれる。

「はい、終わりですよー」

スタッフの声で目を開けると、鏡に化粧された自分の顔が見られた。
見事な技だ。きちんと化粧しているのに、厚っこさが無い。
感心していると、気を使っていたのだろう、遠慮がちな声がする。

『御機嫌良う、ミス。』

心臓が口から飛び出すかと思った。
しっかりばっちり話しかけられてるではないか。
 27640: 【ペア】【歓談:ゼレナリュシュ】衣裳部屋(2/2):s-f シーファ 2008/08/15 18:23:03 
観念して謝ることにした。

「ごごご、ごめんなさいっ。置いていった事は謝る。ホントごめんっ」

両手を合わせて頭を下げる。
…が。

『失礼ですけれど、以前に御逢いした事が?』

相手の言葉に顔を上げる。
その声にも、どこかよそよそしさを感じる。

「へ? 俺の顔忘れちゃった? ゼレナリュシュ」

言いながらも墓穴を掘っちゃったかもしれないと、内心焦っていた。
合わせた手の間から、恐る恐る相手を覗く。
 27641: 【フリー】【歓談】:蒼井 蒼井 2008/08/15 20:21:14 
(友達100人て…)

背の高いウェイターとファンデム氏の口にしたフレーズを胸の中でつぶやいて、苦笑する。
(そんなには要らんよ)
まあしかし、そのつもりで気楽に行けと言うことなのだな。

混んできたホールの人波の中にちらりと、探していた悪魔の姿を見つけた。
なるほど、空色の髪の女の子と連れ立っている。
「巌…」
声をかけようとして、衣裳部屋のほうへ行く彼を目で送った。
そうか、着替えに行くのか。
そういえば、そろそろ着替え終わった華やかな姿の男女も増えてきている。
ダンスが始まれば、見事だろうな。
 27642: 【フリー】【歓談:アストロス】:蒼井 蒼井 2008/08/15 20:22:08 
手にしたシャンパンを飲み干し、もう一杯貰おうか、それとも何か少しだけ腹に入れようかと、少し逡巡する。
「あ、すまない、君、このグラスを…」
隅にいた赤毛の男に声をかける。
(あ、あれ…?)
(ウェイター、じゃなさそうだ)
(誰だこれ)…

「君、アストロスじゃないか」

声をかけてよかったのかどうか、一瞬悩んだ。
 27643: 【ペア】【歓談・トウマ殿、シンシア殿】:ミネア ミネア 2008/08/15 22:07:52 
此方を見ながら、トウマ殿に小声で何かを話している女性。
「?」
(あっれ…化粧崩れてるかな…普段化粧しねぇしな…)
見当外れな事を心配する女。

「初めまして、シンシアと申します。いい夜ですね」
「初めまして。ミネアという。良い夜だな」
丁寧に挨拶をしてきた女性に、柔らかく微笑んで名乗る。
 27644: 【ペア】【歓談・ライファ殿】 ミネア 2008/08/15 22:08:18 
「ご注文頂いた飲み物を持ってまいりました」
新しいトレイを持ったウェイターが戻ってくる。
そのトレイには色の濃いシャンパンにも見える、ブランデーのソーダ割りが乗っている。
(用意してくれたんだ…)
残りのワインをくっと飲み干し、空のグラスをトレイに戻すと、
「此方を貰おうか?」
言って、ブランデーのソーダ割りを取る。
ウェイターの耳元に
「サンキュ」
こっそり礼を述べた。
 27645: 【ペア】【歓談:リズ】アンスウェラー アンスウェラー 2008/08/15 23:35:34 
皿にフォークを入れて山盛りのサラダを口にする。
十分に空腹と言えるほど腹も減っていたから、順調にサラダは減っていく。

「これおいしいなァ…生野菜って、そもそもそんなに食べられないですよね。
そんなに濃い味がついているわけでもなし。
それを食べられるのは、やっぱりドレッシングやソースの味が決め手だと思うんです。

そしてこれは…実においしいドレッシングですね。
しかも一種類だけじゃなくて何種類もあるのがいいなぁ…
次々とドレッシングを変えてサラダを楽しむ…なんだか、野菜の新しい食べ方を見つけた気がしますよ。

リズは…それは今度こそ自分の分の肉料理かな。今度は取りませんから大丈夫ですよ、ふふ」
 27646: 【ペア】【歓談・シンシア、ミネアさん】:十 トウマ 2008/08/15 23:39:30 
緊張している理由を言わずもがな。
シンシアにしっかり見抜かれていることに驚いた。

そうなんです。
綺麗な女性を隣にして緊張しているんです。

「流石だね、シンシアにはバレバレだったか」
と、苦笑い。

「トウマはトウマらしく振る舞うといいと思う。変に意識しなくたって、普段からさりげない心遣いがとても優しいし、何より真っ直ぐだから。そこがトウマの魅力でしょ。」

ポンと肩を叩いて微笑む友人。
内心、『粗相のないように』と気を張っていただけに、あまりにも自然に言われたその言葉に、不覚にも涙が出そうになったのだった。

 27647: 【ペア】【歓談・Rayさん、ソランさん、ライファさん】:十 トウマ 2008/08/16 00:01:44 
そういえば、
シンシアの妹さんの姿を見かけたような気がする。
あとで挨拶に行こう…

歓談していると、Rayさんがリリちゃんは同じ酒場のメンバーだということがわかった。

なかなか世間は狭いんだなぁ…
なんだか的外れなことを考えるエルフ。


そうこうしている内にライファさんが新しい飲み物を持ってきてくれた。
今度はお酒以外の飲み物もたくさんのせてある。

種類を聞いてみると気になるものが…
フレーバーティーってどんな飲み物なんだろうか。
ものは試し、とばかりにそれをいただくことに。

「ライファさん、フレーバーティーいただきます」

 27648: 【ぺア】【歓談:ヒカ、アキさん、ミーティア殿】:くら クラシカジェイド 2008/08/16 00:17:32 
ぶつぶつ呟いていたら、ヒカに言われた。
「さっき、待合室でシャンパン飲んでなかったっけ?」
あ、見られてた。
多少目を逸らし気味、ぺろりと舌を出して笑って誤魔化した。
そだね、アキさんとおあいこ。

飲酒の心配は、スタッフさんに伝わったよう。
「俺は、少し羽目を外すくらいで丁度良いと思うが。」
心の広い方だなぁ。
と言って「じゃ、ジンをロックで下さい」なんて言ったらややこしくなりそうだったので、諦めた。
嫌味なく颯爽と席を外したスタッフさんの背中を見送りながら、その発言に触発されたか、ついアルコホルのボトルを探してしまう。

さておき。
念願のご挨拶も叶った。
この次は。
 27650: 【ぺア】【歓談→移動(衣装部屋):ヒカ】:くら クラシカジェイド 2008/08/16 00:35:27 
アキさんに、ドリンクカウンターの場所を伝えて後に、退席の無礼を詫びる。

そして、ヒカに言う。
「ね、衣装部屋行こう。うんとドレッシィなヒカを早く見たい。」
素直にココロウチを吐露した。

や、移動する前に。
きょろきょろと辺りを見渡して。
真白のレースペーパーの上に乗っている、職人細工のプティフル群を発見。
食べるの勿体無いなぁ、なんていうと、ごはんの供養はできません。
チョコレートをふたつ選んで、こっそりナフキンの中に忍ばせた。
後でヒカと食べよう。

「じゃあね、ヒカ、また後で。至極楽しみにしてる。」
ワタシもお仕立てしてもらおう。
 27651: 【ペア】【歓談:くら、アキさん、ミーティアさん】:ヒカ 緋華 2008/08/16 01:19:26 
「ジェイったら・・・」

なにげに言った言葉がヒットしたみたいで、悪戯を見つかった子供の様にジェイがちろと舌を出して笑ったので、逸らした目をわざと覗き込む様にしてアタシも、悪戯の共犯者の様に「ふふ」と笑って見せた

アキさんやジェイの様子からスタッフさんも、何かを察知されたみたいで
「俺は、少し羽目を外すくらいで丁度良いと思うが
 そちらのレディも、どうぞ緊張せずに楽しんで欲しい」
スマートにそう言うと、自然な動作でそっとその場を離れて行った

そうだよね、こういう緊張感も結構いいものだけど、このままではダンスも出来ないし、リラックスリラックスv
小さく深呼吸をしてみた
 27652: 【ぺア】【歓談→移動(衣装部屋):くら、アキさん】:ヒカ 緋華 2008/08/16 01:28:05 
「ね、衣装部屋行こう。うんとドレッシィなヒカを早く見たい。」
とジェイ

「え、あ、そっか、お気替えだね
ドレッシィな(照)う、うん頑張る」

何を頑張るのか自分でもよく分からないままそう答えて、アキさんに「じゃあ」とまた小さく手を振って、ジェイの後に続く

そういえば、何か食べようって言ってたのに、結局何も食べれなかったな
ドレスを着るからあんまり食べない方がいいかな
とりとめの無い事を考えつつ移動してると

「じゃあね、また後で。至極楽しみにしてる。」

「うん、アタシもv」

ずっと繋いでいた手が離れて少し寂しく思ったが、手の温もりがまだ残っているうちにと、衣装部屋へと急いだ
 27653: 【ペア】【移動中】>幻灯屋さん、リリティアさん:ales アリス・A 2008/08/16 02:13:43 
あまりに唐突だったろうかと、僅かに後悔する
けれど、少しばかり戸惑った風の挨拶と共に返ってきたのは丁寧なお辞儀
微笑ましく思うと同時に、ほっと息を吐いた

「りりーさん、ね…
 私はアリスと言うわ、どうぞ宜しく…」

ご迷惑でないようでしたら、と遠慮がちな少女の言葉に
とんでもないと首を振る

三度パートナーに手を引かれ、空いた手で少女の背を促して衣裳部屋へ歩きながら、

「此方こそ、急に声を掛けたりして…ご迷惑では無かったかしら…?」

先程の、一瞬の躊躇を思い出し、そう問うてみた
 27654: 【スタッフ】>ドロシー嬢:ミーティア ミーティア 2008/08/16 03:02:21 
声をかけた翡翠の髪の女性は、驚いたのか瞬きを数度繰り返して控えめに微笑んだ。

そのしとやかそうな表情に女性らしさをいたく感じながら、所望された甘い飲み物を選ぶ。
何が良いだろうかと悩んだ末、一つのグラスを手に取った。
「では、林檎のジュースをどうぞ。絞りたての風味豊かな一品ですよ」
スタッフをしている間だ、割りと常に砕けていたというのに、何故か畏まってしまう。
ここにきて上がってしまったのかも知れない。

「レディはあちらには行かないのかい?」
視線で歓談を楽しむ人々を示し、また女性に視線を戻す。
「いや何、壁の花にしておくのは勿体ないと思ってね」
そう、こういうのが自分らしい。
 27655: 【フリー】【歓談】:マリブ マリブ・コーコ 2008/08/16 03:17:41 
歓談・・・と見せ掛けて怪しげな行動を取る女性が一人。
辺りをキョロキョロと見回し、何やら隙を伺っている様だ。

(ん〜、本当は私もこんな事はしたくないのですけどねぇ。でも私だって生きるためには仕方の無い事なのです。)

そう心の中で呟くとすかさず・・・・置いてある食事を持参のタッパに詰め込んだ。

「ふぅ〜、これでしばらく食事には困らなそうですわね。」
 27656: 【フリー】【歓談:マリブさん】:蒼秦 蒼秦 2008/08/16 04:11:25 
食事を手早くタッパーに詰め込むマリブさん、
その後ろに隠れる様にマリブさんのドレスの裾をしっかりと握っている少女が目を丸くして見ていた。

「ふぅ〜、これでしばらく食事には困ら無さそうですわね。」
「マリブさんすごいのですー」

誰かに咎められないかと辺りを見回しつつ小声で話しかける少女

「見つからなくて良かったですー。んと・・・これからどうしますー?」
 27657: 【フリー】【歓談】壁際:刃 ブレイド 2008/08/16 05:18:56 
 男は視線にガタッと立ち上がった。
職業柄と言うのもあるが、その相手はあまりに目立ち過ぎていた。
自分より背が高い女を男はあまり知らなかった。

 グラスをあおり空になったそれをウェイターに渡し真っ直ぐ女―帰月蓮の前に歩み出た。


「…………よぉ」

緊張か羞恥かいつも以上の固い表情で片手をあげ横にいた女性に会釈した。

「………ハジメマシテ…………ブレイドだ」

 表情に従う様に言葉もまた固かった。
 27658: 【歓談:ミーティア様】:泥海 ドロシー†フェルネラ 2008/08/16 05:47:40 
声を掛けてくださったスタッフの方は甘いものをと言った自分の言葉に、手に持つトレイからさっと一つ選んで勧めてくれた。

「では、林檎のジュースをどうぞ。絞りたての風味豊かな一品ですよ」

渡されたグラスは、上品な林檎の香り。
少し気が引ける。本来ならこんな扱いを受けるような者ではないけれど。
其処此処に行き交う美しい淑女達とは、あまりにかけ離れているのだけれど。

気遣いが嬉しかったので、素直に頭を下げる。

「本当に美味しそう…ありがとうございます」

口を付けると、冷たく甘い林檎の香味が広がった。

 27659: 【歓談:ミーティア様】:泥海 ドロシー†フェルネラ 2008/08/16 06:03:29 
「レディはあちらには行かないのかい?」

更に思いがけない言葉が。
…いや確かに、壁際に一人では一番考えられる問いだけれど。

「いや何、壁の花にしておくのは勿体ないと思ってね」

それが彼の本来なのだろうか、気さくで砕けた感じが少し緊張を解いてくれる。
言われた事には、やはり恥ずかしくなるのだが。

「お友達は、そんなに多くありませんの。お邪魔になってもいけないし…どちらにしろダンスの途中くらいには帰らなければならないから、雰囲気だけ楽しませていただこうかと」

そんな者は、この場に居るべきでないと思われるだろうか。




 27660: 【ペア】【歓談:桜、呼宵くん、魁羅ちゃん】:和 和微 2008/08/16 11:55:06 
…何となく、痛い視線を感じる。
ピリピリする首筋を撫でながら、軽やかな動きで傍を離れる少女の動きを追った。が。

「――わぉ」

自分をジトと見つめる視線に思わず呟き、頬を掻いた。
熱視線。友好的なんてカテゴリには決して入らないだろう、強烈な。
存在を聞いてはいた『にーさま』に会うのは初めてだが、ここは和やかにいきたい。できれば、穏便に。

「えぇと…初めまして、桜のお兄さん」

ワビです、そう続けながら彼のパートナーを見遣り、目を瞬かせた。

「…久し振りだなぁ、魁羅ちゃん!」

何年振りかに会った、看板娘。
世界は意外に狭いとはいえこんな形で再会できるとは思いもよらず、自然と顔が綻んだ。
 27661: 【ペア】【歓談:アンス】:リズ リズベライト 2008/08/16 12:30:34 
七色ドレッシングを堪能している彼を見て。

「狼って草食でしたっけ」

自分が盛ったことなど棚に上げて。
生野菜をずいぶんと美味しそうに食べるものだから、少し興味がわいた。
彼の山盛りサラダを少し横から取ってみる。

「…美味しい…」

確かに。
ドレッシングやソースは美味。野菜を引き立てる味。
なのだが。
混ざった部分はそれこそ味の革命としか言えない気がした。

その後、不自然なほど手持ちの皿に手をつけた。
革命は大成功か。

「…ね、アンス。飲み物欲しい」

服を引いて。
こんな改まった場所は、勝手が分からない。
頼らざるを得ないのは少し申し訳ないけれど。
 27662: 【歓談:帰月蓮様、ブレイド様】:蛍 燐火 2008/08/16 20:44:51 
壁際で休んでいる幽霊。会場を見渡すと本当に人が多い…
賑わっている会場をぼーっと見ていると突然横から声をかけられた。

「今晩は。良い夜だな。」

…ちょっと吃驚したのか、びくっと体を強張らせた…が、
声をかけてきた女性の微笑で落ち着いたようだ。

「…こんばんはっ。とても素敵な夜ですね。」

つられて軽く会釈。そんな挨拶をかわすと…
壁際でいいのか、と聞かれたり。

「…こういう場はあまり慣れてなくて…
…緊張で少し疲れちゃいまして。
壁際で少し休憩…です。ふふっ」

…話しかけてきた女性はとても派手なドレス姿。
しかしその派手な色でも美しく着こなしている。
少々…窮屈そうですけど。
 27664: 【歓談:帰月蓮様、ブレイド様】:蛍 燐火 2008/08/16 20:55:47 
そんな美しいドレス姿の女性がグラスを飲む姿は
とても絵になるほど綺麗だ。
……が、なぜがぐっっと咳き込みそうになっている。
大丈夫…?っと心配そうに見つめると…
一直線にこちらに歩いてくる男性が…。

再びビクリと吃驚幽霊。

…手を上げて女性に声をかけている。
なんだか女性の知り合いみたい。
一直線に歩いてきた彼も緊張しているみたいで顔がとてもかたい。

私以外にも緊張している人いるんだ…
と、安心した幽霊は落ち着いたようだ。

「…こ、こちらこそはじめましてっ
…蛍、っとい、言います…!」

そんなかたい表情のブレイド様につられて
何故か落ち着いたはずなのにかちこちでぺこりっとお辞儀。
 27665: 【ペア】【移動中】>アリスさん、幻灯屋さん:りりー リリティア 2008/08/16 23:30:31 
「ご、ご迷惑なんてとんでもないです!実は迷子気味でしたので助かっちゃいました」

衣裳部屋へ促されながら、私はお2人に微笑む。
歩きながら、じっとお2人を観察する。
う〜ん、歩き方からして私と違って上品だ…。
こうかな?こうかな…と1人歩き方を研究する。

ふっと取られた腕が眼に映った。
ちょっとだけ羨ましいと思うと同時に、今しがた別れたペアを思い出した。

幻灯屋さんと目があった。
「あ…、私、ペアの方とは着替えた後に会う約束をしているんです。迎えに来てくださると思います」
優しげな微笑をくださった紳士に笑顔を向けた。

そろそろ衣裳部屋に着く頃だろうか?
 27666: 【ペア】【歓談:リズ】アンスウェラー アンスウェラー 2008/08/16 23:45:01 
「うん?飲み物ですか?
ええ、いいですよ、待っててくださ…いや、一緒に来てくださいな」

こういう場合、ふとしたきっかけで互いを見失うと、えてしてそのままはぐれてしまったりするものだ。

「何がいいでしょうね…折角だから、最初の一杯はお酒にしておきましょうか。
縁起物じゃありませんが、定番、みたいな感じで。二杯目からは、もしあれならお茶でもいいですし」

さて、酒と言っても色々あるが、料理と一緒に楽しむのなら、飲みやすいものがいいだろう。
近くの給仕を呼び止めると、スパークリングワインを持ってこさせる。
良く冷えたグラス。
「はい、どうぞ。
あまりアルコールは強くないものを頼んでおきましたよ」
 27667: 【フリー】【歓談:蒼井さん】:アストロス アストロス 2008/08/17 01:02:24 
ああ……やっぱり……

「あ、すまない、君、このグラスを…」

目立たないように広間の端に居たのですけれど、案の定私を係の方と間違えて声をかける方が……

「…………いえ、私は」

おや?どこかでお会いした様な紳士が目の前に。
髪型がいつもと違うので一瞬判りませんでしたが。

「ええ、実は正装というのを間違えてしまいまして……
 問題があるかと隅に居たのですけれど。
 ……着替えた方がよろしいですか?」

内心非常に困っていたので縋る様な目を向けてしまいました。
彼が困るのは判っていたのですけれど。
 27668: 【スタッフ】>ドロシー嬢1/2:ミーティア ミーティア 2008/08/17 02:45:44 
礼を言ってグラスに口を付ける仕草もたおやかだ。周りに居なかったタイプの女性である。
だからこそ緊張してしまったのかも知れない。

幾ばく緊張のほぐれた様子で雰囲気だけでも楽しみたいと言った彼女に、やはり勿体ないと思った。
「都合があるなら無理は言えないな。楽しんで貰えるならばスタッフ冥利に尽きるけれども」
壁の花たる彼女の笑顔を見られたことを素直に喜ぶことにしよう。
会場内を満たす花々の囁きが少しでも彼女の楽しみになればいい。

彼女の視線に映る世界はどんなものだろうとまた会場内へと視線を移す。
そこに見間違えようのないピンクと黒の髪を見付けて吹き出しそうになる。
 27669: 【スタッフ】>りっぱー2/2:ミーティア ミーティア 2008/08/17 02:46:45 
「失礼、レディ。急用を思い出した」
彼の人を放置しておくと後が怖い。
女性をまた一人にしてしまうことは非常に心苦しいが、一礼をして家主の元へと向かった。

舞踏会の話をしたら、誘う間もなく断られた相手が会場内にいることに驚きを隠せない。
人混みが苦手なのは重々承知しているのでその珍しさに今夜の天気の心配をしてしまう。
…ああ、こんな事を思っているのがバレたら尚更後が怖い。

「ハニー、そんなにイライラしてたら可愛い顔が台無しだぜ?」
まず、飲み物はいかがと話しかけてみることにしてみた。
 27670: 【歓談:レンヴァルドさま、千紅叉さま】怒涛の連れす、失礼をば…っ(土下座:りあ ルクリア 2008/08/17 03:51:24 
「ありがとう、御座います…vふやぁ、桃の良い香り!…しゅわしゅわ…お、面白い…っvv」

軽く会釈をして、グラスを受け取り。

甘く爽やかな桃の香りを堪能しつつ、目にした事のない「たんさん、たるもの」に暫し、見入る。

しゅわしゅわと泡が弾ける度に、その瞳の輝きもまして。

「ちーちゃんさま、ちーちゃんさま!しゅわしゅわ凄いのです…っ!ほら、見て下さいまし…っ!綺麗、綺麗…っ!」

思わず、近くに居た紳士の袖口を引っ張り。

背の高い彼に良く見えるようにと、グラスをめいっぱい掲げながら、ヒトの文化は凄い、とか。素頓狂な事を口走って。

背の白翼は嬉しさを示し、忙しなくぱたぱたと揺れていた。
 27671: 【歓談】くるくるとご機嫌に踊った後:りあ ルクリア 2008/08/17 03:56:09 
「そ、それでは、いただきます…っv」

グラスを両手で持って、口を付ける。
唇に、しゅわっとした刺激を受けて。

「ぅゃっ!」

吃驚して、奇声をあげて固まる。

スタッフさまの仰った「一気に飲まないように気をつけて」
という言葉を、ここでやっと理解する。

…その一言がなければ、非常に危なかった。この花香の少女の事。確実に一気飲みをして、げふっと噴出した事でしょう。

落ち着いて、ゆっくりと一口飲み込んで見る。

口内に感ずる刺激と、胸が焼けるような感覚に、一瞬目をきゅっと瞑って。

その後に、口内に広がる桃の香りと、爽快感にを目を瞬いて。

それを繰り返し、あっという間にグラスを空にした。
 27673: 【歓談:レンヴァルドさま】幸微笑で羽根を揺らしつつ:りあ ルクリア 2008/08/17 04:05:46 
「ごちそうさま、でした…vとても美味しかった、と…楽しかったです…っ!ありがとう…v」

「えぇと…空ぐらす、はお返しすれば…宜しいのでしょう、か…?」

謝辞を述べた後、おずおずと、グラスをスタッフ様に渡す。


この後、どうしようかとふと考えて。

「食べたいときが美味しい時、食べたら?」

と、先程白い魔族さんに言われた事を思い出す。


(そ…それなら…す、少しだけ…。)

目の前のテーブルには、食べてと言わんばかりに輝く、美味しそうな籠入りフルーツ達。

いそいそと、お皿とフォークを手にとって。

先程自らを誘惑した(?)パイナップルをお皿に移して、そのひとかけらにフォークを刺す。
 27674: 【歓談:アッシュさま、クィスさま】ぱいなっぷるをぱくりと食べて:りあ ルクリア 2008/08/17 04:06:59 
(お、おいしい…っ!)

ぱくぱくと、次々口に放り込む。

頬いっぱいに詰め込んで、もきゅもきゅ、もきゅもきゅ、と至福の表情で咀嚼して。

皿に取った果物を完食すると、皿に移さず、直で籠の中の果物に手を付け出した。

「ちょっとだけ」…で、止まるわけがなかった。


途中で、「迎えに行って来る」と
その場をさった白い魔族さんに

「あっひゅさま、いってらっひゃいまひ…っ!」

もきゅもきゅしながら、ぺこりと頭を下げる。

その行く先を見守っていると、鮮やかな髪色の女性が目に止まる。

(しっぽのおねいさん!)

フォークを咥えて。羽根をぱたつかせて、嬉し気にぶんぶん、と大きく両手を振った。
 27675: 【歓談:再びレンヴァルドさま&千紅叉さま】:はむすたーの如き鳥類:りあ ルクリア 2008/08/17 04:10:36 
籠の中の果物をすっかり完食した後に、我に返る。

(…わ…わ…わたし…っ!や、やってしまいました…っ!)

頬を染めて、俯く。

(逃げねば…っ!)

「すたっふさま、ご、ごめなさいまし…っ!そこのてーぶるの果物、切れてしまったので…お手数お掛けして申し訳御座いませんが…ほ、補充を…お、お願い致し…ま…す…っ」

居た堪れなくて、目もあわせられぬまま、テーブルを指差して深々とお辞儀をする。

「ちーちゃんさま、ご、ごめなさいまし、わ…わたし…すこぉし…席を外します…っ」

傍に居た紳士にも、ぺこんと頭を下げ、ふわりと舞い上がる。

普段の少女からは想像出来ない早業で、その場を飛び去った。
 27676: 【歓談:蒼井さま、アストロスさま】天井近くをこっそり飛びながら:りあ ルクリア 2008/08/17 04:16:04 
(あのお方は…っ!)
『お花のよう』と一方的に親近感を感じていた、鮮やかな橙髪の男性が、目に入る。

先程、グラスを掲げて微笑んで下さっていた、から。

(話しかけてもご迷惑ではないでしょうか…っゆ、勇気を出してみましょ…っ)

ぐぐっと拳を握り締めてから。
ふわりと、その男性の前に舞い降りた。

すると、同じく花の如く鮮やかな、紅髪の男性とお話中だった模様。
お邪魔してしまった!と、内心おろつきながらも、何とか声を絞り出す。

「ぁ、あの…お話中、失礼をば…っ!わたしは、ルクリアと申します…っ。ご一緒させて頂いても…宜しい、でしょうか…?」

お二人に深々と頭を下げた後、不安げに首を傾げた。
 27677: 【ペア】【歓談:アンス】:リズ リズベライト 2008/08/17 11:48:20 
渡されたグラスの中身は、キラキラと光っていた。

「ありがとうございます」

受け取って、少し口に含めば弾ける感覚。
なんだか不思議だった。

ふと。
彼の手元を見遣って。
彼は何を飲むのだろう。

「アンスは、何を?」

同じものだろうか。
それとも全く別のものだろうか。

興味と疑問は尽きない。
 27678: 【スタッフ】>休憩、友人の所へ:ライ ライファ・アルデシオ 2008/08/17 12:13:12 
無事お客様を見失わずに注文の物を届け・・・
それぞれ、喜んでもらえた様子でホッとした。

「では、私はこれで・・・また何かありましたらお呼びください」

そう告げて歓談を楽しむお客様に一礼し、その場を離れた。
少々素っ気なかったかと思いつつ(心配性)、
一度スタッフの控え室に戻り、ウェイター服の上から黒のジャケットを羽織る。
少しの間だが休憩を貰い、友人と歓談を楽しむ事にしよう。
 27679: 【スタッフ】>休憩歓談・サララ:ライ ライファ・アルデシオ 2008/08/17 12:14:10 

白い髪、白い耳で白い尻尾のワーキャットの友人。
入り口付近で会おうと話していたので、そこを重点的に探して・・・

「ん?アレ、か・・・?」

アレと言うのも失礼だが、なんとか友人の姿を見つけて安堵する。
どうやら友人の方とも会えている様子でよかった、一人では不安だと聞いていたので。


「サララ、悪い待たせた・・・と、友人はどこか行ってしまったか?」

すまないと苦笑し、足早に隣へ。
見つけた時に見た、友人方々はどうやら移動したようだ。
 27680: 【歓談:スタッフ様、クラシカさん、ヒカ、ライ】:秋 アキ=サララ 2008/08/17 12:47:30 
ミーティア氏に「羽目を外すくらいで丁度いい」と教えられ、クラシカさんとヒカに笑ってみせる
ミーティア氏にありがとうと一言いっていると、どうやら友人二人は衣裳部屋に移動するみたいだ

ヒカならすごく綺麗になるだろうなと思いながら友人たちに手を振り、その場を別れる。

さて・・・ライはまだか?

そう思いながら辺りを見回すとよく聞く声が

「サララ、悪い待たせた・・・と、友人はどこか行ってしまったか?」

声のする方へ振り向き、ほっと安心した顔をしてしまう。

「お疲れさま。こんだけ人が多いとスタッフの仕事も大変そうだな。」
笑いながらお揃いの銀髪紅目の闇天使を労ってみる。
 27681: 【ペア】【歓談・Ray殿、トウマ殿、ミネア殿、シンシア殿】:ソラン ソラン=シレジア 2008/08/17 14:27:10 
「初めまして、シンシアと申します。いい夜ですね」

トウマ殿と話していた女性がこちらに挨拶にくる。
これはまた落ち着いた雰囲気の方だな。

「自由騎士のソラン=シレジアといいます。よろしく。
 ああ、この一時を大切にしたいね」

こうやって見てみると、結構色んな繋がりがあるものだ。
私も途中、知った顔を何人か見た。
最近は戦場に出ることが多かったので、こういう場は久々だ。
と、少し物思いにふけながらグラスに口を付けた。
 27682: 【歓談:和微さん(てんちょー)】:魁羅 魁羅 2008/08/17 15:12:21 
魁羅の隣で、緊張した顔で挨拶する男性がいる。

・・・・

じー。

・・・・

あっ!!

『…久し振りだなぁ、魁羅ちゃん!』

そういわれたのと同時に、
思い出した!(ぇ

「てんちょー!!お久しぶりなのw」

とりあえず、思い出していたのをごまかして挨拶をしてみた(ぇ

「お元気そうで、何よりなの!もう少しで、知恵熱出ちゃうところだったけど・・ぁ。」

ここは、笑顔でごまかそう・・(マテ
 27683: 【スタッフ】:アンリ アンリエッタ 2008/08/17 18:05:37 
着替え時に、キャップで長い髪を一纏めに結った。
身なりを整え終わると、板がついたように見えるだろうか。
トレーを片手にスタッフルームの扉を開けるなり、一斉に遠退いていた喧噪が雪崩込む。

観談室は華々しい語らいで満たされており、扉を閉める音は掻き消された。
判別の難度が絶賛上昇中。
耳を澄ませども、他のスタッフの位置把握すら危うい。

それにミーティアさんは確か、踊られるのだったか。
他の方々も休憩取れているのかしらと、疑問を抱くが忙しさは光栄の証である。
開催時に厨房から抜け出て正解だった。
慌てるとまた粗相をやらかすし、己は自分のペースを貫こう。
目立たぬ風情を装いながら壁際を歩き出す。
 27684: 【スタッフ】【歓談・黒桜姫】:アンリ アンリエッタ 2008/08/17 18:08:19 
澄ませた耳が、雅な異国風の物言いをする少女の言葉尻を拾い上げた。
戦ばかりがこの世の――
全くもって同意だ。
宝石を凌ぎ、なおかつ価値を計れぬ一夜と言えよう。

一人で気儘に過ごされているらしい様子に気を惹かれ、惹かれるまま足を向ける。
蝶に似ているこの方は何処の姫君かしら。
ほんのひととき留まる場所にはならぬだろうが、彼女の独り言に言葉を絡めた。

「そうですね。戦続きでは疲弊し混迷されるばかりでしょう。
 舞踏会にようこそ、麗しき方。
 今宵は息抜きとなれましょうか…必要な物はございませんか?」

軽く笑みを浮かべて会釈する。
小首を傾げて伺いを立てると、トレーを両手に持った姿勢で待つ。
 27685: 【フリー】【歓談>シーファ?】衣装部屋: ゼレナリュシュ 2008/08/17 22:38:50 
振り向いた彼女の姿に、不覚にも見惚れてしまう。

深紅のイブニングドレスは艶やかなデザインながら、飾り過ぎず。
髪色、ルージュの配色と相俟って、統一された雰囲気を醸し。
その翼は新雪も霞むばかりの純白を湛え、光を柔らかに弾いていた。

「顔を御上げ下さいませ、ミス。こちらこそ失礼を」

嗚呼、はやり以前に顔を合せた事が。
開口一番、何故か我に謝罪する彼女にそう促す。
その麗しき姿からは想像も出来ないような口調だった事を、
少々おかしく思いながらも。

「非礼を御許し下さい。ええ、恥ずかしながら。
 既知の方の容姿を忘れてしまうなんて」 

此所最近は記憶力が怪しくて、と苦笑混りにそう告げた。
 27686: 【歓談】入り口付近にて:錐 錐玖 2008/08/17 23:45:18 
「…ほぅ、随分賑わっている様で。」

顔には銀の仮面、そして漆黒のタキシードに身を包んだ一人の男。

入り口で係りの者に招待状を見せ、中に入ったのは良かったものの…
男は会場内のあまりの人の多さに圧倒され、しばらくその場を動けずにいた。


「…さて、これからどうしたものでしょうかね。」

知り合いを探そうにもこの大勢の人の中、掻き分けて行くのは困難。
だからと言ってただボーッと突っ立っているわけにもいかず…取り敢えず先ずは何か飲み物をと近くを通りかかったウェイターに声をかけた。

「すみません…ワインを一杯いただけますかね?」
 27687: 【歓談:リズ】【ペア】アンスウェラー アンスウェラー 2008/08/17 23:47:19 
「私?そうですね、最初の一杯は白ワインでしたけど、飲んじゃいました」
見ての通り、という感じで、両手には何も持っていない。

「折角だから、私もリズと同じものにしようかな。
まだまだこれで2杯目、酔うのには程遠いですから」
そう言ってリズと同じスパークリングワインのグラスを受け取ると、別のテーブルへと向かう。

「サラダはおいしかったですが、そろそろメインが食べたくなりました。
リズも、肉に続けて肉は辛いでしょう。
あちらでは焼きたてのピザが食べられるようですよ。
このスパークリングワインと相性も良いですし、早速食べに行きましょうか」
手を引いて、香ばしいにおいのするテーブルへ近づいていく。
 27688: 【歓談:幽祢さん】会場への入り口で:ミツキ 密月 2008/08/17 23:50:53 
舞踏会場の大きな重い扉が開く。
それがまるで異世界との境であるかのように、目の前には見たこともないような光り輝く空間が現れた。
煌びやかな夜会服に身を包んだ人達の談笑が耳を覆う。
光景に圧倒されて、着慣れぬ正装への違和感も吹き飛んだ気がした。

「うわぁ…っとと」

凄い、と感動を映した大きさの声を上げようとして押しとどめる。
場違いな大声を出しちゃいけない、ここは紳士のように振舞わないと。
共に会場に着いた連れを振り向いて

「凄い、凄いね!何処もかしこもキラキラしてるよっ」

言った言葉は、結局紳士らしさよりも素直な感情が前に出てしまっていた。
 27689: 【ペア】【移動→衣裳部屋】>アリス君、リリティア君:幻灯 幻灯屋 2008/08/18 00:14:51 
3人で連れ立って衣装室へ
合間合間に飛んでくる視線に思わず頬が緩みそうになる
此方と自分の足元を見て悩んでいる少女
まるで昔の自分のようだ

我慢できなくて思わずくすりと笑みが毀れた

と、彼女と目が合う
見られていたのを気付かれたかな?と思いながら

「ペアが居るのだね。ふふ、それなら安心だ」

笑みを返して視線を隣へ
そろそろ着くよと、軽く話しかける

言葉通りに少し歩けば衣裳部屋の入り口

「此方が衣裳部屋だよ。此処で一旦お別れだね」

二人に対して扉を示し、男性用と女性用に分かれた入り口の女性用にパートナーをエスコート
別れ際に囁いて自分は男性用の扉へと

また後で、レディ・アリス
 27690: 【歓談・・・では決してない:和微さん】:呼宵 呼宵 2008/08/18 01:42:43 
青髪のニーチャンを睨むガンつけるメンチきる

そりゃもう、前屈みで両手をポケットに突っ込み、下段からねめつける
古から伝わるクラシカルなチンピラスタイルである

視線の圧力に耐えかねたか、呆れたか
青髪ニーチャンは一応の挨拶の後
隣の魁羅ちゃんに話しかけ…

なぁにぃぃぃぃ?桜というものがありながら
早速、違う女に色目を使うかっ!?

そんな義兄バカ…
いや、バカ義兄極まりない偏見フィルターを通して見た結論は

こ の 男 信 用 な ら へ ん で

「えぇい、貴様ー
ウチの子と踊りたくば、まずはボクを倒してからに…」

果てしなく思考の飛躍と暴走を繰り広げる
そんなバカ義兄クオリティ
 27691: 【歓談:アストロス】 : 蒼井 蒼井 2008/08/18 02:08:45 
あああ…
やはりウェイターでなく、知り合いだったか。
見たところ、どこが変だという格好でもない。
きちんとタイもしているし、髪もまとめられている。
いつになく背筋の伸びた、きれいな姿だ。
何故、ウェイターと間違えたのかな、と自問する。

「…別に、間違い…というのは無いと思うのだが…」

縋るような目を向けられては放っておくわけにも行かず、頭の中で必死に間違い探しをする。

「…ああ、上着、上着を着ていないから…か?」

上着は大切だ。

「いったん帰って上着を着てくればいいんじゃないか」

そう言ってみたが

(そのまま臨時ウェイターとして立ち回る、に一票)…心の中で勧めてみる。
 27692: 【歓談:ルクリア嬢】 : 蒼井 蒼井 2008/08/18 02:10:27 
そんなやり取りをしていると、ふんわりとどこからか甘い香り。
これだけのレディたちも集う間だから、香水ももちろん香るだろう。
ああ、でも、花の香りだ、これは。
すると小さな羽風を感じ、ふわりと舞い降りた小さな女の子がそばに居た。
おや、先ほどの…
その紅潮した頬、やや不安げな表情と仕草に、思わず腰をかがめて目を合わせる。

「初めまして、ルクリア嬢。私は蒼井、という。こちらは友人のアストロス」

ああ、くちなしか。それに、もっと花の香り…
甘い香りに、思わず笑みをこぼす。

「話というほどの話をしていたのではないんだ。ご一緒できれば、こちらこそ光栄だ」

改めて頭を下げる。
果物の香りも、する。
 27693: 【歓談:燐火殿・ブレイド殿】 :蓮 帰月蓮 2008/08/18 06:42:40 
突然の声に驚かせてしまったか、びくりとして此方を向く少女。
しまった…と思ったが、柔らかく返ってくる返事にほっと胸をなで下ろす。
ふふっ、と笑う姿は、月夜に香る花の如く。
本当に、壁際に咲かせておくのが勿体ない…と思う。

喉に掛かりかけた水分を咳払いで元の道に戻し、緊張で疲れてしまった…という彼女に、うんうん、と頷く。

「うむ、いつもと違う雰囲気に、此だけの人の多さ。どう在っても緊張してしまうな。」

かく言う自分もそうなのだが―と、苦笑しながら付け加える。


すると、前の方からこれまた緊張した面持ちの男がやって来る。
 27694: 【歓談:燐火殿・ブレイド殿】 :蓮 帰月蓮 2008/08/18 06:56:49 
「…………よぉ」

少ない口数はいつも通りだが、上げた手が『ギギギ』と音を立てそうだ。
思わず笑いそうになるのを堪える。
…が。
少女への挨拶を聞き、堪えは破綻し盛大に吹き出してしまう。

「ぶっ!………!!」

口元を押さえ、俯いて必死で笑いを抑える。
(固い…!固すぎる…!!

丁寧に挨拶を返す少女の声に、はっと我に返る。
そう言えば、話し掛けたにも拘わらず自分は名乗っていない。
何たる非礼…と急いで少女に向き直り、深く礼をする。

「済まぬ、名乗りが遅れた。私は蓮という。宜しくな。」

そして男の方にも向き直り、満足そうに微笑んで言った。
「もう寂しくないぞ。」
 27695: 【ペア】【歓談・朔耶さん】:ネス ネスカート 2008/08/18 11:34:34 
「…今宵はよろしく頼む」
そう言って微笑んでくれた朔耶さんの顔は印象的だった。
男前ってやつかしら…
ううん、知ってたけど、改めて認識したって感じかしら。

「えっと、あぁ、ネクタイ曲がってるわ」

そう一言言って、グラスを近くのテーブルに置き、朔耶さんのネクタイを結び直してみる。
肩越しにティエンマさんがいつの間にか厨房の方に向かっていくのが見えた。

「いつの間に。……これで良し、真っ直ぐになったわ、ネクタイ」

そう言って彼の胸元をポンっと軽く叩いた。
 27696: 【ペア】【歓談:アンス】:リズ リズベライト 2008/08/18 11:50:17 
肉を食べたせいか、満足していたけれど。
彼は野菜が殆どだったことをすっかり失念。
メインといわれて驚いたとは、とても言えない。

テーブルからは食欲をそそる香り。

皿を手に、切り分けられたピザを取って、

「アンス、どうぞ」

サラダを盛りすぎたことや失念したことへのささやかなお詫び…
とも言えないが。
彼より早くテーブルについて差し出す。

それにしても…

「この匂いは反則ですね。食べても食べてもお腹が減りそう」

口にしたスパークリングワインは、相変わらず美味しい。
 27697: 【ペア】【歓談:ゼレナリュシュ】衣裳部屋1/2:s-f シーファ 2008/08/18 16:14:37 
『顔を御上げ下さいませ、ミス。こちらこそ失礼を』

どうやら彼女は本気で自分の正体に気づいて居ないようだ。
それほどまでに化けてしまったのだろうか。
ならば騙し続ける事も、いやしかし…などと悪魔と天使が心の中で戦っていたり。

『非礼を御許し下さい。ええ、恥ずかしながら。
 既知の方の容姿を忘れてしまうなんて』

「非礼だなんてそんな」

彼女に謝られるとかなりくすぐったい。
凛としたイメージが強かったが、柔らかい声が今は心地よい…が。
それが、逆に罪悪感を感じさせる。
 27698: 【ペア】【歓談:ゼレナリュシュ】衣裳部屋2/2:s-f シーファ 2008/08/18 16:15:03 
「俺だよ、俺俺。シーファだよ、ルナの友達の」

という訳で、自分から種明かしをする事にした。
詐欺っぽい口調になったのは置いておいて。

「こないだの天翼戦ではごめんな、置いていっちゃって」

立ち上がり、丁寧にお辞儀をして、改めて謝る。
しかし、何故か。
自分を見つめる彼女の瞳が、どうにも恥ずかしくてくすぐったい。
 27699: 【歓談:ミーティア】:りっぱ りっぱー 2008/08/18 19:45:31 
「これだけ人がいればイライラもするわ。」
そういいながらミーティアの足の上にそっと足を乗せる。

「誘いを一瞬で断わったのが流石に可哀想かなと思ってちょっとだけ覗きに来てあげたのよ。」
そして、周囲から気付かれないよう表情は変えず
静かに体重を掛けていく。

「私がいない方が羽を伸ばせて良かったかしら?」
ぐりぐりと足を動かしてみたりする。


「あ、飲み物は何でもいいわ。
お酒じゃないほうがいいわね、酔って何するかわからないし。」
踏んでいた足を外してミーティアを開放した。
 27700: 【ぺア】【着替え】衣装部屋:ヒカ 緋華 2008/08/18 21:13:24 
「ここかな?」

そっとドアを開けて中に入ると、とたん甘い香りに包まれる
香水の香り?それとも化粧品?

「お邪魔します」と中に居る人達に小さく会釈しつつ、端の方の鏡の前に移動する
そこで来る途中でお仕立て屋さんから頂いて来た衣装の箱をそっと開ける

「わっ、素敵!可愛い!」
思わず小さく叫んではっと口を押さえる

緋色のベアトップで裾にフリルの付いたドレス、共布のロンググローブに、薔薇のチョーカー
それらを丁寧に取り出し、鏡の前で合わせてみる
なんだか気恥ずかしくて、嬉しくて心臓が踊り始める

(素敵なお仕立てありがとう)
心の中でお仕立て屋さんに感謝の言葉を告げて、着替え始める
 27701: 【歓談:密月】入り口から会場の中へ:幽祢 天法院幽祢 2008/08/18 21:15:08 
眼前に展開している光景。煌びやかな光の乱舞。
普段の己とはとんと縁がないであろうそれに若干の眩暈を覚える。
目を細めて会場内を見渡せば、綺麗に着飾った参加者達。
もともと人混みはお世辞にも好きとは言えない自分。
それでも。

「こりゃ確かに凄いわ。随分力入れて準備したンだろうな」

視線を転じて隣で嬉しそうに笑うパートナーを見れば、来て良かったと素直に思える。
彼がわざわざ仕立ててくれた礼装を無駄にしない為にも。

「ほら行こうぜ?こんなトコで突っ立ってても仕方ねェ。エスコートしてくれるンだろ?」

きちんと整えられた密月の髪を乱さないように注意を払ってその頭を軽く撫で、中へと一歩踏み出した。
 27702: 【ペア】【起床・衣裳部屋にて】:S Sanctuary 2008/08/18 22:06:09 
大分衣装部屋の前が
賑やかになってきたようだ。

少年はふと瞼を開ける。
流石に
寝転がったまま
出迎え…と言う訳にもいかないだろう。


「…ん。」


伸びをすると
髪を調え…珈琲味のする
細長い煙草をポケットから出し一服。


流石に退屈に
なってきた…ならば
元に戻れば良いのだが
気紛れな性格なのでそれはせず
誰かが入ってくるのを待つ。

「そろそろ…スタッフも
こちらに来るのでしょうか」
 27704: 【歓談:ミーティア様→フリー】:泥海 ドロシー†フェルネラ 2008/08/18 22:54:46 
「都合があるなら無理は言えないな。楽しんで貰えるならばスタッフ冥利に尽きるけれども」

給仕の方はそう言って、会場に目を向けた。
感謝の意を込めて小さく礼をする。
と、彼の視線がどなたかを捉え、何だか慌てたように言う。

「失礼、レディ。急用を思い出した」

元々忙しい立場の方なのだから、自分に構っていただく事すら申し訳ないのに。
ありがとうございました、お気になさらずどうぞ。と後ろ姿にもう一度深く礼をする。

そしてまた会場に瞳を巡らせる。今度は美味しいジュースを共に。

…少しなら、踊りたいかもしれない。
ドレスがないからどの道無理だけれど。
相手もいないけれど。

少し、残念かもね。

 27705: 【スタッフ】>休憩歓談・サララ:ライ  ライファ・アルデシオ 2008/08/18 22:55:21 

「お疲れさま。こんだけ人が多いとスタッフの仕事も大変そうだな。」
「あぁ、しかも知らない方だらけで緊張して仕方ない」

微苦笑しそう告げれば、近くのテーブルから皿を取りいくつか食べ物を取る。タイミング良く来れて良かった、友人が去った後、一人では不安だろうから。
良く知った相手に緊張も解け、硬かった表情が自然と穏やかに変わる。
緊張しっぱなしで小腹が空いてるんだと笑って、暫く食事と歓談を楽しむ事にした。

「遠慮せず食べるといい、ここに出ている料理は美味いぞ?実はこっそり厨房で味見させてもらったんだ」

つまみ食いじゃないからなと、一応付け足して。
 27706: 【歓談・燐火さん、蓮さん】:刃 ブレイド 2008/08/18 23:28:31 
「…………コチラコソ」

 さらに下げられる頭に黒髪の男もさらに頭を一度下げる。
緊張のせいか普段からぞんざいな態度はさらにそのぞんざいさを増している。
雰囲気に呑まれているのかようやく見つけた知り合いにも緊張は変わらない様だ。

その緊張が体にも伝わったのか男の手がそわそわと動き、後頭を掻く。
どうやらいつも持つ剣がないのが落ち着きのなさに拍車をかけているらしい。

「………こんなとこ来んのも初めてだからな…」

噴き出す知人をジロリと見ながらバツが悪そうに頭を掻く。
だが微笑む知人に男も小さく笑い肩を竦めた。

「……そいつは良かったな」
 27707: 【歓談:リズ】【ペア】アンスウェラー アンスウェラー 2008/08/18 23:48:08 
「ああ、ありがとう」
リズから差し出された皿にはピザが乗せられていた。

「おお、これは…ピザ・マルガリータじゃないですか。
トマトの赤、チーズの白、そしてバジルの緑…このシンプルなピザが一番好きなのですよね、私。
誰にも言ったことはないと思いましたが…それでこれをもって来てもらえるなんて、実にラッキーですね」

リズに感謝しつつ3色のピザを口に運ぶ。
「いや、うん、すごく美味い」
そう言いながら、気が付けば自分ばかりが食べていたことに気が付く。

「リズはまだピザを食べていないようですけど、良かったらも食べますか?
実はもうお腹が一杯だ、なんてことがあったら遠慮名く言ってくださいね」
 27708: 【歓談:蒼井さん・ルクリアさん】:アストロス アストロス 2008/08/19 00:43:37 
「上着……ですね。」

助け舟を出して下さったのだからその通りにしようと思ったのですが、何故微妙な顔をしていらっしゃるのでしょうか。
もしやご自分が仰ったのとは違う何かを期待しておいでですか?

どうすべきか悩んでいると、目の前に綺麗な布が。
……ではなく、可愛らしい女性が薫香を運んでいらっしゃいました。
一瞬私の(おそらく派手な色の)頭に目を向けた彼女は蒼井さんに御用がおありの様子。

「ええ、どうぞ。ルクリアさんと仰るのですね。
 お初にお目にかかります。紹介に預かりましたアストロスと申します。
 ……どうかそんなに緊張なさらずに」

上手く緊張を和らげる様に笑えたか自信がないけれど。
 27709: 【ペア】【歓談・Sanctuary殿】衣装部屋にて 巌念 2008/08/19 01:32:46 
衣装部屋に着くと、受付を済ませて直ぐに部屋の外に出た
ひとが多すぎて、長く待つには些か窮屈だったからだ
まだ時間が掛かるだろうから、呼ばれるのを此処で待っていよう


「…ああ」

窓から見える月が、美しく輝いていた


不謹慎かも知れないが…
ひとの多い賑やかな屋敷内で、誰かと談笑するよりも
外に出て夜風に当たり、虫の声を聞きながら
静かに一人で月を眺めていたいと思われるのだった

月に話し掛ける

天の上から何を見ているのだい
何が…見えるのかな…


部屋の前には、同じように順番を待つ者がいた
先程まで椅子に腰掛けて眠っていたが、 目を覚ましたようだ
煙草の匂いがする

「よい香りだね」
 27710: 【スタッフ】【移動:衣装室→歓談室】:アプリーリル アプリーリル 2008/08/19 01:35:41 
衣裳部屋の奥、仕立て部屋でうとうと船を漕ぐ影が一つ。
はっと目を覚ますと辺りを見回し、慌てて着衣を整える。

「仕立てのお手伝いが済んだら、会場にも顔を出すって言ったのに…!」

着替えて一息の予定が、眠りこんでしまったらしい。
おかしな所がないか確認し、そっと衣裳部屋へ。

華やかな装いの客人らを見て、眩しそうに目を細める。
一瞬、非日常な景色に見惚れてしまうが、軽く頭を振り意識を戻す。
そこで、出てきたものの何をして良いか分からない事に気づいた。

「姉様もいるハズだし、スタッフの何方かに聞けばいいかな?」

聞こえないよう小さく呟くと、客人らに会釈をし歓談室へと向かった。
 27711: 【ペア】【歓談・楊俊殿】:謝 シェラザード 2008/08/19 06:03:40 
「お疲れですか…?ぼくも人ごみは苦手なほうですので」

緊張に固まった声にシェラザードは顔を上げ、薄っすらと眼を開く。
初対面の相手の魔力はわからないため、視認するしかなかった。
そして、声をかけてきた相手が今宵のパートナーであると認識すると、再び眼を閉じた。

「ええ、まぁ、これだけの人が集まる場所は初めてですから。そういう貴殿こそ緊張して顔が強張ってますが、大丈夫ですか?」

相手を気遣うように微笑み、右手を差し出す。

「何なら我がエスコートしても良いのですが、それでは貴殿の面目が立ちませんね。そういうわけで、大変でしょうがよろしくお願いします」
 27712: 【ペア】【移動→衣裳部屋】>幻灯屋さん、リリティアさん:ales アリス・A 2008/08/19 06:56:20 
並んで歩く少女から、何やら熱心な視線を感じる
見れば、足裁きを真似ようと研究しているようだ
その様子に、自然と頬が綻ぶ

ただ、転ぶのが怖くてこの足取りなのだとは、口が裂けても言えないけれど

ふと隣を見れば、パートナーの口元にも淡い笑みが浮かんでいた
同じ心境だろうか、そう思うと、何となく嬉しい

もうすぐだと言う彼の言葉に頷き、少女に向き直る

「ペアの方が惚れ直す様なドレスを選ばないとね…」

腰を少し屈めて視線を合わせ、こそりと耳打ち
 27713: 【ペア】【移動→衣裳部屋】>幻灯屋さん、リリティアさん:ales アリス・A 2008/08/19 06:57:24 
扉の前で彼と別れて、其々の衣裳部屋へ
そう思った矢先の事

耳元で囁かれて、一瞬硬直する

…何時もなら照れ臭そうに笑うばかりだろう彼が、今日は随分と男前な事をする
一寸、体温が上がったかも知れない
此れも夏の夜の魔力かしら、と一人微笑んで

「さて…其れでは、私達も行きましょうか…」

愛しいパートナーの姿を見送ると、少女の手を引き、衣裳部屋の扉を開けた
 27714: 【ペア】【歓談:アンス】:リズ リズベライト 2008/08/19 11:33:09 
「マルガリー… …?」

詳しいことはよくわからない。
ただなんとなく、色合いが綺麗で取っただけのもの。
彼の好みだとは思ってもみなかった。
図らずも気に入ってもらえたのなら嬉しい限り。

美味しそうに食べる姿を何となく見つめていれば、視線に気付いたのだろうか。
ピザをすすめられた。

「お腹いっぱいでは無いですけど、見ているほうが楽しかったので」

こう美味しそうに食べてもらえたら、作り手としても嬉しいだろうか。
帰ったら試してみようか。
そんなことを片隅に思いながら。

「では、遠慮なく頂きます」

彼の手から残ったピザを横取りして。
 27715: 【ペア】【歓談・巌念殿】衣装部屋にて:S。 Sanctuary 2008/08/19 19:29:07 
外から入る
月の光が心地良い。
こんな楽しい場所なのに
月光浴でまどろみたくなる。

遠くでは
陽光に愛された花々の
華やかな会話が聞える。
退屈な時間も
花々の声が子守唄代わりになり
愉しく…癒される。


「よい香りだね」


落ち着いた声が聞こえた。
気配を感じなかったのは
彼が自分とは相反する存在だからだろうか?

けれど、何処か落ち着く。

「お気に入りの煙草なんです。
貴方は…煙草を吸われますか?」


少年は穏やかな笑みを浮かべて
煙草を差し出す。
煙草を吸うような年齢には見えない。

細長い紙巻煙草は
微かに珈琲の香りがする。
 27716: 【ペア】【歓談*(まずは)和微・魁羅様】*桜 キルシュ・ブリューテ 2008/08/19 20:10:05 
パートナーが嬉しそうに、可愛らしい少女と話す様子に
ここにも繋がりがあったなんて、と嬉しい偶然に驚いた
そして、店長という言葉に、懐かしい記憶を呼びもどす

「もしかして、わーちゃんがお店やってた時?」

それでは、以前にチラリとお見かけした、ウェイトレスさんなのだと
漸く一人合点がいった少女は、こちらも楽しそうに笑みを浮かべ

「ぇえと、魁羅ちゃん、桜とは、ハジメマシテ!
 わーちゃんのぱーとなーで、こよいにーさまの妹の桜デス!
 桜とも、仲良くしてくれると、うれしーのっ*」

そう満面の笑みで相手の少女に手を差し出した
 27719: 【ペア】【(不穏な)歓談*和微・呼宵・魁羅様】*桜 キルシュ・ブリューテ 2008/08/19 20:20:27 
そして漸く一方の不穏な空気に気が付いた少女(遅っ
普段の義兄からは考えられない、まさしく古典的不良スタイルと
しかめられた眉に威圧感のある眼差し、何より迫力の白スーツに
思わず少女は、お腹でも痛いのかと首を捻る

そして義兄の、ウチの子と踊りたくば宣言に、漸くハッとした

(そうデス!にーさまったら、わーちゃんと踊りたいのネ!)

何やら曲がった方向にモノを考えながら、一人興奮しこくこく頷き

「ぇと、それなら、にーさまとわーちゃん、踊ってみる?
 あ、魁羅ちゃんはイザとなったら桜が踊るデスのよっ!」

そうとんでもない気遣いを3人に見せる少女がいた(マテマテ
 27722: 【フリー】【歓談】テラスにて:フィン フィンダファー 2008/08/19 21:39:33 
空を見上げれば、月が銀色に輝いている。

会場はだいぶ賑やかになってきたようだ。
この分では衣裳部屋もかなりごったがえしているんじゃないかしらね。

ワインをひとくち飲んでは、ほほえましい光景を想像する

あたしは、もうしばらくここでゆっくりさせてもらいましょう。
髪をなぶる夜風が、とても気持ちがいいから。
 27723: 【歓談:幽祢さん】:ミツキ 密月 2008/08/19 21:53:58 
「そうだね、折角来たんだから思いっきり楽しまないと!」

促され、自分も並んで一歩を踏み出す。
エスコートと言われてサラリと出来る程、その手の作法には詳しくない。ついでに背も足らなくてエスコート役と言うより従者っぽい。でもこういうのは気持ちが大事だよね、うん!
人込みの苦手な我がパートナーを守る事を第一に考えて、人の輪からやや離れた所を歩く。

ホントに人が多いなぁ。でもこうして一歩下がった場所から楽しそうな人達の姿を見ているのも楽しいや。中には見た事のある顔もちらほらと。

「幽祢さんは、こういう場所に来た事ある?」

正装に身を包んだ、いつもと少し雰囲気の違う横顔を見上げてみる。
 27724: 【ペア】【歓談】>アリスさん、幻灯屋さん:りりー リリティア 2008/08/19 22:06:57 
ペアの方が惚れ直すようなドレス…。
アリスさんにそう囁かれた。
その意味を捉えた時に私は真っ赤になっていただろう。
そうだ…、あの方に笑われない衣裳を選ばなくては…。

衣裳部屋に着いて、幻灯屋さんと別れた。
私は手をぶんぶんと振って見送った。

アリスさんに手を引かれながら、衣裳部屋の扉を開けた。
「えへへ、何だかドキドキしますね?」
 27725: 【ペア】【歓談】>衣裳部屋の方々:りりー リリティア 2008/08/19 22:07:22 
衣裳部屋に入ると何人かの先客が眼に入った。
なんだか知っている人ばかりの気がする…。

緋華さんはもう着替えているみたい…。
素敵な衣裳に思わず見とれる私…。
「緋華さん、素敵な衣裳ですよ!(ぐっ)」
密かに親指を立てて称える。

シファさんも素敵…だけど、何をやっているのだろう?
ゼレナリュシュさんに、お辞儀をしながら名乗りをしている。
自己紹介…?

「アリスさんはもうどんなドレスにするか決まっているのですか?」
私の手を取ってくれている女性に声をかける。
もしよければ彼女の着付けの手伝いをしながら、自分のドレスの参考にしようと思った。
 27726: 【ペア】【休憩中】:pha phandem 2008/08/19 22:34:46 
酔い覚ましのジュースを3杯ほど空にし、入口近くの壁にもたれて休む。
どこかで僅かに開けられた窓から夜風が流れ込み、静かに通り過ぎて行くのが心地良かった

大分酒が回ったか、手の平と指先が熱を持ってぽかぽかと暖かかった。
ぼんやりと物思いにふける。


そういえば、今夜の月はどうかアンリエッタに聞かれたが、空を見上げて確かめては来なかった。
灯りが無くとも苦労せず歩いて来られたから、多分明るい夜なのだろう


グラスの中の氷が溶けていく様子を観察しはじめる
 27727: 【ペア】【歓談:Rayさん、ミネアさん、トウマ、ソランさん】1/2:シア シンシア 2008/08/19 22:44:51 
緊張挨拶の後、チラとトウマの表情を伺う。先程より少しばかり弛んだように見えて、私もまたその顔に安心する。

ふと手を取って、輪の中に招き入れてくれたのは薄水色と髪色のよく合う可愛らしい女の子。その優しさが嬉しかった。
挨拶の言葉に妹の所属団体の子だとわかる。

「あ、こちらこそリリーがいつもお世話になっています。リリー共々宜しくお願いします。」

何だか姉というより母の気分だ。自分で笑いながら一つ礼をして、取られた手を少し上げてお礼を込めて

「ありがとう。」

輪に招いてくれたおかげで緊張が取れた。その心遣いに…。
 27728: 【ペア】【歓談:Rayさん、ミネアさん、トウマ、ソランさん】2/2:シア シンシア 2008/08/19 23:03:10 
次に声をかけてくださったのはトウマのパートナーらしい女性。
私の緊張を察してか柔らかな笑顔でのお返事にホッとする。凛とした、綺麗な方…。

「トウマも幸せ者ですね。ミネアさんのような綺麗な女性をエスコートできるなんて。」

笑顔を返し小声で付け足す。

「彼、緊張しているみたいですが本当に優しいいい人です。どうぞ宜しくお願いします。」

あら?また母な気分…。

最後は先程の女の子のパートナー。とても落ち着いた雰囲気の男性。
グラスを傾ける姿がよく似合う。

「本当に、大切にしたいですね。皆さんに出会えたことも…。」

微笑み返してしみじみと。特別なこの夜、新しい出会いに感謝しながら。
 27729: 【歓談:リズ】【ペア】アンスウェラー アンスウェラー 2008/08/19 23:56:23 
「おっと…何も私の手から取っていかなくても」
リズの行動に、楽しそうに笑いながら応える。

「でも、そうやって横取りするということは、まだ食べられるみたいで良かった。
いや、見ている方が楽しかったという気持ちもわかりますけれどね。
私もリズがおいしそうに食べているのを見ていたら嬉しいですし」

リズに取られたので、自分の分のピザを手に取りながら、
「ピザってこんなに簡単…そうに見えるのに、とってもおいしいのって不思議ですよね。
上に乗せるもので色々味も変わりますし。
そうだ、舞踏会が終わったら、2人で作ってみましょうか」

ああ、と付け加える。
「もちろん最初は、このピザでいきましょうね」
 27730: 【ペア】【歓談:シェラザード殿】:楊 楊俊 2008/08/20 00:14:09 
(あ…

閉じていた彼女の瞳が、ほんの一瞬
うっすらと開かれるのがはっきりと見えた。
吸い込まれるような、というのはまさにこんな感じだろうか。

『そういう貴殿こそ緊張して顔が強張ってますが、大丈夫ですか?』

そう言って微笑んだ彼女を見て、何故かすう、と肩の力が抜けていく。

思うに立ち居振る舞いなどは、一朝一夕に身に付くような物でもない。
相手に合わせようとするあまり随分と背伸びしたものだ。

彼女の優しさに、ありがとうございます、と心の中で呟くと
差し出された彼女の右手を取った。

おや、今のは。
我ながら、今までで一番自然にできた。

「せっかくですので、少しこのままお話しませんか?」
 27731: 【歓談:帰月蓮様、ブレイド様】:蛍 燐火 2008/08/20 00:23:54 
目の前の女性はドレスがとても似合っている。
軽く着こなしている感じもあって、こういう場は慣れているのかな、
…っとも思っていた幽霊だったが、
女性も緊張していた事を聞いてなんだか安心したようだ。

「…私は蛍といいます…よろしくお願いします」
お互いの自己紹介もできてにこっと微笑む。

そしてカチコチなブレイド様と蓮様のやりとりを見ていると、
本当に仲が良いと思えるほど穏やかな空気が流れている。

「お二人は…仲が宜しいのですねっ。
…舞踏会で踊るのですか?」
 27732: 【ペア】【歓談:アンス】:リズ リズベライト 2008/08/20 15:59:46 
「人が食べているものが美味しそうに見えたりしませんか?
同じものだけど、手にあるものがいい、とか」

横取りした言い訳をしながら。

「家で作るのは楽しそうですけれど、上に乗っているものが炭になりそうですよ」

炭焼きピザなら格好もいいが、炭ピザでは笑うに笑えない。
料理はまだまだ要修業…。

「ピザの食べ収めにならなきゃいいなぁ」

万一にも炭ピザが出てきたら、トラウマになりそう。

「アンスは料理全然ダメと言うわけでは無いんでしょう?」

まったく出来ないなら、オーブンは少し見送ってもらうように説得しようか。
 27733: 【ペア】【歓談:桜、呼宵くん、魁羅ちゃん】:和 和微 2008/08/20 17:25:15 
「あはは、忘れてただろ。本当に久し振りに会ったんだ、仕方ない仕方ない」

もう少しで知恵熱、の言葉と笑顔に笑い返す。
そして傍らの銀の少女の問い掛けに小さく頷きながら、昔を想った。

「そうそ、むかーし店やってた時の。看板娘のお嬢さん」

あの頃はあの頃で楽しかった。今も、楽しいけれど。
感傷にぼんやりしていると、相も変わらずな熱視線の主がようやく口を開いた。が、その内容はあまりにも飛躍していて。

「え、ちょ、倒す…?」

慌てて言葉を返そうとした横で、追加とばかりに更に飛躍した提案をする無邪気な銀の少女。

男とダンスなんて冗談じゃねぇ…!

心底思えど、突飛な展開すぎて言葉が出ない。
 27735: 【歓談・ライ】:秋 アキ=サララ 2008/08/20 20:40:51 
スタッフの仕事も大変そうだな、と言えば
「あぁ、しかも知らない方だらけで緊張して仕方ない」
と。
どんだけ緊張してんだと思いつつ、なかなか取れないだろう休憩をとってきてくれた友人に感謝の気持ちでいっぱいになる

「遠慮せず食べるといい、ここに出ている料理は美味いぞ?実はこっそり厨房で味見させてもらったんだ」

「へぇ〜・・・って、ちょっと待て!こっそりつまみ食いしてんじゃねーよ」
つまみ食いするときは俺も呼べ、と言いそうになるのを堪え(笑い)

「すげー、料理とか綺麗で食べるのが勿体無い。
この味付けとか盛り付けとか勉強になるな」

食事を楽しんでる友人の横で料理に関心を持ち始めた(笑
 27737: 【ペア】【歓談:シンシアさん、ミネアさん、トウマさん、ソランさん】:Ray Ray 2008/08/20 20:47:44 
『あ、こちらこそリリーがいつもお世話になっています。リリー共々宜しくお願いします。』

シンシアさんの手を引くととても大人っぽい綺麗な笑顔でお礼を返してくれた。さらに同席のソランさん、ミネアさん、トウマさんも歓迎し、彼女もそれに応える。

それにしても落ち着いた感じでトウマさんに返すシンシアさんの言葉を聞いていると、なんと大人っぽい。ミネアさんの大人っぽさとはまた違っう感じだ。

先ほどスタッフのライファさんから頂いた飲み物(何の飲み物かは知りません)を口に含みながら、今日揃った方々と一緒にならなければこのような新しい出会いに巡り会えなかった奇跡に感謝と感動を感じた。
 27738: 【ペア】【移動→衣装部屋】:Ray Ray 2008/08/20 20:48:16 
そう思いつつ辺りを見渡すと、今回の参加者には大人っぽい綺麗な方が多く感じられる。少々不安を感じつつも不安を解消する為にシンシアさんの妹のリリーに会おうと思う。見渡す限り見当たらないが、気は感じる。。。
目をつむりその気の所在を探る。

「皆さん、少々失礼します。ちょっと化粧を直しに^^;ソランさん、ミネアさん、トウマさん、シンシアさん、また後で^^」

軽く会釈し皆さんと別れると、衣裳部屋の方へ向かう。
 27739: 【歓談:密月】会場内:幽祢 天法院幽祢 2008/08/20 20:55:38 
わざわざ人混みから少し離れた所を歩いてくれるのは、きっと俺に気を使ってくれているから。
こういうさり気ない心遣いこそが嬉しいという事を、この優しいパートナーは気付いていないのだろうか。

「こんな豪勢なパーティなんザ縁がねーよ。俺ァ育ちが悪いんデス」

何時ものようにクスクスと笑いながら。
きちんと着飾った衣装を纏っていても性質の悪そうな笑い方は変わらない。

「お前は人の輪の中に居る方が好きなんじゃね?それに腹も減ってるだろ。いーのか、こんな端の方に居て」

自分ばかり優先させてもらっては悪いし、聞いてみる。
何より料理を取りに行くにはどうしても人混みの方に行かねばならないワケだし。
 27740: 【スタッフ】【歓談:ルクリアさん】:レン レンヴァルド 2008/08/20 22:10:37 
「ありがとう、御座います…vふやぁ、桃の良い香り!…しゅわしゅわ…お、面白い…っvv」
見るのが初めてと言わんばかりにはしゃいでいる花の少女。
大変和むので居心地は良かったが、飲むのを見届けたら仕事に戻らなくては…

「ぅゃっ!」
…思った途端に聞こえた妙な声。
(やっぱり言っておいて良かった…)
言わなかったらどうなっていた事か。

それからあっという間に飲み干した少女から謝辞と空のグラスを受け取り、こちらも笑顔で返す。
「あ、グラスはこちらにどうぞっ 喜んでいただけたようでこちらも幸い」
「この後も美味しい物やダンスでどうぞ良い夜になりますように!」
最後には祈りも込めた台詞を添えて。
 27741: 【スタッフ】【歓談:ルクリアさん】:レン レンヴァルド 2008/08/20 22:18:30 
さて、次は…と、視線を通わせるとまた視界に入るピンクの髪。
今度は籠の果物を食べているらしい…それも物凄い勢いで。

あまりの食べっぷりに思わず見入ってると、籠のものを完食したことに気が付いたらしい少女がこちらを向いて深々とお辞儀をした。
頬を染めて、俯いたまま。
「すたっふさま、ご、ごめなさいまし…っ!そこのてーぶるの果物、切れてしまったので…お手数お掛けして申し訳御座いませんが…ほ、補充を…お、お願い致し…ま…す…っ」
「Σあ、えっと、はい…!」

慌てようが伝わってきて思わずこちらも慌てる。
見入っていたのがなんとなく申し訳ない気持ちになってこちらもお辞儀をし返す。
 27742: 【スタッフ】【歓談:千紅叉さん→厨房】:レン レンヴァルド 2008/08/20 22:19:09 
それから千さんに声をかけ、あっという間に飛び去った少女の方をしばらく呆けて見ていたが、ハッと仕事を思い出し千さんの方を向きなおす。
「ご、ごめん、えっと果物のほうをちょっと補充してくるから…また話せたらっ」

慌てて礼をして厨房へと走る。
今度はなくならないように沢山の果物を盛ってこよう。
そう思いながら。
 27743: 【ぺア】【歓談:りりーさん】衣装部屋:ヒカ 緋華 2008/08/20 22:31:01 
「これで大丈夫かな?」

衣装を一揃い身に着け、鏡の前で小さくターンしてみる
ドレスの裾が空気を孕んで軽く翻る
とても軽く着心地がよい
これならダンス初心者のアタシでも軽やかに踊れるかもしれない
そんな淡い期待を胸に抱きつつ、鏡の前でおかしな所が無いかチェックしていると

「緋華さん、素敵な衣裳ですよ!(ぐっ)」
と、聞き覚えのある可愛らしい声
声の方へ振り向くと、りりーさんが、親指を立ててこちらを見ている

「わ、りりーさん、吃驚したよ
こんばんは、衣装褒めてくれてありがとうv
りりーさんも、これからお着替え?」
 27744: 【ペア】【衣裳部屋→歓談室】:幻灯 幻灯屋 2008/08/20 22:42:07 
パートナーと別れて衣裳部屋へ
カチャリと扉を開いて入室すると待っている者が二人
軽く手を上げ笑みだけ向けておく

まずは受付を
取り立てて特殊な衣装は何も必要無いので、サイズの合う白のタキシードをと伝えると、それならすぐに、と着替え部屋へと案内される
カーテンの引かれた個室で給仕服を脱ぎ、手馴れた動きでタキシードに袖を通す

やれやれ、どうにも落ち着かないね。この色は

普段は余り着る事のない白い装束に少しだけ苦笑を浮かべる

とはいえ、着衣自体は普段着慣れたものとほぼ同じなため動きに支障はない
給仕服を預けるとそのまま待合室をぬけて再びホールへ
こういう場は男が待つくらいが丁度良い
 27745: 【歓談:リズ】【ペア】アンスウェラー アンスウェラー 2008/08/21 00:02:03 
「全然ダメじゃないですけどね。ただ、見た目とか気にしないで、食べられればいいや…という、”男の料理”的な感じの料理になっちゃいますね。

だから、こういう、生地を作るのに時間がかかるような料理とか、麺類とかは作ったことはないですね。
専ら買って食べてましたね、こういうピザやらパスタやらは。

そういう、買わないと食べれなかったものを、自分で作れるって、素晴らしいと思いません?
そりゃ、作り慣れない内は焦げもするでしょうが、なんでもやってる内に慣れますよ」

リズとしては自信がなさそうなのだが、ここで引き下がってはピザの夢がなくなってしまう。

自信がないだけなら、段々と自信をつけさせればい。
 27746: 【スタッフ】:ティエン ティエンマ・ウインド 2008/08/21 00:20:34 
小腹が減ったので後ろに下がり、厨房をこっそりと覗く。
厨房は殺気立っているようなオーラを感じた。
そりゃあこの客数だ、目の回る忙しさだろう。
ここで何かをつまみ食いしたら、殺されそうだ。

その時、シェフの1人と目が合った。
怒鳴り飛ばされると一瞬肩をすくめたのだが、
以外と気さくに声を掛けてきた。

「おう、接客係か。腹が減ったのか?
 スタッフ用の食事は、あっちの部屋にあるからな」

と顎をしゃくり、隣のスタッフルームを指す。
そーだよなぁ、スタッフだって腹が減る。
時間の空いたヤツから食べられるようにしてあるんだろう。
 27747: 【スタッフ】【歓談:ドロシー殿】:ティエン ティエンマ・ウインド 2008/08/21 00:21:17 
私は彼に礼を言うと、隣の部屋に足を向けた。
その時、目の端にちらりと見知った顔を見た気がした。
数歩戻り、通路から先程見た辺りを探す。
・・・ドロシー殿だ。
彼女は1人、壁際で寂し気に佇んでいる。

私は少し躊躇う。
飯を食うべきか、彼女の傍に行くべきか。

・・・ええい、背に腹はかえられんっ!

私はスタッフルームにあったサンドイッチを一皿と、
客用のドリンク各種をトレイに乗せ、彼女の傍へ向かった。

「お嬢さん、ドリンクとサンドイッチは如何ですか?」

にっこり笑いながら、私はサンドイッチを一口頬張った。
もちろん他の客には見えないよう、中央に背を向けて。
 27748: 【ペア】【歓談・楊俊殿】:謝 シェラザード 2008/08/21 00:55:59 
「せっかくですので、少しこのままお話しませんか?」

シェラザードの手を取ると彼はそう言った。

「そうですね。少し話すのも良いかもしれません。ただ、我はあまり話は上手くないですよ?」

シェラザードは少し冗談めかして返す。
本当は初対面で緊張しているのだが、彼女のプライドがそれを表面に出すことを許さなかった。
それを悟られまいと近くのテーブルにあったワインを少し口にする。
多少酔いが回れば楽に話せるようになるかもしれない。
そうシェラザードは考えていた。
しかし、それが大きな失敗であった。
彼女は殆ど下戸で、酒には弱い――それを緊張のあまり失念していたのだ。
 27749: 【ペア】【歓談・楊俊殿】:謝 シェラザード 2008/08/21 01:01:00 
「あ……」

気づいた時にはすでに時は遅く、シェラザードの腰は見事に抜けた。
その場にへたり込み、顔を真っ赤にしている姿は実にみっともなかった。
しかし、彼女の理性は月の裏までぶっ飛びそんなことはもはや考えてなどいない。

「うふふふ…、楊俊殿も飲みませんかぁ?楽しいですよー?」
 27750: 【スタッフ】>りっぱー:ミーティア ミーティア 2008/08/21 03:24:41 
乗せられた足にヒヤリとする。
しかし足は踏むというより乗せられたままで安堵しかけるが、
謝罪とも取れる言葉と共に徐々にかけられる体重に背中を嫌な汗が伝う。
「私がいない方が羽を伸ばせて良かったかしら?」
更にぐりぐりとされては引きつった笑いしか出てこない。
「まさか、思いがけない幸運に喜んでいるところだよ」

飲み物はノンアルコールでないと酔って何をするかわからないという恐ろしい台詞と共に足が退けられる。
痛みに思わずこの後のダンスの心配をしていただけに絶妙な配分だとつくづく思う。
「なら好きな白桃のジュースをどうぞ」
確か以前そんなことを言っていたような気がする一品を、勧めてみた。
 27751: 【ペア】【歓談:ゼレナリュシュ及び衣裳部屋面々】:s-f シーファ 2008/08/21 05:47:35 
華やかな会場に場慣れしているであろうゼレナリュシュに、
マナーや立ち振る舞いなどを色々教えて欲しかったが…。
どうにもこうにも、何処か眩しいものを見るような目に耐えられなかった。
正体を明かしたのもあり、物凄く気恥ずかしい。

「そ、そういう訳でっ! あ、そのファー凄く似合ってるぜ。
 じゃ、じゃあまたっ」

顔が熱くなるのを感じつつ、彼女から逃げるように部屋の外へと向かう。
この衣裳部屋も人が増えてきた。
着替えている女性に会釈して、慌てたように去っていく女性に手を振る。
そして何故か入り口に佇むりりーに近づいて行き、その頭をぽふぽふ撫でた。
 27752: 【ペア】【移動:衣裳部屋→会場入口】>りりー、アリス:s-f シーファ 2008/08/21 05:48:02 
「よ、りりー。復活したようだな。早く着替えねぇとダンス始まっちまうぜ?
 おっと、そこのお嬢さんは初めまして。俺はシーファ。りりーのダチさ。宜しくなー」

りりーと、一緒に居る女性に声をかけ、軽くお辞儀すると、『相方を待たせてるので』と、
そそくさと衣裳部屋を出て行く。
…この際、衣装に合わぬ口調とか気にしていられなかった。

慣れぬヒールで無理矢理歩いているせいか、足元がおぼつかない。
いっその事飛んでしまおうかとか、不謹慎な事を考えつつ、会場の入り口へと向かった。

(…相当待たせちゃったからなぁ、俺の事見つけてくれれば良いけど)

ふと不安になり、辺りを見回す。
 27753: 【ペア】【歓談:アンス】:リズ リズベライト 2008/08/21 11:28:14 
ピザへの愛情がひしひしと伝わる。
そんなに自宅でピザが食べたいのだろうか。

「そこまで仰るなら、家で作ることは止めませんけど…」

炭ピザが当分主食なんだろうかと思うと、切なくなってくる。
今の間に美味しい本物のピザを食べておかなければ。

皿にピザを乗せられるだけ取る。
たとえピザが山積みで、それは無理だと言われても、
炭ピザを思うと抑えられない衝動。

美味しいピザが食べたい。


……。

ピザとは恐ろしい食べ物だ。


「ちゃんと美味しくなるまで作ってくださいよ」

最終的に、入ったオーブンはパンを焼くのに使わせてもらおう。
そのうちピザにも飽きるだろうから。
 27754: 【歓談:ティエンマ様】:泥海 ドロシー†フェルネラ 2008/08/21 21:38:54 
「お嬢さん、ドリンクとサンドイッチは如何ですか?」

聞き覚えのある声に振り返ると、白い翼が目に入る。

「あら、ティエンマ様?その節は…。お仕事中…いえ、休憩中かしら」

周りに見えないようサンドイッチを食べる彼に、思わず噴き出す。
ティエンマ様主催の国内イベント。水精霊たる本質がそれを導いたのかトップを逃げる彼に最後僅差で差し勝ち、帝国のかき氷大食い女王というおかしな称号を拝領したのはつい先日のこと。
その強敵ぶりに、勝てるとは思わなかったのだけれど。

「ふふ、美味しそうですわね。いただきますわ」

余程空腹なのだろうか。あまり美味しそうに食べるので、ありがたく分けていただく事にした。
 27756: 【歓談:幽祢さん】:ミツキ 密月 2008/08/21 22:13:03 
「えー、なんか慣れてる感じするよ。緊張とか全然してなさげだし」

でも軽口を叩いて普段とちっとも変わらない振る舞いができるのは凄いと思う。
会場の雰囲気に圧倒されて、内心ビクビクしてる自分がちょっと恥ずかしい。

料理と言われて料理の並ぶテーブルに目をやる。
確かに小腹はすいているけれど、今料理に手を出したら食べるのに夢中になっちゃいそうだよなぁ…
折角の舞踏会なのにそれじゃ勿体無い!

「料理はいいや、今は緊張でお腹一杯。それよりも乾杯したいな」

そう、まずは乾杯をしなきゃ。それで初めてパーティが始まる気がするから。

「ええと、飲み物は…」
 27757: 【スタッフ】>休憩歓談・サララ:ライ ライファ・アルデシオ 2008/08/21 22:17:04 

「へぇ〜・・・って、ちょっと待て!こっそりつまみ食いしてんじゃねーよ」

(何っ!?)
つまみ食いじゃないと付け足したのに、と軽いショックを受けつつ違うと説明するのも何だか格好悪いようで、料理を食べ相手の言葉を流し。

「すげー、料理とか綺麗で食べるのが勿体無い。
この味付けとか盛り付けとか勉強になるな」

興味深そうに皿の料理を見つめる友人。
(そうか、料理が得意だと言ってたな・・・)
 27758: 【スタッフ】>休憩歓談・サララ:ライ ライファ・アルデシオ 2008/08/21 22:18:31 

「椅子にでも座って食べながら色々研究してみるか?
コレが美味かったな・・・ソレとアレも美味そうだ。・・・サララはどれがいい?」

皿2枚に料理を取っていく、少々腹が空いていたのもあり、皿を見れば殆ど自分好みの料理・・・これは不味いと相手の好きな物も聞き。
 27759: 【歓談:蛍(燐火)殿・ブレイド殿】 :蓮 帰月蓮 2008/08/22 00:47:27 
良かったな、という言葉に もう一度笑みを返す。
他人事の様に言っているが、この男がこうした慣れぬ場に来たのは何の為か―
それが充分に分かっただけに、緊張する姿が余計に嬉しかった。


少女の自己紹介を聞いた所で、思わず微笑んでしまう。

「蛍殿か、美しい名だのぅ。」

彼女の持つ雰囲気にとても合っている。
それに自分と同じような、ヘイアン風…というのだろうか。
雰囲気の似た名を聞いて、ますます親近感を感じて嬉しくなっていた所…

『お二人は…仲が宜しいのですねっ。
 …舞踏会で踊るのですか?』

と掛けられた言葉に、今一度咳き込みそうになる。
 27760: 【歓談:蛍(燐火)殿・ブレイド殿】 :蓮 帰月蓮 2008/08/22 00:48:50 
「…な、仲がよろ、よろしい!?
 よろし…い、のか? 私達は、仲が?」

焦ったあまり言語が上手く操れず、ブレイド殿を仰ぎ見て疑問を投げてしまう。
…軽く錯乱した所で またもはっと我に返り、こほん、と咳払いをする。

「いや、その…踊りは踊らぬのだ。
 此の様な雅な格好をさせて貰ってはいるが、私も一応スタッフでな。
 舞踏会の最中にも、未だ仕事がある…と思うゆえ、待機しておかねば…とな。」

それに―と続ける。

「私と此奴なら、舞踏会よりも武闘会向きだな。」

そう言って、ふふ、と笑ってみせる。
…盆踊りくらいしか踊れぬ事は、取り敢えず言わずにおく事にしよう。
 27761: 【歓談:ミーティア】:りっぱ りっぱー 2008/08/22 01:32:21 
「確かに、好きだけど好きなんて言ったことあったかしら・・・
全く記憶に無いわね・・・ま、とにかくありがと」
飲み物を受け取った。

「にしても、本当に人が多いわね。
これだけ人のいるところで踊るなんて考えられないわ。
誘われたときに結構悩んだけれど、断わって正解だったわ。」

誘いを即断わったことに対してのツッコミ防止の為に
先ほど踏んでいない足へ、そっと足を置いた。

「結構悩んだのよ」
笑顔でもう一度言っておいた。

「さて、取り合えず顔出したことだし、少し休んでから帰ることにするわ。
お仕事頑張ってね」
使われて無い椅子をずるずると引きずり会場の隅へ消えていった。
 27762: 【ペア】【歓談・サンクチュアリ君】木陰〜会場:きこ 鬼蚕 2008/08/22 01:39:09 
ん…んー。
(木陰で眠っていた鬼娘は背伸びをすると時計を確認した)

「あ、大変!明後日にはダンスが始まっちゃうわ」
鬼娘は1度眠ると数週間は起きない体質ゆえ、
ギリギリだけど良いタイミング(?)に目覚めたのだ。

身なりを整えて、何事もなかったかのように会場へ向かう。
O○(サンクチュアリ、遅れすぎて怒ってるかしら…)
流石に そんな事を考えながら―
 27763: 【ペア】【歓談続き・サンクチュアリ君】衣裳部屋前:きこ  鬼蚕 2008/08/22 01:42:28 
会場に着くと人の多さでペアの相手が何処に居るか分からなかった。
スタッフに聞こうと思ったけど、そんな時、僅かな百合の香りを感じ取る。
「この匂い、あの人の香りだ」
それはサンクチュアリに出逢った時に薫った百合の…
嗅覚の良い鬼娘は香りを辿っていくと、衣装部屋の前に着いた。

「ここ、に居そう…。入っていいかな。
でも男性用だし…僕は気にならないんだけど、やっぱりダメかなぁ」

うーんと考えながら衣裳部屋の前で待ってみる事にした。
 27764: 【歓談:リズ】【ペア】アンスウェラー アンスウェラー 2008/08/22 10:48:43 
「美味しくなるまで、作るつもりですけれどね」
そう答えたが、それでもどこかリズは不満そうだ。

素人にこんなにおいしいのが作れるはずがない…とでも思っているのだろうか。
確かにその通りなのだけれど。

「おいしくなるまでに作った物を食べさせたりしませんから、大丈夫ですよ。
ピザはピザで別に作って、私が食べますから。
後は、普通に食事を用意しておけば問題ないでしょう」

これで安心するだろうかと思ったが、リズの皿には山積みのピザ。
無言の抵抗というやつだろうか。
「やはり辞めますよ、家でピザを焼くのは。だから安心してください」
リズに反対されてまで食べたいかというと、そんなことはないのだし。
 27765: 【ペア】【歓談続・鬼蚕さん・巌念殿】衣裳部屋:S。   Sanctuary 2008/08/22 10:53:55 
椅子に座りなおして
足を組むと…
ふと煙草を吸う手を止める。

「…おや。
眠り姫がお目覚めのようですね」

衣裳部屋の前で
彼女の気配を感じる。
目には見えないが
彼女が直前に目覚めた事
この部屋に入ってよいのか
躊躇している様子が
手に取るように分った。


衣裳部屋で
眠っていた自分の事を棚に上げ
彼女の可愛らしい戸惑いを
笑みを浮かべて…楽しむ。

「巌念殿…少し、失礼しますね」


寡黙な彼に
笑みを浮かべて
煙草を灰皿に押付けると
すっと立ち上がり…扉へと向う。


煙草を一本悠々と吸ったのは
待ちくたびれた彼女の表情が
自分と合流して輝く様子を見たいのか。

少々意地悪のようだ。
 27766: 【ペア】【歓談→衣裳部屋前・鬼蚕さん】衣裳部屋前:S。  Sanctuary 2008/08/22 10:59:47 
扉を開けると
案の定…鬼蚕の姿が見える。
百合の香を
追ってやってきたのだ。

「…今晩は、鬼蚕さん。
会場に居なかったから
ここまで探しに来てくれたんですね。
お手数をかけました」

勿論先程の感情は
表には出さない。

考え込んでいた様子の彼女に
優しく微笑みかけると
一旦衣装部屋から出る。

「僕も用意がまだなんです。
仕立てが終るまで
お話をしましょう。
僕も…実は先程まで
眠っていましてね」


彼女の手を取り
衣裳部屋の前におかれていた
簡易の椅子に座らせる。


「…急いで来たみたいだね。
喉は渇いていないかい?」
 27767: 【ペア】【歓談】入り口付近:夜 夜兎=VELSOON 2008/08/22 16:18:16 
待合室から羽根を広げて飛んできた男は入り口付近に降り立つと入り口から中の様子を伺うように顔を覗かせた

「ベルはこっちに着ているのかな…?」

どうやら見当たらないようだ


「弱ったなぁ…何処に行ったんだろう…」


まだ正装出来ていないので会場に入るのをためらっている

そしてうろたえている(ぉ

「うーむ…あと2日で本番かぁ…」
 27768: 【スタッフ】【厨房(休憩)→ホールへ】:レン レンヴァルド 2008/08/22 16:56:32 
「これは……やり過ぎかな…」

厨房でスタッフ用のサンドイッチを食べながら、目の前のものを見て呟く。

先程果物の補充を、と頼まれたのは良かったものの…コックから受け取ったものにあれやこれやとさらに付け加えた結果、ちょっと見た目が悪くなった気がする。
何処で間違えたんだっけと思いつつも、食べる人がいるしいいよね!とそう結論付けておく事にした。

厨房内の殺気立った声にも負けず、歓談室の賑やかな声が響いてくる。
最初は忙しさに目が回りそうだったが、今はこの声の響きが逆に気持ち良い。

「よっしゃ、休憩終わり!」
グラスのシャンパンを一気に飲み干してフルーツ籠を持つと、またホールへと。
 27769: 【スタッフ】【歓談:錐玖さん】:レン レンヴァルド 2008/08/22 17:48:31 
テーブルに果物籠を置いて、脇に挟んでいた盆を持ち直すと、たくさん置かれたグラスの中からいくつか取ってまた会場内を歩く。
入り口近くをウロウロしてると知った顔が入ってくるのが見える。
あとで話しかけてみようかな。

「すみません…ワインを一杯いただけますかね?」

通りがかった際に声をかけられ振り向くと、銀の仮面をした男の人が。

「いらっしゃいませ!ええとワインは白と赤のどっちがいいですか?人が多くて大変だけどどうぞ良い夜でありますように」
グラスを確認しつつニッコリと笑って、そう付け加え。
 27770: 【ペア】【歓談:アンス】:リズ リズベライト 2008/08/22 17:56:37 
「な、なにもやめなくても…!」

確かに、これでは無言の抵抗だろうか。
別に止めたいわけではない。
どちらかと言えば…

「完成品を出す必要も無いですよ、お客様に出すわけじゃないんですから」

楽しみにしているとも、今更言えないか。
それに。

「…アンスがあまりにピザにご執心なので面白く無いだけです」

言いながら。
何ともみっともない言い訳。
さすがに顔は見られたくない。

腕を引いて踵を返し。

「次のテーブルへ行きましょうっ」

山盛りになったピザは…見なかったことにでもしようか。
 27771: 【歓談:レンヴァルド様】:錐 錐玖 2008/08/22 20:51:35 
「いらっしゃいませ!ええとワインは白と赤のどっちがいいですか?人が多くて大変だけどどうぞ良い夜でありますように」

そう云い振り返った相手の青年の屈託の無い笑顔に自然と此方も優しく微笑む。

「赤と白、ですか。ふむ、どちらにしましょうか…」

顎に手を当て暫く悩んだ末…男は再びゆっくりと口を開く。


「嗚呼、それでは赤ワインをお願いできますか?今夜は上品に過ごしたいので、ね。」

と、そうしているうちに背後では更に人が溢れ、会場内は増して賑わいを見せる。
 27772: 【歓談:レンヴァルド様2】:錐 錐玖 2008/08/22 20:52:31 
「…ふふ、貴方の云う通り本当に此処は人が多い…この広い会場を切り盛りしているスタッフの方々は大変ですね。

ええ有難う御座います、貴方にも善き夜が訪れることを…」

そう云って男は僅かに微笑んだ。
 27773: 【歓談:密月】:幽祢 天法院幽祢 2008/08/22 21:01:30 
これでもいざという時の度胸の据わり方はかなりの物だと思う。
でなければあんな人生を歩いてきてはいない。
だからこそ場慣れしているように見えるのだろうか…単に開き直っているだけ、と言った方が近い状況なのに、だ。

「緊張はしてるぜ?でもそれ以上に楽しいからナ、お前と居ると」

笑顔で自分の隣に居るパートナーは、なんとか空腹感に打ち勝ったようだ。
その彼が所望する飲み物…

「乾杯か、いいな。俺ァ食うより飲む方が好きだし」

幸いにも視線の先には様々な飲み物が置かれたテーブルがある。
ご自由にどうぞ、という事なのだろう。

「…お前、酒は駄目だぞ」

密月に釘を刺しておくのも忘れない。
 27774: 【スタッフ】【歓談:ドロシー殿】:ティエン ティエンマ・ウインド 2008/08/22 21:22:08 
「ちょっと腹が減ってたもんで失礼」

フロアで食べているのがバレたら怒られるからと、
自分の唇に人差し指を当て、悪戯っぽく片目を瞑る。
彼女の顔から寂し気な色が消え、可笑しそうに笑う。
そうそう、女の子は笑顔が良い。

彼女もサンドイッチを手に取ると、口へと運んだ。
客用テーブルに並んでいる料理より見劣りするが、
ここのシェフは手を抜いたりはしない。

私はトレイからジュースを選び、咽を潤すと、
ドロシー殿に訪ねた。

「ドロシー殿のエスコート役は遅刻かな?
 私の知り合いなら、首に縄を付けてでも引っ張って来よう」
 27775: 【ペア】【歓談:シーファ】:pha phandem 2008/08/22 23:31:16 
目の前を軽やかな風と共に通り過ぎようとした白い羽に声をかける。
急いだ様子でいる姿と、何処かで聞いた御伽噺の姫君を重ねて

「シフ、追われてでもいるのか?まだ12時にはならないが――」

覗き込み、一瞬言葉に詰まった。


「…。
驚いたな。女は化けると言うが……
背も伸びていないか?」

普段とは違った格好と印象にまじまじと精霊の姿を眺めてしまう。
化粧や髪型も整えられていたが、真白い3対の翼は紛れもなく彼女の物だ
いっそう輝いて見えるのは灯りの所為だろうか

不安そうな足元に気付き、己の腕に掴まるように示す。
手を繋ぐのではなく、こう歩くのだったか
周りのペアの様子を盗み見ながら考える
 27776: 【ペア】【歓談:衣裳部屋】>りりーさんと衣装部屋の方々 アリス・A 2008/08/23 00:05:59 
衣裳部屋の先客達は少女の知り合いらしい
赤い髪が印象的な少女に、背の高い魔族らしき女性
白い羽根が優美な彼女は、天の使いか風の眷属か

考えながら少女と先客達の遣り取りを眺めていると、

「アリスさんはもうどんなドレスにするか決まっているのですか?」

不意に少女から問い掛けられた

「そうねぇ…決めてはいないけれど、イメージくらいはね…」

答えて、ずらりと並んだドレスから一着を手に取る
僅かに青味がかった黒、故郷の深海を思わせる色のそれを身体にあてて、こんな感じかしらと少女に微笑む

「さ、ダンスの時間も近いようだし、早く選んでしまいましょう…
 りりーさんの好みのドレスはあるかしら…?」
 27777: 【歓談…から乱闘へ?:和微さん】呼宵 呼宵 2008/08/23 00:12:19 
青い髪のニーチャンは
最早、自分の中では義妹を誑かす悪いヤツと結論づけられた
そりゃもう、勝手に一方的に決め付けた

ならば、後は排除あるのみっ!!

青髪ニーチャン、戸惑っているのか、余裕の表れか
未だ何をするでなく……故に勝負は先手必勝っ!!

この伝統的なチンピラースタイルから放つべき技はただ一つ
様式美かつ実用性に溢れた下段前蹴り…
俗に言う、ヤクザキックしかあるまい

素早く的確に力強く…そして何より地味に
青髪ニーチャンの脛を目掛けて鋭い一撃を繰り出す
 27778: 【歓談:蒼井さま】話しかけたは良いものの…:りあ ルクリア 2008/08/23 00:15:31 
(ぅぅぅ、思わず話しかけてしまったけれど…ご、ご迷惑ではなかった、でしょう…か…っ)

不安、になって。傾げた首は、段々と下の方へと誘われ。すっかり項垂れてしまう。

すると…

「初めまして、ルクリア嬢。私は蒼井、という。こちらは友人のアストロス」

優しげな、穏やかな声が耳に心地良く響く。

おずおずと頭を上げると…

視界に揺れる、花の様な橙の髪。

そして、合う目線。

自身と良く似た、橙の瞳。
優しく、温かな澄んだ瞳。

(やっぱり…きれ、い…です…っ!そ、それに…)

とても小さな自分と目線が合う、と言う事は。

態々体を屈めて、下さっている証。

嬉しくなった。とても、とても。
 27779: 【歓談:蒼井さま】すっかり懐いた子犬の如く:りあ ルクリア 2008/08/23 00:19:35 
(良いヒトです…っ!)
きらきらと、その瞳は輝いて。
ぱたぱたと、その羽根は揺れて。


「蒼井さま…あすとろすさま…」

何度も、何度も復唱する。忘れないよう、胸に刻み込むように。

呟きつつ、お二人の顔を順に見て。

「ぅ、しっかり覚えました…っ」
甚く満足気に、こっくりと頷いた。


「蒼井さま、ありがとう御座います…っ」

此方も、様々な感謝の心を込めて、再び頭を下げる。

その雰囲気に、言動に。不安な気持ちや、ヒトミシリの心など、すっかり失せて。

普通に会話出来る、気がして。

「えぇと…お二人は何のお話…をされていた、のでしょう…か…?」

まずは、少し遠慮がちにそう尋ねてみた。
 27780: 【歓談:アストロスさま】かけて頂いた声に目線を向ければ:りあ ルクリア 2008/08/23 00:22:42 
鮮やかな紅の髪の男性。

(お二方とも…落ち着いた大人の男性です…っ)

「あすとろすさま、丁寧なご挨拶と…お気遣い…ありがとう御座います…っ」

ふわりと微笑んで、もうだいじょうぶ、とお辞儀をした。

でも。

向けられた笑顔、が。少しだけ…ぎこちない、ような。
何か、困った事でも…あったのか、と…不安気に見つめる。
良く見たら、すたっふさまのような格好をしてらっしゃる。

…すたっふさま

お困り…

(まさか…わたしが食べ過ぎて…果物が無くなって、困って!?)

「ぁぁぁ…ごめなさいまし…っ!果物を沢山食べた犯人はわたしです…っ!!」

おろおろと涙ぐみながら訳の解らない懺悔を始めた。
 27781: 【ペア】【歓談:シェラザード殿】(一):楊 楊俊 2008/08/23 00:32:32 
(それにしても…

目の前の彼女は何と落ち着いたものだろうか。
少なくとも、見た目には緊張した素振りは見えない。

彼女は少年の言葉にさり気なく答えながら
傍らの葡萄酒を手にとって、口に含む。

(あれ…?

ゆったりと優雅な動きの彼女にしては、やや慌てた感があったような…。

と思うや否や、『あ……』という声と共に地面にへたり込んでしまった。

「や、だいじょう…」

驚いて少年が声をかけようとすると、意外な答えが返ってきた。

『うふふふ…、楊俊殿も飲みませんかぁ?楽しいですよー?』
 27782: 【ペア】【歓談:シェラザード殿】(二):楊 楊俊 2008/08/23 00:35:29 
「え、えっと…」

何やらずいぶんと雰囲気が変わったような…。
ぼくは未成年ですのでお酒は、といった言い逃れは通じまい、と直感する。

「では、少しだけ戴きますっ」

努めて平静を装ってそう答えると
傍らにあった白の葡萄酒を手に取る。

根拠は無いが、何となく赤のものより白のほうが飲み易そうに見えた。

飲んだ振りでも良かったのだが
勢いでぐい、とかなりの量を飲み干してしまう。

一瞬くらっと目眩がした気がしたが、何、大した事は無い。

「立てますか、レディ?」

意外や意外。
口からは思いもよらぬ言葉が。
 27783: 【スタッフ】>りっぱー1/2:ミーティア ミーティア 2008/08/23 01:42:38 
言った覚えがあったかと悩むりっぱーに胸を張りたくなる。恋人の好みは聞き逃さないものである。
…ただし、こういった場でトクトクとそういうことを語るのは場違いなので言葉は飲み込んだ。

「結構悩んだのよ」
そう口にしたのは照れ隠しか、焦りか、よくはわからないがこうして会場に来てくれたのだからそれ以上のことはない。
今乗せられた足も、先ほどとは違って体重をかける素振りはなかった。
「わかってる、俺だって無理を承知で誘ったわけだし」

何だかんだで自分のことを考えてくれているのは知っているのだ。
会場の雰囲気を言い訳にその細いウェストに空いた左腕を回そうと試みる。
 27784: 【スタッフ】>りっぱー2/2:ミーティア ミーティア 2008/08/23 01:43:05 
「少し休んでから帰ることにするわ。お仕事頑張ってね」
しかし間を計っていたかのようにりっぱーは椅子を引きずりながらその場を後にしてしまった。
空を切った左腕はやり場の無さに拳が作られる。
「流石に一筋縄ではいかないか」
思い通りにならないのはいつものことなので諦めもつきやすい。

「さて、気を取り直して着替えてくるか。そろそろダンスの始まる時間だ」
ペア相手であるルクリア嬢の位置を把握し、トレイとグラスを厨房に戻す。
「さっきはエスコートに失敗したが、次は頑張らないとな」
足早に衣装の置いてあるスタッフルームへと向かった。
 27785: 【歓談:蛍さん、蓮さん】:刃 ブレイド 2008/08/23 04:32:52 
 男は近くにあった水の入ったグラスに口をつけ、一息つく。

「俺は踊りなんて教養は身につけてなくてな、それに盆踊りしか踊れない奴もいる」

 横目で帰月蓮を見やりあっさりと彼女が隠そうとしたことをばらした男は悪びれるでもなくグラスを片手に今度は蛍を見やる。
水を飲み幾分かリラックスしたのか先程よりは滑らかに口を開く。

「……あんたはどうなんだ?美人なんだ……相手には困らないだろ」

 言ってからやはり恥ずかしかったのかバツが悪そうにもう一度空になったグラスに口をつけ、中身がないことに気付き苦笑いした。
 27786: 【歓談:ティエンマ様】:泥海 ドロシー†フェルネラ 2008/08/23 05:47:08 
バレたら怒られるから、と言うティエンマ様。
一人でいる自分を見かねて、わざわざ話し掛けに来てくださったのかしら。
そうでなくても、お気遣いは嬉しかった。

彼の食事のお裾分けをいただいて、その美味しさに喜んでいると急に問われた。

「お相手は…おりませんの。元々舞踏会には参加できないと思ったから、どなたもお誘いしてませんし」

誘ってくださる方もいないですけれど、と苦笑する。

「多分途中で帰らなくてはならないから…そうなると失礼でしょう。だから衣裳も用意せず、見るだけにしようと」

残念な気持ちを切り替えて、問いを返す。

「ティエンマ様は?お相手の方、お待たせしてるんじゃありませんの?」
 27787: 【歓談:リズ】【ペア】アンスウェラー アンスウェラー 2008/08/23 10:59:25 
「私が、ピザに?
いや、確かに執心というか、作れたらいいなァとは思ってましたが、どうしてそれでリズがおもしろくなくな…おっと、り、リズ…」

腕を引かれてピザのテーブルから離れていく。
「うーん、そうですね、他にもまだおいしそうなものはあるわけですし。
次の料理はなんでしょうね…
当たり前ですが、ピザが少し油っぽかったので、今度はあっさりしたものがいいですね。
…ああ、あのテーブルなんてどうです?」

手を引かれながらも指差す先には、
「スープのテーブルがありますよ。
この香りはなんだろうな…少し薬っぽい香りもするから…薬草が入ったスープかな。
ちょっとこのあたりで、お腹を労わるとしません?」
 27788: 【ペア】【衣装部屋→退室/独り言】:くら クラシカジェイド 2008/08/23 13:57:27 
そろそろダンスの始まる時間。
早く着替えなきゃ。

お仕立てして頂いた服をクローゼットの中から探して、部屋の隅っこでこそっと袖を通した。
髪も、櫛を通してひとつに纏めてみた。

それから、漸く部屋の照明の下、姿見の前で己の姿を確認する。
「…わ」
鏡を見て、驚いた。
至極上質、優しくも華やか、お仕立て下さった方のセンスが伺える仕上がり。
このお仕立てで舞踏会に臨める幸運に、心から感謝する。
ありがとう。

さて、ヒカ、待ちくたびれてないかな、だいじょぶかな。
その心配にそわそわしつつ、衣装部屋を後にした。
 27789: 【スタッフ】【歓談:ドロシー殿】1:ティエン ティエンマ・ウインド 2008/08/23 16:50:18 
「そ…っか」
誰とも踊る約束をしていないと、残念そうに彼女は呟いた。
悪いことを聞いたかなと頭を掻くと、逆に問い返された。

「お相手の方、お待たせしているんじゃありませんの?」
「私、ですか?」

私は手に持っているトレイを少し見つめ、
それからドロシー殿を見つめた。

(…ティエン、何を考えている)
二翼が問う。
「多分、お前と同じこと」

くるりと踵を返し、私は手に持っているトレイを
近場のテーブルの上に置いた。
 27790: 【スタッフ】【歓談:ドロシー殿】2:ティエン ティエンマ・ウインド 2008/08/23 16:51:23 
そして手をゴシゴシとズボンに擦り付け、
再びドロシー殿の前に立つ。

「折角舞踏会に来たんですから、もっと楽しみましょう」

そして、宜しければ、と私は彼女に手を差し出す。

「私と踊って頂けませんか?姫君。
 まあ、私は王子ではなく、給仕ですが。
 もっとも…」

私はまた唇に人差し指を当てる。

「正式にエントリーしたわけではありませんから、
 こっそり、とね」

そう言って、にこやかに笑った。
 27791: 【ペア】【歓談:アンス】:リズ リズベライト 2008/08/23 18:11:13 
何故面白くないか…
理由を言えばきっと笑われる。

…いっそ名前をピザにでも変えようか。
そんなことが脳裏を過ぎった。

腕を引いて近づいたテーブルから、香る匂いに歩を緩め。
薬の匂いに自分より早く反応した彼に問う。

「薬草が入ってても大丈夫なんですか?」

薬草は癖のあるものが多いせいか、苦手意識が強い。

テーブルについて、薬草入りと思しきスープを一つ。
コーンスープを一つ、手元に寄せて。

「じゃあ、どうぞ」

薬草入りスープを渡す。
その味に、興味津々。
 27792: 【歓談:幽祢さん】:ミツキ 密月 2008/08/23 19:27:19 
掛けられた言葉で一気に緊張が解れる気がした。やっぱり一緒に来て良かった!

「へぇ、ちゃんとテーブルにも用意してあるんだね」

気配りの行き届いた会場は、慌しく動いてくれているスタッフさん達の努力の賜物だろうな。
心の中で感謝しつつ適当にグラスを取ろうとして、「酒は駄目だ」と釘を刺す言葉が飛んでくる。
う…確かに今まで酒を飲んでロクな結果にならなかったんだよな…
ホントは同じ飲み物で乾杯したいけど、ガマン、ガマン。

「も、もちろん判ってるって!」

手を横にスライドさせて、炭酸の泡の見え無いグラスを取る。嗅ぐと林檎の香り。うん、大丈夫だ。
乾杯できるよう、少しグラスを差し出しながら向き直る。
 27793: 【ペア】【歓談:アリスさん、衣裳部屋の方々】:りりー リリティア 2008/08/23 21:31:31 
頭をぽふぽふしてきたシファさんを手を振って見送った後、緋華さんに微笑みかけた。

「そうなんです…、これから着替えるのですが…。少々、急がないといけませんかね?」

アリスさんの選んだドレスは黒…。
うん、やっぱり黒にするべきかもしれない。

「えへへ、私はこれにしようと思います!」

衣裳部屋に入ってきたときから密かに気になっていた黒いドレスを身体に当ててくるくると回る。
似合うかどうか少し不安だ。

「それでは、アリスさん…、着替えましょうか♪」

慣れないドレスに戸惑いつつ、スタッフに手伝ってもらいなんとか衣裳に袖を通した。
結局、アリスさんの着替えを手伝うどころではなかった。
 27794: 【ペア】【移動と歓談:アリスさん、レイ】:りりー リリティア 2008/08/23 21:33:33 
数分後、鏡の前には全く知らない自身の姿があった。
これなら…、大丈夫…、きっと…、綺麗に見える!…多分。
はしゃぐ心を抑えながら、アリスさんの方に向き直る。
「私、先に行っていますね?付き合ってくださって本当にありがとうございました」

笑顔と共にお辞儀をする。
ドレスを着た後は殿方と2人きりがいいのではと…、そう思った。

衣裳部屋を出て戻る途中、レイを発見した。
「レイ〜〜〜〜〜♪」
はしゃいでしまっているのか…、私は彼女に抱きついた。
「えへへ、先に会場に行っていますね?」

慣れないヒールに苦戦しながら、私は会場の入り口へ急いだ。
(今度は私がお待ちする番ですね)
 27795: 【ペア】【歓談・Sanctuary殿】衣装部屋にて 巌念 2008/08/23 22:44:58 
煙草を勧められ、受け取る

「…ありがとう」

銜えると、甘い香りがした
甘くてほろりと苦い…これは何の香りなのだろうか

パチン、と指を鳴らすと、煙草の先端にちりちりと小さな熱が生じた
紫煙がゆるゆると立ち上る
銜えたまま息を吸い込むと、煙草の先端が小さく赤く光った

…息をゆっくりと吐き出す
短い間に肺腑を巡る小さな旅をした煙は
口から鼻孔から抜けていき
さらに天井へと、揺らめきながら静かに消えていった

ご仁が席を立つ
扉の向こうに、待ちびとが現れたらしい


…部屋の奥から、名を呼ばれた

先程から着替えを終えて部屋を出て行く数名の姿を見ていたが
見慣れぬ服を着るのは、少し楽しみだった
 27796: 【ペア】【歓談→退室:衣装部屋の方々】1:ヒカ 緋華 2008/08/23 23:12:33 
ダンスの時間が近づいて来て、衣装部屋も少し慌ただしい雰囲気になって来た
入って来た時に、艶やかな女性と歓談されてた白い翼の美しい女性が、皆さんに声を掛けつつ部屋の外へと足早に向かっていく
アタシもつられてぺこんと頭を下げる

りりーさんと、一緒に来られた薄青色の肌の落ちついた女性はこれからお着替えするみたい
「そうなんです…、これから着替えるのですが…。少々、急がないといけませんかね?」
そう言うと、りりーさんはドレスを選び、着替え始めた

「黒のドレスも素敵だね」
 27797: 【ペア】【歓談→退室:衣装部屋の方々】2:ヒカ 緋華 2008/08/23 23:13:33 
さて、アタシも急がなくちゃ

メイクさんに白粉とほお紅を塗ってもらい、淡めの赤の口紅を引いてもらう
普段お化粧はしないから、これで十分だよね
でも流石プロのメイクさんの技、薄化粧でも顔の印象がひと際明るくなる
メイクさんに「ありがとう」とお礼を言って、部屋の外へと向かう

ジェイはお着替え終わったかな?
結構時間掛かったかもと少し焦りを覚え、歩を早める
 27798: 【歓談:ティエンマ様】:泥海 ドロシー†フェルネラ 2008/08/23 23:25:44 
「え…え?」

思いもよらぬ言葉に、一瞬思考が止まる。
ティエンマ様にもペアの方がいるのだろう、自分などに構っていて良いのだろうか、と心配になったのだけれど。

まさか、踊りに誘われるとは。
冗談じゃないかしら。
しかも、姫君とか言われて。嘘のようだ。

「…もっと良い方がたくさんいらっしゃるでしょうに」

もう少し、身綺麗にしておけば良かった。
顔が赤くなる。

「わたくしでもよろしいなら…ありがとう、喜んで」

せめて、恥をかかせぬよう頑張らないと。
 27799: 【フリー】【歓談】:マ マーシェ 2008/08/23 23:31:02 
星空は、綺麗。
少しだけ昼間の熱を孕んだ優しい夜風が、頬を撫でる。

歓談室の、大きな扉の前。

そっと、扉に耳を当てる。
話し声。笑い声。微かな音楽。

入る?帰る?出遅れたけれども、それでも行く?

耳を離し、扉と向き合う。

そっと、押し開けた。
光が、漏れる。

その光に吸い寄せられるように、静かに足を踏み入れた。


会場内は、とても和やかな雰囲気。
人々は楽しそうで、スタッフは忙しく動きながらも来客への気遣いを怠らない。

「素敵…」

思わず感嘆のため息と共に。

とりあえず、壁際で会場内を眺めてみることにした。
 27800: 【フリー】【テラス→歓談室】:フィン フィンダファー 2008/08/23 23:49:15 
まだまだ夏だとはいえ、さすがに夜ともなればだいぶ空気も冷たくなってきた
ワインのおかげで少しは身体も温まってはいるけれど

そろそろダンスも始まる頃かしら
グラスも空になったことだし、歓談室に戻ることにしよう

賑やかな笑い声
着替えをすませた紳士、淑女たちの姿が見える
楽しげな雰囲気に、思わず笑みが浮かぶ

空になったグラスを手近にあったテーブルに置いた
もう一杯くらい何か欲しいところだけれど…
とりあえず、そのまま壁際に寄り、会場を眺めることにした
 27801: 【ペア】【衣裳部屋→歓談室】:ales アリス・A 2008/08/24 00:11:41 
少女が選んだドレスも黒
同じ色ながら、此方は可愛らしいデザインで
きっと彼女に良く似合う

ドレスに着替え、手袋の上から以前に貰った指輪を嵌める
鱗に引っ掛かるので、一度も付けた事が無かったのだ
指先で輝く碧に、彼は気付いてくれるだろうか

髪を整えて貰いながら、一足先に着替えを終えて態々退室の挨拶をくれる少女に手を振って

化粧は丁重にお断りした
どうせ、鱗膚に白粉は乗らない

鏡の前で、もう一度身支度を確認し、扉を開けてホールへと
軽く辺りを見回して、また場内を歩き出す
彼のこと、そう判りにくい場所に居る筈が無いと信じて
 27808: 【ペア】【歓談:phandem】1/2:s-f シーファ 2008/08/24 00:56:53 
『シフ、追われてでもいるのか?まだ12時にはならないが――』

背の高い、髪を横で結わえている男性の隣を通り過ぎようとすると。
すれ違いざまに、聞き覚えのある声がかかる。
…気づかなかった。
そういえば…実は素顔を知らなかったんだ、などと今更思い出す。

「追われてるというより、探してる感じかな?
 っと。ファンデム、ごめんな待たせちまって…」

声の主に振り返り、こちらも言葉に詰まる。
顔、あったんだ、とか、とんでもなく失礼な事を思いながら。
その端整な顔の男性が、思っていたよりも優しい瞳で、
自分をまじまじと見つめているのに気づいて、急に恥ずかしくなる。
 27809: 【ペア】【歓談:phandem】:s-f シーファ 2008/08/24 00:57:11 
「あ、あはは、馬子にも衣装って奴だろっ。背は…ほらこのヒールのせいさ。
 ファンデムこそ格好良くて、男前で驚い…た……」
(なななな、何言ってんだ俺…!)

照れ隠しのつもりが、更に恥ずかしい事を口走ってしまい、顔が湯気が出る位に火照るのを感じる。
まともに顔を見られないかもしれない。
差し出された腕が、有難かった。
彼から顔を隠すように、その腕に掴まる。

「ダンスを始めるまでには慣れると思うから、少しだけ掴まらせて…な」

しがみ付く様に掴まっているのも、結構恥ずかしい状態だという事に、精霊は気づいていない。
 27810: 【ペア】【衣装部屋→移動→会場:リリー】:Ray Ray 2008/08/24 02:45:15 
衣装部屋の中はダンスの時間も迫っているせいか、少し…いや、非常に慌ただしさを感じる。

『レイ〜〜〜〜〜♪』
良く耳にする声。この声をもっと早く聞いていたら、最初から元気に振る舞えたかな^^;

黒いドレスと帽子のアクセントがリリーらしさを一層引き立てたのでしょう、彼女がいつも以上に大人っぽく綺麗に輝いて見えた。

「きゃ〜!リリ〜〜♪とっても綺麗よ〜!うん、また後で会場でね♪」
抱擁を交わすと彼女は、パートナーを待たせていたのか先に会場へと向かって行った。後ろ姿に少々子供っぽさも見つけてみたり…。
 27812: 【ペア】【衣装部屋→移動→会場:リリー】:Ray Ray 2008/08/24 02:45:50 
さて、そろそろ私も会場に戻っておかないと、パートナーに心配かけてしまう。

「よしっ!頑張りましょうね、レイ!(びしっ」
最後に鏡に写る自分の姿に元気に気持ちを伝え、衣装部屋の方々に軽く会釈し、再び会場へと急ぐ。
 27813: 【ペア】【スタッフルーム→会場】1/2:ミーティア ミーティア 2008/08/24 02:47:31 
鏡の前でタイを締め直す。
鏡に映る自身の色鮮やかさに眩しさを覚えた。
「…初めて白を着たくらいの勢いだ…」
以前色水を投げ合うときに白を着たが、あれは汚れてもいい衣装だった。
こうしてちゃんと白い衣装を着るのは生まれて初めてに近い。
「隣に並ぶ姫様と違和感がなければいいか」

脱いだスタッフ衣装を手早く纏め、スタッフルームを出る。
ホールにはワルツが流れていて、どうやら着替えている間に曲が始まっていたようだ。
会場内に向かいつつ厨房の近くを通ったときに白ワインのグラスを一つ失敬する。
香りを楽しみ唇を潤しながら確認した姫の位置は着替える前と変わっておらずすぐに見つかった。
 27814: 【ペア】【歓談>ルクリア嬢、蒼井殿、アストロス殿】2/2:ミーティア ミーティア 2008/08/24 02:47:44 
何事を話しているのか相変わらずの元気な様子に口角が上がった。
飲み干したグラスを手近なテーブルに戻して姫に近づく。
歓談中のようだが今話しかけても大丈夫だろうか。
悩むが曲は始まったばかりだ、焦ることはない。
歓談中の青年二人に会釈をして、目的のお姫様に深く腰を折る。

「歓談中失礼するよ、お姫様。結局曲が始まるまで待たせてしまった
 そちらの二人も改めて今晩和…」
おや、先ほど話した橙髪の青年の隣はスタッフ…いや、スタッフの顔は把握してあるので思い直す。
きっと暑くて上着を脱いだのだろう。
「そちらは初めまして、楽しんでるかい?」
今はダンス参加者だが、やはりお客様の動向は気になるものだ。
 27815: 【フリー】【歓談:ルクリア嬢】:蒼井 蒼井 2008/08/24 03:25:38 
小さな淑女の、その不安そうだった表情に、安心したような光があふれてくる。
蕾がほころぶような笑顔と、瞳。

(よかった…。安心してくれた、かな)

「こちらこそ、ありがとう。お声をかけてくださって、嬉しい」

その様子にほっとして、立ち上がる。

「何の話をしていたかって?…いや、ほんとに大した話ではなく…」

と、言う間にも何故だかアストロスを見ておろおろと涙ぐむ少女。
え?え?
果物…犯人…?
再び腰をかがめ、柔らかな髪色の頭にそっと手を載せ、静かに撫でながら
「だ、大丈夫…。事件は、解決した…から」
こちらもおろおろしながら、訳の分からない慰めを口にした。
 27816: 【フリー】【歓談:ルクリア嬢・ミーティア殿】:蒼井 蒼井 2008/08/24 03:27:27 
ダンスホールのほうから、音楽が聞こえる。
ワルツの、前奏だろうか。
そろそろダンスの始まりらしい。
「そういえばルクリア嬢、貴女はダンスには…?」
ダンスに参加されるなら…
どんなにかわいらしいだろうな、と想像してみる。
そうしてるうちに背の高い青年が近づいて来て、小さな淑女に優雅に挨拶をする。

ああ、先ほどの、ウェイターだ。
だが今は、白い正装に胸元を飾る花、目を見張るほどに輝かしい姿だ。
「やあ、改めてこんばんは…。ああ、そうか、貴方が彼女のパートナーなのか」
大きな男と小さな少女の取り合わせ。
なにやら微笑ましいような…
「ダンスが始まるんだね。楽しみに…拝見させていただくよ」
 27817: 【スタッフ】【歓談:錐玖さん】:レン レンヴァルド 2008/08/24 16:01:43 
「嗚呼、それでは赤ワインをお願いできますか?今夜は上品に過ごしたいので、ね。」

暫く悩んだ末、銀の仮面の男性の選んだ色は赤。
確かに、赤の方が服の黒とも良く合うし豪奢で上品なイメージであるかもしれない。
頷き、盆から赤ワインの注がれたグラスを取りその手に渡す。

「…ふふ、貴方の云う通り本当に此処は人が多い…この広い会場を切り盛りしているスタッフの方々は大変ですね。
ええ有難う御座います、貴方にも善き夜が訪れることを…」

そう言って微笑んでくれた男性の後ろから微かに響き始めたのは、ダンスの始まりの合図。
 27818: 【スタッフ】【歓談:錐玖さん】:レン レンヴァルド 2008/08/24 16:02:28 
星降る夜の本格的な始まりに沸き立つ心と、労いの言葉に自然と口元は緩む。

「いいえ、楽しんでくれる人がいてこそのスタッフなわけで…忙しくてもそれが逆に嬉しくって。

フフ、労いの言葉どうもありがとう!それじゃあ失礼しますっ」

深く礼をして、その場を後に。
これから始まるダンスを楽しみにしながら。
 27819: 【歓談:リズ】【ペア】アンスウェラー アンスウェラー 2008/08/24 16:46:26 
「薬草が入っていても大丈夫、というか、薬草が入ってるのがいいというか。
このスープもそうなんですが、薬草や香草の独特の香りがある方がいいんです」
リズから受け取ったスープを、大きめの匙で掬って口にする。

「……うん。
この、いかにも、薬草っていう感じの苦味や香りがいいんですよ。
”健康になってる”って感じがして。
ですから、薬草を煎じて飲んだお茶とか…そうだな、ジャスミンティーとかも好きですよ」

あまり理解を得られない考えかもしれないが、隠しておくようなことでもない。
「決して味が好きというわけじゃなくて、飲んでいる時の感じが好きなんです。
リズの方は…それは普通に味がおいしそうですね」
 27820: 【歓談:ルクリア嬢】溜めに溜めたレスを一気に(爆:千 千紅叉 2008/08/24 17:55:36 
「…お役に立てたなら光栄だよ」

丁寧に返される謝辞に、気にしなくて良いと微笑みを返す

其の後、何やら思案するような様子に、
何だろうと首を傾げ乍ら見守って居れば、
突然叫ぶように彼女が口にした今更過ぎる言葉に吹きだした

身体中が瞬時に朱に染まる様子に、思わず先程腕の中から
周囲を見回し百面相していた様子迄をも思い出してしまい、
更に込み上げる笑いの発作

『見ていて飽きない』

此れが彼女への毎度の感想らしい
 27821: 【歓談:ルクリア嬢/園長殿】取り敢えず、と声を掛けた先:千 千紅叉 2008/08/24 17:58:40 
『…あれ、千さん…?』

振り向くと同時に発せられた声、向けられた顔は友人のもので、
衣装こそ常とは違えども、
友人と気付かず声を掛けた自分の浮かれ具合に呆れてしまう

「…おや、君だったのか、ちっとも気付かなかったよ
衣装が違う事も勿論だが、すっかりウェイター姿が
板についていて」

驚いた、とからかう様な調子で笑い掛け、
掛けられた歓迎の言葉に感謝と労いの言葉を返す

特に何を、と告げたわけでも無いのに、
咄嗟の判断で柔らかい色味のジュースのグラスを少女へと
差し出し、さり気無く気遣う様子に感心して居れば、
不意に自分へも返された少女の微笑へ、返すよう穏やかに
目を細めた
 27822: 【歓談:ルクリア嬢/園長殿/リズ君】:千 千紅叉 2008/08/24 18:00:31 
次いで、渡されたシャンパンに礼を言い、一瞬止まった彼の視線の先を追う
目に止まったのは友人のフォークの先

「…普通はそうだろうな」

誰にとも無く愉しげに呟いて、小さく頷いていると不意に叩かれる肩
如何したのだろうと振り向けば、如何やら待人は既に会場に居るらしい

「ん?もう見付けたのかい?
…了解、では彼女は任せたよ
私は此処でのんびりしているのでね」

告げられた言葉、既に人波を縫って進む背を笑顔で見送って、
袖口を引く手にゆっくりと視線を其方へ戻す

見れば一生懸命此方へとグラスを掲げる少女の姿
身体中で愉しさと喜びを表現する様子がまさしく花の様だとそう思う
 27823: 【歓談:ルクリア嬢】:千 千紅叉 2008/08/24 18:02:58 
「…炭酸は初めてだったのだね、そうだな…不思議だし、綺麗だ
此れを初めて口にしようと思った方は随分とチャレンジャーだろうと
そう思うよ」

慣れてしまえば美味しいとも思うのだけれど、初めは刺激的だからね
身を屈め、そう悪戯げに告げながら、折角の髪型が崩れないように
そっと髪を撫で

其の後、一気にグラスを空け、
果物を凝視していたかと思えば猛烈な勢いで口に運び出す少女は、
完食と途中我に返ったのか頬を染め俯いている
何を思っているのかが想像出来る辺りが何とも言えないわけだが
其れは敢えて口に出さずに
 27824: 【歓談:ルクリア嬢/園長殿】:千 千紅叉 2008/08/24 18:03:45 
其の一連の動作をグラスを傾けつつのんびりと見守っていたのだが、
突然再度声を掛けられ、笑っていたのがバレたかと一瞬焦るも
そうでは無かったらしい

言葉と同時に頭を下げたかと思えば、ふわりと舞い上がる少女

「…其れは構わないが…ルクリア嬢…」

…其れでは、スカートの中身が丸見えでは無いだろうかね?

極度に恥ずかしがりやな少女にそう告げて良いのか解らずに、
其処で一瞬言葉を止めれば、既に飛び去る少女の姿

「…まぁ、気付かねば平気だろうか、ね」

仕事へ戻る、という友人
忙しいだろうに、気遣いも忘れない
そんな姿を見習おうと思い乍ら其の背を見送って
改めて周囲を見渡してみる
 27825: 【歓談】:千 千紅叉 2008/08/24 18:04:25 
完璧に2人の世界を醸し出しているかのような幸せそうな恋人達、
気のおけない仲間同士の歓談、
ともすれば喧嘩にすら見える遣り取りをしている方達や
静かに雰囲気に浸る方、皆各々此の場を愉しんでいる様子

最後に、飛び去った少女の愉しげな姿を目に留めて


「…時折ならばこういう場所も悪くないねぇ、本当に」


さて、そろそろダンスも始まる頃だろうか
先程とはまた違った趣を持つざわめきに、
自身は踊らずとも知らず期待も脹らんで
 27826: 【ペア】【衣装室→ダンスホールへ】:S。 Sanctuary 2008/08/24 19:35:50 
どうやら
お茶をしている時間は
無くなってしまったようだ。

それぞれの衣装室から
スタッフの声が聞こえる。
ワルツの音はもう
既に微かに耳に届いている。

「鬼蚕さん…。
ダンスホールで会いましょう」

貴女の
ドレス姿を
楽しみにしていますと微笑めば

少年は
部屋へと静かに入る。
髪を調え
ショートフロックコートに
着替えれば
一足先に会場の方へと向う。


ダンスホールの
入口を開けると
そこは月明りに照らされた
素敵なテラスがある。

入口付近で
眠りから覚めた鬼姫の
ご登場を待つとしよう。

今宵は素敵な夜になりそうだ…。
 27827: 【歓談:密月】:幽祢 天法院幽祢 2008/08/24 19:54:13 
やっぱ酒を取ろうとしたらしいパートナー君。
釘を刺した途端手が横にスライドしたのを見逃さなかった。
流石に此処で飲まれると色々不味そうだし。

「ん?いい匂いするな。林檎か?」

振り向いた密月の手にしたグラスから仄かに香る甘い香り。
同じ飲み物は無理でも、せめて共通点のある物で乾杯したい。
確かアンプルマ産で甘さ控えめ果実酒、てのを以前どっかで見た覚えがある。
その微かな記憶を辿って探してみれば…それらしき酒が目に入った。

「っし、乾杯といくか」

その果実酒を取ると密月を見て微笑み。

「煌きに彩られた素敵な夜と我がパートナーに…乾杯」

グラスを軽く触れ合わせるように差し出した。
 27828: 【ペア】【歓談】歓談室へ 巌念 2008/08/24 20:10:58 
「お客様…お召し替えの際には、お煙草はご遠慮下さいませ」

…ああ、うっかりしていた

煙草を手にとり、掌に収める
煙が指の間から漏れた…小さな羽虫に変わりながら
ひらひらと宙を舞いながら消えていく様子を見ていると

「…お客様」

…ああ、分かったよ
忙しいと言いたいのだろう


…上着に袖を通す
上等な布だなあ、と感心する
髪も結い直され、三つ編みも綺麗に編み直された
着替えを全て終えてから、姿見で己の姿を見る

「宜しいでしょうか」

「……」

宜しいのか、宜しくないのか、己では判別が付かない
礼だけ述べて、部屋を出た

音楽が聞こえる…ああ、もう始まってしまったか
歓談室へ、急ぎ戻る
 27829: 【ペア】【移動】会場入口→ダンスホール:りりー リリティア 2008/08/24 20:56:52 
ダンスホールの入り口に着いた。
すでに何人かのペア、待ち人で賑わっており優雅な音楽が流れ始めていた。
辺りを見回したが、あの方はまだいらっしゃっていないようだ。

「ワルツですか…。」

ダンスなどほとんど経験がない。
この日のために多少の練習は積んできたが…、いざとなると緊張で強張ってしまう。
一人、足の運びを思い出しながらあの方を待つことにした。

素敵な夜になりますように…。
 27830: 【ペア】【歓談:蒼井さま】:りあ ルクリア 2008/08/24 22:28:48 
「悪気はなかったのです!あんまりに…美味しくって、つい…っ!ど、どうかお許しくださいまし…っ」

頭を下げながら、なおも謎の懺悔を続ける。

すると、頭に手を置かれた感覚が。

(掴まれる!)
一瞬、びくりとする。

『悪い事』をしたお仕置き、をされるか、と思ったのだけれど。

「ふぇ…?」
優しく、撫でられている。

「だ、大丈夫…。事件は、解決した…から」

そう、慰められる。

「ほんとう…?それなら…よ、良かった…っ」

何時の間に事件に、などと言う疑問は抱かない。

優しくて、温かくて。

その感覚に心地良さそうに目を細めて微笑む。

そうして、自身が泣いていた理由すら忘れていった。
 27831: 【ペア】【歓談:蒼井さま、ミーティアさま】そうこうしているうちに:りあ ルクリア 2008/08/24 22:43:19 
耳に響く、ワルツの前奏。

ダンスには、と問われて。

「ぁ…僭越ながら、参加させて、頂く、のですよ…っv」

粗相をしそうで、不安なのだけれど。踊ること、とても好きなので、と付け加えて。

「蒼井さまとアストロスさまは…」

お二人で踊るのかしら、と思って訪ねようと…した所。

真っ白な衣装を纏い、優雅な挨拶をする紳士の姿。

(お姫さま、に…曲が始まるまで待たせてしまった…)

かけられた言葉を、思い返す。

「ミーティアさま…っ!」

ダンスのお相手様だ、とやっとこ気が付く。

白の衣装が良く映えて、あんまりお綺麗で、解らなかった!

と、口走りそうになるも、口元を押さえて何とか堪える。
 27832: 【ペア】【歓談:ミーティアさま】:りあ ルクリア 2008/08/24 22:44:36 
(きっとわたし、が白い衣装だから…白であわせて下さって…)

日頃黒い衣装を纏っている印象のある方。
お気遣いが見て取れて、とても嬉しかった。

「お勤め、ご苦労さまでした…と…白のお衣装、とてもお似合いでらっしゃる…っ」

瞳を輝かせて、迎えに来て下さってありがとう、と告げる。

「だんす、頑張りますので…宜し…」

だんす…
お迎え…
白のお衣装…

「あぁぁぁ…っ!」

(わたし、まだ着替えていなかった…!)
此処でやっと、重大な事に気が付く。

ダンスの曲は始まって。

お相手様も、お仕事を終えて、こうして迎えに来て下さったと言うのに。

自らの仕度が済んでいないとは、なんたることか。
 27833: 【ペア】【歓談:ミーティアさま、蒼井さま、アストロスさま】羽根を萎めて:りあ ルクリア 2008/08/24 22:45:41 
凹んでいる場合ではない。

(急がねば…っ!)

「ミーティアさま、蒼井さま、あすとろすさま!ちょ、ちょっと…着替えて参るゆえ…席を外します…っ!」

深々と頭を下げて。再びふわりと舞い上がる。

転んで、運ばれて、暴食して、飛んで逃げて、懺悔して、また飛んで。…本当に忙しない少女である。

因みに飛ぶのは、走ると転ぶから。

目指すは衣裳部屋。まずは入り口まで飛んでいく。

入口付近で、先程お世話になった笑顔のステキなスタッフさまと共に在る、知人の姿が目に入る。

(錐玖さまです…っ!)

声をかけたい、のだけれど。

また、あとで、とぐぐっと堪える。

そのまま、ぱたこらと会場を跡にした。
 27834: 【衣裳部屋】奇跡的に直ぐにたどり着き(破滅的方向音痴):りあ ルクリア 2008/08/24 22:46:47 
ノックをして、こそりと顔を覗かせる。

ダンスに参加される皆さま、は既に着替えた後だったよう。

(まずは…ど、どうしたら…)


きょろきょろと、辺りを見回す。挙動不審な小さな鳥が一羽。

仕立屋さまから届いていた、子供サイズの小さなドレスの主だ!

と、直ぐに気が付いたらしい。

素早く、着付けられていく。

少しだけ、髪を整えるのに手間取った様子だったけれど。


長い上に非常に柔らかい、纏めずらい髪を、こんなに手早く綺麗に!と、そのお手並みに感動する。


お化粧は、殆ど施されなかった。

白粉も、頬紅も、必要はないと、褒められた。

でも折角だから、と淡紅色の口紅を引かれた。
 27835: 【ペア】【歓談:シフ】1/2:pha phandem 2008/08/24 23:10:57 
「いや、飲み過ぎてゆっくり休んでいたくらいだ。
かえって急がせてしまったか……な」

精霊が急に緊張した様子に気付き、じろじろと見るのは失礼だったと慌てて視線を逸らした。

「男前か。それはどうも、……有難う…。
なんだか…酔いが覚めるどころか、回ってしまいそうだ」

華やかな相手に己は不相応な気さえし
相手の緊張がうつったかのように、己の表情も強張ってしまうのが分かる。
実は骨兜が本体だからなどと押し通して、兜を被ってきてしまえば良かったのかもしれない
 27836: 【ペア】【歓談:シフ】2/2:pha phandem 2008/08/24 23:11:21 
頭を振る。

「いくらでも。止まり木代わりにどうぞ」

腕にかかる微かな重みを感じながら
横に並ぶ事で互いの視線を意識せずに済み、内心少し落ち着く事ができた。


「急いでばかりで休んでいなかっただろう。少し腹に入れてから向かうか?
靴慣らしに、知り合いにドレス姿を披露するのも良い」

軽食や果物、飲み物が並ぶテーブルを示す。

「……急に踊るにも心の準備がな…」

最後の言葉は口ごもって小さくなってしまった
 27837: 【スタッフ】【歓談:黒桜姫、マーシェ】:アンリ アンリエッタ 2008/08/24 23:12:58 
蝶は留まることなく、何かを求めてか通過されて行かれた。
じきに彼女の足音は一層大きくなった人々のざわめきと、流れ始めた演奏に紛れて聞こえなくなる。
あら、残念。蝶を招くには役不足であったらしい。
トレーに、焼き菓子のひとつでも用意して置けば良かったろうかと後悔するも遅い。
何しろ、飲物ばかりだ。

それにしても、と首を竦める。
円舞曲をなるべく耳から締め出さねば気が散ってしまうわ。
とうとう舞踏会本番が開始となり、客人でもないのに胸の鼓動がわずかに早まった気がした。

踵を返して、観談室を半周した所で溜息を耳にする。
微かな、無意識に零した夢見るようなそれ。
この反応は…新たな来訪者かしら。
 27838: 【スタッフ】【歓談:マーシェ】:アンリ アンリエッタ 2008/08/24 23:14:13 
眼の眩むような絢爛装飾のなかに身を置けば、現実感が乏しくなって当然だろう。音楽自体がひかり輝く錯覚すら抱かせる。

中央を見やる、壁に咲く花もそれは絵になるけれど。
楽しんで頂きたいとの想いで、にこやかに話し掛けた。
腕が痺れるような事はないが、礼をとるに多少の不便さを感じる。

「いらっしゃいませ。
 失礼ですが、御客様は御越し頂いたばかりでしょうか?
 さきほど演奏を開始したところなのですわ、どうぞ楽しんでいらして。
 あの…必要なものはございますか?」

御申しつけの通りに、と笑みを濃くする。
笑顔の裏でトレーを持つ手には、ちからが籠る。
色々な意味で気合いが入っているのだった。
 27839: 【ペア】【歓談→会場へ移動:ドロシー殿】:ティエン ティエンマ・ウインド 2008/08/25 00:57:41 
「…もっと良い方がたくさんいらっしゃるでしょうに」

顔を赤らめて彼女は言う。
それに対して私は苦笑いで答えた。

「私はそんなにモテませんよ。
 ただ私は運が良いのかもしれません。
 スタッフだけで終わる筈が、ドロシー殿と踊れるんだから」

彼女は私が差し出した手を取った。

「わたくしでもよろしければ…ありがとう、喜んで」

彼女の嬉しそうな表情に、私は満足げに微笑んだ。
 27841: 【ペア】【歓談・朔耶さん→移動・会場】:ネス ネスカート 2008/08/25 01:37:30 
さてと、どうやらダンスホールの準備も整ったみたいだし…

「ネクタイも直ったし、そろそろ行きましょうか?」

朔耶さんと腕を組む。
まぁ、大胆にいくのも悪くないかしら?
いや、まぁ、恥ずかしさは、まだ残ってるんだけど…
折角の舞踏会。
今夜くらい。
 27842: 【ペア】【歓談>ルクリア嬢、蒼井殿】:ミーティア ミーティア 2008/08/25 03:45:13 
「ああ、アミダが結んだ良縁でね。お姫様を借りるよ」
何やら微笑ましそうな青年にお姫様を借りる旨を告げる。
ダンスを楽しみにしているという言葉に素直に嬉しさがこみ上げた。
やや緊張もしてきたが、少しくらい固くなっていた方が上手く踊れそうな気もする。

ダンス相手のお姫様も、花の綻ぶような顔を見せてくれたが、見る間に硬い表情になってしまった。
「ちょ、ちょっと…着替えて参るゆえ…席を外します…っ!」
慌てて向かった先は衣装部屋のようだ。
「迎えに来るのが遅かったんだし気にしなくても良かったのに…」

「ううむ、急に歓談を切る形になってしまってすまんな」
苦笑をしながら二人の青年に謝った。
 27843: 【ペア】【歓談:桜、呼宵くん、魁羅ちゃん→移動】:和 和微 2008/08/25 11:26:20 
「桜、そろそろ…」

声を掛けながら銀の少女に歩み寄ると、元居た場所へ蹴りが繰り出され、内心冷や汗を掻いた。

「…着替えてこようか、ダンスの時間だ」

何も見なかった事にして微笑むが、多分笑顔は引き攣っているだろう。

「お義兄さん、桜をお借りします。魁羅ちゃん、お互いダンス楽しもうね」

口早に挨拶をし、銀の少女の肩を抱いて半ば強引に逃げ出す。
話し合いなんて通用しないに違いない、それだけはわかった。

「気持ちはわかる…うん」

自分が同じ立場なら――考え、苦笑する。
同じく問答無用、殺る勢いで相手の男に剣先でも向けるに違いない。

「妹は可愛いもんなぁ」

きっと、どこでも一緒だ。
 27844: 【ペア】【歓談・ネスカート嬢→移動・会場】:朔 黒崎朔耶 2008/08/25 11:40:48 
「あぁ、ありがとう」

ネクタイを直してもらいそうお礼を言う。
どうやら、ダンスホールの準備も整ったようだ。

「そうだな」

そう微笑んで答える。
腕を組まれ、少々緊張しながらも歩く歩幅をあわせてゆっくりと会場に向かった。

 27845: 【ペア】【歓談・phandem】1/2:s-f シーファ 2008/08/25 12:10:27 
「大丈夫、全然急いでないぜ。着付けや化粧はスタッフさん任せだし」

休んでいた、と聞き、何処かほっとして手を振る精霊。
しかしこちらの緊張…というか動揺というか、が伝染したのか、相手の表情も固くなっていく。
これは宜しくない。
下手すると骨兜を取りに家まで戻りかねない。

「ん、そうだなー、じゃあ果物でも食べてから行くか?
 ちょっと位遅れたって平気だよな」

小さく聞こえた言葉に噴出しそうになる。
どんな姿をしていようと、彼は彼だ。何となくそう思った。
力が抜けて、自然と笑みがこぼれる。
 27846: 【ペア】【歓談・phandem】2/2:s-f シーファ 2008/08/25 12:10:53 
「あ、なあなあ、これなんかどう? 綺麗に盛り付けてあるよ」

するり、と彼の腕から抜けてテーブルに駆け寄る。
花の様な形に切られたメロン、周りに葡萄などが見栄え良く飾られた皿を差し出した。

持ち前のバランス神経のせいか。
足は大分しっかりしてきた。
食べ終わる頃には、きっと好きに動けるだろう。
 27847: 【ペア】【歓談:アンス】:リズ リズベライト 2008/08/25 12:23:36 
「ハーブティは美味しいですよね」

すっきりとした、後に残らない香りや味が好きだ。
なるほど。

「健康になりそう、って言う満足感が勝るわけですね。うんうん、それはありますよね。
薬も苦いものとか、匂いのきついものをわざわざ選んでみたり。いかにも効きそうなものってちょっと嬉しいですよね」

納得できる理屈…
と言うより、自分にも当てはまって、笑いさえ起きてしまう。
そういう観点で言えば、自分も薬草スープは好きだ。

手元に寄せたコーンスープに手をつけて。
失敗したなと少しの後悔。

「やっぱりアンスの食べるものは美味しそうに見える」

移り気な性分。
 27848: 【ペア】【歓談→ダンスホール移動・トウマ殿、ソラン殿、シンシア殿】:ミネア ミネア 2008/08/25 12:45:23 
「皆さん、少々失礼します。ちょっと化粧を直しに^^;ソランさん、ミネアさん、トウマさん、シンシアさん、また後で^^」
Ray殿がそういって、その場から去る。

流れ出すワルツの前奏

「おや…そろそろダンスが始まるのかな…」
シンシア殿に何か元気付けられたらしいトウマ殿を見つつ、グラスに口を付けて、喉を潤す。
「移動しようか?今宵のパートナー殿」
軽く微笑んで。
 27849: 【ペア】【歓談*和微さん・呼宵さん・桜ちゃん】:魁羅★ 魁羅 2008/08/25 13:21:39 
銀髪紫眼のおねいさんが、
店長のパートナーさんみたい。
楽しそうに、可愛い笑みを浮かべて
魁羅に挨拶をしてきた。
呼宵さんの妹ぉ〜?

「おねいちゃん、桜・・・ちゃん?うわぁぁ〜*
魁羅いうの★こちらこそ!よろしくなの〜(≧△≦)ノ」

焦りながらも、差し出した手を握って、
ぶんぶんと大きく振った。
 27850: 【ペア】【歓談*和微さん・呼宵さん・桜ちゃん】:魁羅★ 魁羅 2008/08/25 13:22:00 

呼宵さんと店長の様子を見ながら、
魁羅は内心わくわくしながら見守っていた。
反対に、一人興奮してこくこく頷く少女が、
呼宵さんと店長が、一緒に踊りたいんだと
勘違いしているのに気づいた。
いざとなったら、魁羅と踊ってくれるらしいvV
なので、ここはとりあえず・・・

「桜ちゃん!!一緒に踊ってくれるの〜(’’*)?
そうだよね、店長と呼宵さんが一緒に踊ったら、
パートナーいなくなっちゃうもんね;」

と桜ちゃんの話に乗ってみることにした。
 27851: 【ペア】【歓談*和微さん・呼宵さん・桜ちゃん】:魁羅★ 魁羅 2008/08/25 13:22:47 
とりあえず、3人の様子を見守っていた魁羅は、
店長がどう切り抜けるか悩んでいるのに気づいた。
でも、楽しそうなのでそのままにしようと思っていたところ、
やくざスタイルをとっていた呼宵さんが、
店長にやくざキックを仕掛けていた。

「・・・・・・・。」

店長はキックを避けて、早口で挨拶していくと
桜ちゃんを連れて逃げてしまった。

「・・・・うに?あまりの早さに、ついて行けなかった。
呼宵さん!桜ちゃん、拉致られたよ?」

これからの展開に、期待を寄せながらも自分が
間違ったことを口にしているのに気づいていなかった。
 27852: 【ペア】【移動:歓談室→ダンスホール】:泥海 ドロシー†フェルネラ 2008/08/25 19:38:47 
「私はそんなにモテませんよ。
 ただ私は運が良いのかもしれません。
 スタッフだけで終わる筈が、ドロシー殿と踊れるんだから」

殿方とはみんな、こんなに口が上手いものなのかしら。
魔の血が濃いせいで、精霊と言うよりお化けのような姿の自分。
こんな女を褒めたって、何にもならないと思うのに。
何で彼はこれだけで満足そうな顔をするのだろう。

…でも、せっかくだから。
相手が楽しんでくれるなら、今日くらい。
良い夜にしたいわ。

そう思えば自然、笑える。
そっと手を引かれ、歓談室を後にした。
 27853: 【ペア】【歓談・シフ】:pha phandem 2008/08/25 21:38:00 
曲が始まっているというのに、少しくらい遅れても、と軽くこちらの提案に乗ってくれた返事に、
共にこっそりと悪戯を仕掛けているような感覚を覚える。

頷き、テーブルへ向かおうとすると
柔らかな普段通りの笑みを見られて、こちらの気分も解れるような気がした。

風が腕から離れ、舞い遊ぶ様に果実を手に振り向く。


「…綺麗だな。ひとつ貰う」

差し出された皿から葡萄をひとつ摘んで口に放り込む。
精霊へは、細かな装飾が施された金のフォークを差し出した。テーブル上の食器には細工物が並んでいて、見ているだけでも飽きない

「甘いよ」

自分が手掴みで済ませた事へは、口先に人差し指を立てて笑って見せた。
 27854: 【ペア】【歓談・アリス君】:幻灯 幻灯屋 2008/08/25 22:00:44 
仕立て部屋の扉の外から移動してテラスに近い壁際へ
中々にこの位置は悪くない、ホール全体が良く見える

さて、さて、何処かに良い物語の欠片は転がっていないだろうか
数多く人が集う場だけに、きっと欠片も完成品も選り取り見取り

待ち時間と言う事も忘れ、仕事に没頭しかけた所を危うく思い直す

誘った自分がこれではなぁ

今夜は今夜の事だけを考えよう
例えば、私の花は今宵どんな装いを見せてくれるのか、等
好みを聞かれて一つだけ答えた
彼女は何処に付けただろう?胸だろうか、髪だろうか?

す、と仕立て部屋の出入り口に視線を向ければ、丁度扉が開く所
我ながらタイミングがいい。彼女とは限らないのだけれども
 27855: 【ペア】【歓談・アリス君】:幻灯 幻灯屋 2008/08/25 22:02:06 
とは言え期待をしない訳ではない
が、出て来たのは男性

流石に物語のようにはいかないね、ん

二度目の苦笑。けれどこういう気分も悪くは無い
続いては女性。先程の男性とペアのようだ

もしや既にホール内に?いや、それなら自分は気付いている

ここで待っておけば…と、おや?三度目の正直となるだろうかね



目に入ったのは鮮やかな赤
やはりよく似合う

辺りを見回して歩を進め始めた相手にゆっくりと近づいてゆく

「レディ、何やらお探しのようですが。宜しければ御一緒に御探し致しましょうか?」

なんて。探させてしまったかな?と軽く笑んで手を差し出す

「迎えに来たよ。私の姫君。お手をどうぞ」
 27856: 【ペア】【歓談?:魁羅ちゃん、和微さん→ダンスホール移動】:呼宵 呼宵 2008/08/25 22:52:13 
我が渾身のヤクザキック
脛の骨も折れ砕けよと放った一撃は見事に回避される

こ、この男・・・見た目の割りにヤル・・・

そんな感慨に耽っていると
青髪ニーチャンは桜に呼びかけ、エスコートして
ダンスホールの方へそそくさと姿を消す

魁羅ちゃんは「ちゃん」付けやのに、桜は呼び捨て…
あまつさえ、桜の肩に手ぇ回して…
あの男…排除では生ぬるいか…

敵意が殺意に変わった瞬間であったとか何とか

「よし!ボク等もダンスホールに行こか!魁羅ちゃん」

傍らの少女を促して、ダンスホールへと向かうバカ義兄の目には
あまり表現したくないよーな炎みたいなものが宿っていたという…
 27857: 【歓談:幽祢さん】:ミツキ 密月 2008/08/25 23:16:54 
「うん、林檎ジュースみたい。幽祢さんのは?」

言って相手のグラスに鼻を少し近づけると、自分のそれと似た香りがした。その意味が判って笑みを深める。

「この夜、忘れ難き光の時間と俺のパートナーさんに、乾杯っ」

そっとグラスを持った右手を差し出す。
グラスのぶつかる小さな小さな鈴のような音は、人の声で溢れた筈のこの場所で、信じられない位はっきりと耳に届いた。
一口飲んで喉を潤す。美味しい!それにとっても特別な味。きっと忘れないだろう。

もう一口と思ったところで、今までとは違う優雅な音楽が聞こえてきた。

「わ、そろそろダンスが始まるんだね。見るの楽しみだなぁ」
 27858: 【ペア】【移動→歓談室、ソランさん】:Ray Ray 2008/08/25 23:30:33 
歓談室へ戻ると既に優雅な曲が流れている。
早くパートナーの元へ戻らないと心配をかけてしまう。彼の気はしっかり記憶しているので歓談室へ戻るとまっすぐに彼の元へ向かう。

「遅れてしまいすみません。そろそろお時間のようです♪改めてお相手宜しくお願いしますね♪さぁ、踊りましょう」

最初この場で会った時の緊張とはまったく別の元気一杯の笑顔でソランさんに微笑む^^v

そして、彼にエスコートを誘うように片手を差し出す。
 27860: 【歓談:帰月蓮様、ブレイド様】:蛍 燐火 2008/08/25 23:57:43 
幽霊の問いかけに再び咳き込みかける蓮様。
焦ったり、はっと平静を保ったりと表情がとても豊かです。
そして踊りが出来ないのと、スタッフだったことを聞き、
少し吃驚した幽霊一匹。

「私も、踊れないので…
…その分、今日はお友達の踊る姿を楽しむつもりです、ふふっ」

どことなく残念そうな顔をしたが、
お友達の踊る姿を凄く楽しみにしているのか、
とても楽しみそうに微笑んだ。

舞踏会よりも武闘会の方がいいと何か隠したように蓮様が言うと…
すかさずブレイド様が口を開いた。
どうやら盆踊りしか踊れない事を隠していたみたいだ。
 27861: 【歓談:帰月蓮様、ブレイド様】:蛍 燐火 2008/08/26 00:00:18 
…そんなやりとりを見てなんだか可笑しくなったのか、
くすっと笑う幽霊。

「ふふっ…本当に仲が宜しいのですね。
…お互いの事、とても理解している感じがします」

うんうん、っと頷いていると
ブレイド様に目線が幽霊を捕らえた。

「……あんたはどうなんだ?美人なんだ……相手には困らないだろ」

相手、かぁ…とうーんと考え込む幽霊。

「私の場合は…踊れませんし…。
…こんな幽霊を誘ってくれるお方も、滅多にいません」

っと、ぽりぽりと気まずそうに頬を。
そんな時、そんな空気を消すような雰囲気が流れた。
どうやらそろそろダンスが始まるみたいだ。
 27862: 【ペア】【衣装部屋前:ヒカ】:くら クラシカジェイド 2008/08/26 00:01:38 
部屋を出ると、人影がちらちら。
けれども、見慣れた緋色の影は無い。
ヨカッタ、ヒカはまだのよう。
柱の近所で、じっと待つ。

ドアから出てくるいくつかの人影を見送って後、彼女の姿を視認した。
どうも、こちらに気付いていないよう。
や、それより。

今、呼吸を忘れた。

見えたドレスの姿、正面、これは大変なインパクト。
「ヒカ。」
本能で口から零れた名前の音、彼女が振り返るより先に。
 27863: 【ペア】【衣装部屋前:ヒカ】:くら クラシカジェイド 2008/08/26 00:02:04 
可愛いなぁって。
つい、ぎゅ、て。

そう腕を伸ばしそうになって、寸前で堪えた。
は、今、ワタシは何を。
意味もなくわたわたとしてしまう。
「至極素敵。びっくりしたw」
勝手に恥ずかしくなって、笑って誤魔化した。

それから、ヒカの手を取って、そのグローブの上から指にキスで挨拶をする。
「楽曲が始まったね。行こうか。」
勿論、緊張はしていたけれど、ヒカにそれ伝えちゃイケナイね。
そう思うと、うんと自然に笑って言えた。
 27864: 【ペア】【衣装部屋前:くら】1:ヒカ 緋華 2008/08/26 01:33:41 
中に居る人たちに会釈しつつ、慌てて衣装部屋の外に飛び出し
「えっと、どこへ行けばよかったんだっけ」
一寸躊躇した後、とりあえず来た方向へ戻ろうとした時

「ヒカ。」
別れてから数時間しか経っていないのに、ひどく懐かしい声
「至極素敵。びっくりしたw」
振り向くと照れた様な笑顔で、ジェイが立っていた
 27865: 【ペア】【衣装部屋前:くら】2:ヒカ 緋華 2008/08/26 01:38:16 
「ジェイこそ、とっても素敵だよ!」
心から自然に出た言葉だった
よばれて振り返った時に目に飛び込んで来た彼の正装姿
とたん胸が高鳴り出した
どきどきを悟られない様に、出来る限りの笑顔を返す

それからグローブの上からキスの挨拶をしてくれて
「楽曲が始まったね。行こうか。」
といつもの笑顔

「うん、初めてのダンス一寸不安だけど、でも楽しく踊ろうね」
再度笑顔を返し、彼に手を預けたままダンスホールへと歩き出す
 27866: 【歓談:リズ】【ペア】アンスウェラー アンスウェラー 2008/08/26 12:30:09 
自分の薬草スープと、リズのコーンスープを取り替えて、
「おお、このコーンの歯応えがいいですね…」
などと言っていると、ダンスホールから音楽が聞こえてくるのに気が付いた。

「ああ、いよいよダンスの時間というわけですね」
そちらへ移動する人たちの姿もちらほらと見えた。

「ほらリズ、そろそろダンスが始まるみたいですよ。
ここでのんびりしながら、踊るのを眺めていましょうか」

体の向きを変え、ダンスホールを真っ直ぐ見つめるように。
隣を向けば、もちろんそこにはリズがいる。
「うん?それ、ペンダントか何かですか?」
正面からばかり見ていたので気が付かなかったが、リズの首に何かかかっている、ような。
 27867: 【ペア】【歓談・phandem】1/2:s-f シーファ 2008/08/26 13:00:34 
ワルツの曲を聞きながら、ファンデムが葡萄をつまむのを眺めていた。
…まだ、始まったばかりで、実際に踊っている者も少なそうだ。
こっそり入ればバレはしない、などと不届きな事を考えている。

…と、自分の前に金のフォークが差し出された。
正直、食器に細工が入ってるものなど、使った事がない。
思わず華麗な装飾に見入ってしまうが。

『甘いよ』

幾分彼も緊張が解けたのだろうか、軽い声を出して、人差し指を口先に立てていた。
秘密めいた笑みに、何故か胸が高鳴る。

(そんな顔で笑ってたんだなぁ)

しみじみと思うが、口には出さない。
 27868: 【ペア】【歓談・phandem】2/2:s-f シーファ 2008/08/26 13:00:52 
その代わり、悪戯っぽく笑い返して見せた。

「テーブルマナーなんて、誰も気にしないよ、きっと。
 それに、フィンガーボールならそこにある」

多分、花びらの浮いた綺麗な水のボールがそうだろう。
勿体無い気もしたが、メロンにフォークを突き刺し、口に運ぶ。
折角してくれた化粧を崩さずに食べるのも、少々コツが要りそうだ。

「本当だ、甘い。…良いもの使ってるんだなぁ」

口に含んだメロンは、冷たすぎず、温すぎず。
喉を刺激しない程度の甘さで、潤してくれる。

「ほらファンデムも食べてみ? 美味しいよ」

思わずフォークに刺したメロンを、彼の口元に向けて差し出した。
 27869: 【歓談:密月】:幽祢 天法院幽祢 2008/08/26 21:09:11 
触れ合わされたグラスは繊細な音色を奏でた。
己にとっては、始まったダンスの優雅な音楽よりもずっと耳に残る思い出深い音となるだろう。
ほんの一口だけ口に含んだ果実酒は、やはり少々甘い。
それでも問題なく飲み干せそうなのは、きっと「果実」という共通点を持っているからだろう―目の前のグラスの液体と。

「ダンス?あァそーいやもともと舞踏会なんだよな」

自分が参加しない所為かあっさり記憶から消えていたらしい。
それに。

「俺はダンスを見てるよりも、お前と一緒に此処に居るコトの方がずっと楽しいケド?」

小さく笑ってテラスの方へと足を向けた。
テーブルと椅子が少し位は置いてあるだろうと踏んで。
 27870: 【ペア】【歓談:アンス】:リズ リズベライト 2008/08/26 21:57:42 
薬草スープが手元にやってきた。
薬の匂い。

それと、不思議な旋律。

聞いたことがあっただろうか。

記憶を少し巡らせていると、彼が何かに気付いたようで。
首元を気にしているようだった。

「これですか?」

思い当たるものはそれくらいしかなく。
首から提げた紐を取り出す。

白い指輪が一つ通っただけのもので、ペンダントと言えなくも無いが、少し違う気がする。

「アンスがくれたものじゃないですか」

いつもつけているのに、なんて。
笑って。
 27871: 【フリー】【歓談:アンリエッタさん】:マ マーシェ 2008/08/26 22:30:20 
話しかけられた声で、夢の中から帰って来る。

「あ…」

話しかけてくれた、その人は。
おそらく、スタッフの女の人。
優しい声と。柔らかい笑顔。

つられて、こちらも笑顔になって。

「いいえ大丈夫です、ありがとう。…最初は此処に来ようかどうか迷っていたのだけれど――」

いつの間にか踊り始めた人々に目をやって。

「来て良かったです」

微笑んで、そう告げた。

――あ。
ふと気が付く。
全然「いいえ大丈夫です」ではなかった。

「あの…」

自分の服を、少し掴む。

「衣裳部屋、どこでしょう…?」

 27873: 【フリー】【歓談:ルクリア嬢、ミーティア殿】:蒼井 蒼井 2008/08/27 01:53:41 
ぱたこらさっさと衣裳部屋へ飛んでいったルクリア嬢を目で見送った。
不安げな表情から、笑ったり泣いたり、そして飛んでいったり…。
本当に見ていて飽きないものだな。ふふ…。

辺りを見回すと、もうすっかり正装に着飾ったペアばかりだ。
主役たちが揃いつつある光景。
目の前の青年に合わせるとしたら、嬢のドレスも白なのだろうか。
それはとても似合うだろう。

『歓談を切る形になってしまってすまんな』

青年が謝るものだから応える。

「ああ、お気遣い無く。この身長差ペアを間近で拝見できるのだから、楽しみだよ」

ダンスホールへ移動しているペアはまだ少なそうだ。
もう少しだけ、飲み物を貰おう。
 27876: 【ペア】【歓談室・Ray殿】:ソラン ソラン=シレジア 2008/08/27 22:22:33 
それぞれがダンスの準備を始め、会場も雰囲気が出てきた。
私のパートナーもお着替え中だ。
談笑の後再びの一人になった時、ふと思い出すのは前の舞踏会。
窓の外へと視線をやり、つい、浸ってしまった。

「遅れてしまいすみません。そろそろお時間のようです♪改めてお相手宜しくお願いしますね♪さぁ、踊りましょう」

Ray殿が戻ってきた。
先ほどとはまた表情が変わり、真っ直ぐとしたものを感じた。
これは油断していると、足を引っ張るのは私だな。

「ああ、よろしく頼むよ。良い夜にしよう」

と、笑顔で一礼し、彼女の手を取った。
 27877: 【歓談:幽祢さん】:ミツキ 密月 2008/08/27 22:26:39 
「まさか忘れてた?!」

しれっと言われて吃驚した直ぐ後に小さくふき出す。
興味のない事には全く関わらない、ハッキリした性格をよく表している台詞だ。
でもそんな興味のない事に態々付き合ってくれたのだと思うと、申し訳ない反面とても嬉しい。

「うん、俺も二人で居るの楽しいよ…と、あれ、何処行くのさ?ダンスは?」

音楽に後ろ髪をひかれつつ、彼の後を追う事にする。
ダンスホールへ向かう人の流れに逆らう中で、ふと会場を振り返る。

そういえば舞踏会のお誘いをくれたあの人は、この会場の何処かにいるのかな…せめて挨拶できるといいんだけど。
少し視線を動かした後、再びパートナーを追ってテラスへ足を向けた。
 27878: 【ペア】【歓談・シフ】:pha phandem 2008/08/27 23:10:29 
返ってきた悪戯っぽい笑みに、楽しんでくれていると感じほっと安堵を覚えた

マナーを誰も「気にしない」とまであっさり言われてしまうと、逆に豪気なものだと感嘆してしまう

勧められた水の皿を見て

「ああ、…飲むと笑われるんだよな。確か」

聞きかじった知識で指を洗うなりを済ませていると

『ファンデムも食べてみ?』

という言葉と共に目の前に果実が迫っていた
驚き、数瞬メロンを見つめた後、耐え切れずに笑いだしてしまう

「く……くっくっ…シフ…
私はそんなに……フフ…餌付けされ易そうか…?」

彼女の手からフォークをとり、自分で口へ運ぶと食器を戻した

「どうも。有難う

他には、良いのか?」
 27880: 【ペア】【歓談・和微・呼宵・魁羅ちゃん→移動】*桜 キルシュ・ブリューテ 2008/08/27 23:38:51 
そろそろいこうか、というパートナーの声に
もうそんな時間だったのか、と、はたと気が付く

「ん、着替えて、それからダンスなのデスねっ」

この日の為に、仕立て屋さんがステキなドレスを縫ってくれたのだ
その芸術品を着た後は、いよいよダンスとなるだろう

義兄がステキな足取りで早くもステップをふむのをみつめ
こよいにーさまは、ダンスがお得意だったのね、と思いつつ

「でも…わーちゃんのぱぁとなーは、桜よっ」

などと、何か新たな炎を燃やしつつ、衣裳部屋へと向かう少女だった
 27882: 【ペア】【歓談>幻灯屋さん】:ales アリス・A 2008/08/28 00:08:12 
声を掛けられて振り返る
聞き慣れたその声の主に、もう見付けたわ、そう言おうとして

…危うく、噴き出しかけた

タキシード姿は見慣れているが、白と言うのは初めてだ

「見違えたわね…
 私も、ドレスを着替えてくるべきかしら…」

くすくす笑いながら、差し出された彼の手に己の手を重ねる
言ってはみたものの、曲は既に始まっている
衣裳部屋へ引き返している時間は無さそうだ

少しずつダンスホールへ移動を始めたペアの姿、
其れから傍らのパートナーへと視線を移す

「心の準備は、宜しくて…?」

重ねた手にほんの少し、力を込めて
 27884: 【ペア】【衣裳部屋】始終頬を染めておろおろと:りあ ルクリア 2008/08/28 01:02:38 
ヒトさまに、着付けられていく、と言う事になれていない。

何やら、とても照れくさくて。

着付け中は始終、おろおろ、おずおず、としてしまった。

チョーカーを、着けて。

お仕度、終わりましたよ、との声がかかって、我に返る。

慌てて鏡を見ると、着飾った、自分の姿。

髪には、きらきらとした、ティアラが飾られていて。

(わ、わたしがお、…お姫さま、みたい、です…っ)

…みたい、でなく現にお姫様である。一応。


でも、何か、物足りない、気が、する。

(…髪にお花さん、が…無い…っ!)

それだけなのに。どうも、落ち着かないのだ。

衣装の入った箱に添えられていた、数輪の花を思い出す。
 27885: 【ペア】【衣裳部屋→歓談室へ移動】ひとしきり悩んでから:りあ ルクリア 2008/08/28 01:06:27 
思い切って、相談をしてみた。

何度も、何度も。綺麗に飾って下さったのに、ごめんなさいと謝って。

スタッフ様は、微笑んで了承して下さった。


どうぞ、と花が、手渡される。

河原撫子。

その名の通り我が子の様に撫で、愛でたくなる程に、愛らしいお花。

花たちにヒトツ、口付けを落として。

髪に、飾る。

そうしたら、不安だった気持ちがすぅっと消えて。

花に、勇気を貰った気が、して。

お花さん達の為にも、頑張って踊りますね、と誓った。


お世話になりました、ありがとうと何度も告げて、衣装室を出る。

羽ばたく度にふわりと揺れる、衣装の上質さに感激しながら、歓談室へと向かっていく。
 27886: 【ペア】【歓談:ミーティアさま、蒼井さま、アストロスさま】天井から見下ろし:りあ ルクリア 2008/08/28 01:10:55 
一際目立つ背の高さ。すっと伸びた背筋。そして共に在る鮮やかな花色の髪の男性達。

間違えるはずが、ない。
間近で降りようかと、思った、のだけれど。

(歩く練習、しておかないと…っ!)

普段からほぼ歩かない上に。
馴れないひーるの付いた靴。
でんぢゃらすにも程がある。

少し離れた場所に下りて歩いて行く事にした。

転ばないように、と一歩一歩踏みしめる。

足が、ぷるぷると震える。

生まれたての小鹿の気持ちが、解った気がした。

暫くして、目的地に無事辿り着く。
男性達に、一礼してきちんとご挨拶のはず、が

「おまたせ、しま…っただい、ま、もど、り…っ」

息が切れて、上手く喋れなかった。
 27887: 【ペア】【移動:衣装部屋前→ダンスホールへ:ヒカ】:くら クラシカジェイド 2008/08/28 01:49:07 
「ジェイこそ、とっても素敵だよ!」
 澱みのないまっすぐな視線。
 そんな彼女の笑顔に、もう一度、心臓が跳ねた。

 もう、フロアでは楽曲が始まってる。
 急がなきゃ。
 その手を取ったまま、歩を促した時に彼女は言う。
「うん、初めてのダンス一寸不安だけど、でも楽しく踊ろうね」
 ワタシの緊張に気付いたかな、不安を払拭させる気遣いさえ感じる。

 ん、そう。
 素敵な一夜、過ごそうね。

 また、手を繋いで、同じ方向へ歩き出した。
 27890: 【ペア】【歓談・リリティア殿】ホール入り口へ 巌念 2008/08/28 03:38:00 
(待たせてしまったな…)

音楽が聞こえたなら、もうホールに行っているのだろうか
ダンスに参加するペアが、少しずつ、歓談室からホールへ移動し始めていた
逸る気持ちを抑え、ゆったりとした歩調をとる

…入り口に着くと、姫君を見つけた
後ろ姿で顔は見えなかったが
爽やかな空色の髪を見て、直ぐに彼女であると分かった
背後から、声を掛ける

「すまない、お待たせした…」

黒のドレスに、白い肌と青い髪が鮮やかに目に映る
振り向く姿に、思わず目を丸くして
…きっと間抜けな顔だったに違いない

「…綺麗だ、とても」

うまく伝えられない


「待っていてくれて、ありがとう…では、行こう
 …お手をどうぞ」
 27891: 【歓談:蛍(燐火)殿・ブレイド殿】 :蓮 帰月蓮 2008/08/28 05:37:47 
今宵は友人の踊りを心待ちにしている、という蛍殿。
微かに残念そうな表情が混じる理由は、何となく解る。

「私も皆の踊りがとても楽しみだ。
 …しかし、おなごとしては…此の様な場では、殿方に手を引かれる姫で在りたいのだよな?」

後半は横の男に聞かれぬ様、こっそりと耳打ちをした。


と、その男の方から『盆踊りしか踊れない』と不穏な言葉が聞こえ、ぎくりとする。

「…むぅ…格好を付けたいおなご心が分からぬかっ。」

恥ずかしさの為か、顔を赤らめながら小さく睨んだ。
『仲が宜しいのですね』と頷く蛍殿を気まずそうに見やり、

「…まぁ、その…刺しつ刺されつ…という感じだな…」

と苦笑する。
 27892: 【歓談:蛍(燐火)殿・ブレイド殿】 :蓮  帰月蓮 2008/08/28 05:43:50 
しかし、質問に答えた蛍殿の言葉に驚いた。
幽霊、というのもそうだが…誘う者は滅多に居ない、とは…

「世の男は見る目が無いのぅ。
 幽霊であろうと何であろうと、此の様に気立ての良いおなごを見過ごすとは!」

私なら絶対に見逃さん、と文句を言いつつ拳を握り締める。
またも体温が上がりつつある事に気付き、落ち着かねば、と持っていたグラスを傾けた。
…が、グラスの中に既に液体は残っていなかった。

ふと隣を見れば、見慣れた顔が同じ様な動作をしていて、笑いが込み上げる。

「何か、取りに行って参る。踊りも始まった様であるし…良ければお主等も近くで見ぬか?」

二人にそう告げた。
 27893: 【歓談:シーファ殿・phandem殿】 :蓮 帰月蓮 2008/08/28 06:01:10 
数歩も歩かぬ内、前方のテーブルに知人を見つける。

「シーファ殿!」

走り寄り、美しい翼を持つ友人に声を掛ける。
いや、翼だけではない。
ドレスに身を包み、彼女らしく飾られた姿はいつも以上に美しかった。

少々見とれていると、ペアと思しき殿方と仲睦まじく食事していたのに気付き、邪魔をしたか―と慌てて殿方に会釈をし掛け…視線が止まる。

…どうも既知の雰囲気……長い黒髪…見上げる背丈……
空に手を翳し、顔の部分だけ隠してみる。

瞬時、脳裏に浮かぶ骨兜。

「!! …もしかしなくても…phandem殿か!?」

顔があったのか…などと恐ろしく礼を欠いた感想を持った事は、決して言えない。
 27894: 【ペア】【歓談・phandem】1/2:s-f シーファ 2008/08/28 11:34:41 
目の前で笑い出されてしまい、精霊は首を傾げる。

「餌付け?」

同室の黒犬相手ではこんな感じなのだが。
フォークを取られて、気づく。
相手にはちゃんと手があるのだった。
口で受けなくても…

「あわわ……ごめんなさい」

物凄く失礼な事をした気がする。
素直に謝った。
だが口で受けた図も見てみたかった、などとは口が裂けても言えない。

またも顔から熱が出るのを感じつつ、そんな事を考えていると、
冷静に『他には、良いのか?』と訊ねられて、つられて頭が冷えていく。

「ん、俺はもう大丈夫。…そろそろ、行ける?」

とんとん、と踵を鳴らして、訊ね返してみる。
 27895: 【ペア】【歓談・帰月蓮】2/2:s-f シーファ 2008/08/28 11:35:03 
そこに、聞き覚えのある声がかかる。

『シーファ殿!』

振り向くと、友人の姿が。

「おおー、蓮じゃんっ、綺麗だなぁ、よーく似合ってる」

彼女の洋装を見るのは初めてじゃないだろうか。
紅いドレスに白い肌と、青みがかった黒髪が映える。
が。その彼女は、奇妙な行動をして相方を眺めていた。

『!! …もしかしなくても…phandem殿か!?』

「ちょ、蓮…! あんた何やってんの!」

頭の中で骨兜でも乗っけていたのだろうか。
『顔があったのか』とでかでかと書いてある表情で言い出した友人に、思わず精霊は吹き出してしまう。
 27896: 【歓談:リズ】【ペア】アンスウェラー アンスウェラー 2008/08/28 17:16:21 
「それはそうなんですけどね。
今は紐の部分しか見えなかったから。
もしかしたら、舞踏会の衣装に合わせて、今夜だけのペンダントをつけてたってこともありえたわけですからね。
でも、その指輪で良かったですよ。
ドレスはほら、衣装と装飾の相性とかあると思うし、そういうことを考えた上で、その指輪にしてもらえたんだって気がしますし」

とは言え、指輪はペンダントヘッドになるにせよ、基本はやはり指輪なわけで。
「ねえ、リズ。
たまにはその指輪、嵌めてみたらいいじゃないですか。
いつも、身に付けてもらえているのは嬉しいですけれど、指輪だって、たまには首から下がるだけじゃなくて、指にはまりたいと思っていますよ」
 27897: 【歓談:密月】 天法院幽祢 2008/08/28 20:51:29 
外。綺麗な星空と神秘的なの月光が降り注ぐそこは、ホールとはまた違った幻想的な場所。
ホールの直ぐ傍に設置されていたテーブルにグラスを置き、椅子に腰掛ける。
我知らず小さく溜息を付く…少し人酔いでもしたのだろうか。
後を追ってきた密月が一度ホールを振り返ったのを見て、そういえば彼を此処に誘った人物がいる筈だという事に思い当たる。

「俺ァちょい疲れたからココにいる。音楽も聞こえるし、中の様子も見えるしナ」

着飾った人の波が続々とダンスホールの方に流れていくのをちらりと眺める。
肩を竦めると今は自分より上にある顔を見上げ。

「お前はどーする?ダチを探しに行くか?」

首を傾げて訊ねた。
 27898: 【スタッフ】>休憩終了:ライ ライファ・アルデシオ 2008/08/28 21:04:33 

ふと、後ろを振り返れば友人の姿は無く慌てて姿を探すも見つからず。

「まいった、はぐれたか・・・」

休憩時間も残り少なく、先ほど友人と話していた姿を見ている、探さなくても大丈夫だろうと思い料理が盛られた皿を片手にスタッフ控え室へ戻る事にした。
 27899: 【ペア】【歓談:ソランさん→ダンスホールへ】:Ray Ray 2008/08/28 21:42:07 
ソランさんの元へ戻ると、何かを懐かしむような遠い視線でいた。私の挨拶に我に帰ったのか笑顔で一礼してくれる。

『ああ、よろしく頼むよ。良い夜にしよう』

最初に会った時に比べて私の元気が良くなったのに気づいたのか、それに応えるかのようにソランさんの目がまっすぐこちらにグッと刺さる。

「では、行きましょうかね♪」

少々ドキドキを感じつつもここは女性らしく、彼に手を預けたまま、ダンスホールへ向かう。
 27900: 【ペア】【歓談・巌念さん】ホールへ リリティア 2008/08/28 23:21:07 
『すまない、お待たせした…』

待ち望んだ声が聞こえてきた。

「は、はいっ!」

私は勢い良く声のする方へ振り向いた。
少しだけ心細くなっていたせいか、声は少し上擦っていた。

黒のタキシード…、元々の精悍な顔立ちを今のその姿は一層引き立たせている。
普段との雰囲気が違いが私を緊張させる。
私はきっと間抜けな顔だったに違いない

「…す、すごくお似合いです」

彼が綺麗だと言ってくださったと同時に私は言葉を発していた。
少し舞い上がり気味の私に彼は手を差し伸べる。
それだけで、少し落ち着けた。

「はい…、今夜はよろしくお願いします」

彼の手を取り、そのままダンスホールへと足を運んだ。
 27901: 【ペア】【歓談・シーファ、蓮】:pha phandem 2008/08/28 23:46:32 
申し訳なさそうに謝りつつも、口を噤むと何か楽しげにこちらを見上げる姿を見ると

「いや…」

と言いながら少し笑ってしまう。
足元もすっかり普段通りのようだ

と、
精霊を呼ぶ、聞き覚えのある声と共に女が駆け寄ってきた。
現れた姿は声から想像した物とは全く違ったドレス姿で、驚いてよく耳を確認してしまう。
本当に、女は化けるものだ

「蓮、か?やあ。いつもの着物姿でないと随分と印象が変わる。女性らしい服も似合うな」

彼女と同じ名の美しい花の刺青が首に刻まれていて、今度聞いてみるかと興味深く見入っていると
神妙な顔つきで手を翳されている事に気付く。

「……?」
 27902: 【ペア】【歓談→移動】ダンスホールへ:pha phandem 2008/08/28 23:47:56 
そして、今気付いたとばかりに驚きの表情と共に名を確認されて苦笑いが漏れた。

「くっく…。そうだ、骨兜の商人の中身だよ」

まあ、普段から兜を被っているのだから分からなくとも仕方がない。

「シフにも初めは気付かれなかったしなぁ
蓮、声をかけてくれて有難う。ドレス姿、見られて良かった

では、……そろそろ行くか」

大いに笑う精霊へと手を差し出す。
先程から自分も笑いすぎて、大分腹筋も解れた。
顔の方は明日は筋肉痛かもしれない
 27903: 【ペア】【歓談・アリス君→移動】ダンスホール:幻灯 幻灯屋 2008/08/28 23:58:43 
彼女の顔が笑っている

流石に気障過ぎただろうか?
自分でも正直恥ずかしくなるくらいの台詞だっただけに、はにかみが漏れた

「着替えなくてもいいとも。君は綺麗だ。それに、丁度対のようで映えそうじゃないかね?」

重ねられた手の指に光る翠に視線を移して笑いかける
やっぱり花も宝石も君に似合っていると囁いてから

問いかけには笑顔で

「勿論だとも。さぁ、思い出を作りに行こうか」

少しだけ力のこめられた手を握り返すとホールへと
緩やかに手を引いて
 27905: 【スタッフ】【歓談:マーシェ】:アンリ アンリエッタ 2008/08/29 02:43:27 
来て良かったと告げられ感無量を味わう。
ふふ、この方も品良く物静かだ。
歯切れの悪い言葉に躊躇いと居心地の悪さが顕著に表れていて、うんと綺麗に飾って欲しいと思わせる。せめて大手を振って、中央を歩き回れるくらいには。

トレーを左手に掲げ、右腕は恭しく翻す。
もうトレーは手放してもいいだろう。暫しとは言え、手の軽いこと。

「では、衣裳部屋まで私がエスコートさせて頂きますわ。
 殿方でなくて御免なさいね?」

冗談めかして胸に手を宛がい、男性を真似た一礼をする。
終えると先導を始めようと、ゆっくりと体の向きを変えた。

「様々な衣装を揃えておりますから、きっと御目にかなう衣裳が見つかるでしょう」
 27906: 【ペア】【歓談>蒼井殿】1/2:ミーティア ミーティア 2008/08/29 03:37:26 
「ああ、お気遣い無く。この身長差ペアを間近で拝見できるのだから、楽しみだよ」
そう言って飲み物に口を付ける青年に、口元に手を当てて苦笑を漏らす。
自分も大きく身長差のあるペアを見付けたら同じ事を思うだろう。
「ははは、ステップを間違えないよう祈っててくれ」
冗談めかして心情を吐露しつつ、同じく近くのテーブルからフルーツを一つ摘む。
「可愛いお嬢さんと踊れるのは役得だが、正直緊張もするぜ」
無意識のうちにタイを緩めようとしていた手を慌てて止めてへらりと笑う。
格好付けて見せる相手が居ないとつい気が抜ける。
それも気楽で良いのだが。
 27907: 【ペア】【歓談>ルクリア嬢】2/2:ミーティア ミーティア 2008/08/29 03:37:49 
時折衣装部屋の方を見ていたので姫が出てきたことにはすぐ気付いた。
慣れないヒールのせいか、その覚束ない足取りに酷く庇護欲をそそられる。
「お姫様、どうぞ俺の手に掴まっておくれ」
言いながら差しだした手とは別に、もう片方で姫の腰をしっかりと支える。
見た目通りに細い腰は容易く腕が一周しそうなほどだ。
ふと、目線が先ほどより高いことに気付く。
依然身長差があることには変わりないが少しその距離が縮まったことが嬉しい。
きっと、かなり無理をしてヒールの高い靴を履いているのだろう。
「ダンスの方は大丈夫そうかな?」
一瞬足下を見て、まずは確認をしてみた。
慣れない靴で踊るのは、大変だろうから。
 27908: 【フリー】【歓談】衣装部屋(1/2): ゼレナリュシュ 2008/08/29 04:25:18 
…。……。………え?

『シーファ』と名乗った目の前の貴人。
その名は良く良く存じ上げている筈だった。
以前、同じ国に配属された事もあり。先の戦争でも遭遇している。
何より、ルナ様を介護する存在として記憶に刻まれていたのだが。

否、問題はそんな事では決してなく。

その右手に大鎌を携え、左手で葬魂の風を繰る妖精。
一度舞い出れば、その身に暴風を纏い敵対する者を駆逐する。
彼女に対してそのようなイメージを抱いていた我は、
今までとんでもなく失礼な間違いを冒していたのではないか。

 27909: 【フリー】【移動】(2/2): ゼレナリュシュ 2008/08/29 04:26:33 
端からは我が惚けているように見えたのか。
或いは単に彼女が恥ずかしがっているだけなのか。
我が口を開く前に、彼女はせかせかと退室していく。

嗚呼、御礼を言おうと思ったのに。
絢爛たる一夜において、戦争の話をするのはどうかと思う。
けれど。我らに加勢して下さった彼女には、一言だけでも感謝を伝えたかった。

ま、良いか。今宵が終わったら手紙を送りましょう。
多少意地悪な内容も含めて、色々と。ふふ。

彼女が『似合ってるぜ』と、そう評してくれたファーを背に回し、
その場に居たスタッフと淑女達に軽く会釈をしてドアノブを回した。
ドアを開ければ、遠く奏でられゆく円舞曲が聞こえる。

 27910: 【ペア】【歓談:アンス】:リズ リズベライト 2008/08/29 10:45:34 
ドレスに紐と言う時点で不似合いであるのは承知していたけれど。
どうにも装飾品の類には縁が無いのか…
キラキラと光るようなものは手にしたことも無い。

相性を考えていなかった…とも言えない。
彼がくれたものだから身につけていたい。
それだけの理由だとも。

首から提げるだけでも十分恥ずかしいけれど。
嵌めてみたら、と言う提案に躊躇う。

「はめてみるって言っても…」

魅力的ではあった。
それでも、はめるわけにはいかない。
指に通した時点で別の何かに変わる気がしたから。

「私はこのままで全然問題ないですし」
 27911: 【ペア】【歓談・phandem、帰月蓮】:s-f シーファ 2008/08/29 11:07:52 
こんなに笑う人だったっけ。
ふと考え、納得する。
ただ単に、笑顔を知らなかっただけだと。
普通に家で雑談してる時などは、笑い声も聞こえたはず。
そう、今も蓮に対して笑いかけているように。

「ふふ、…実は俺も最初は驚いた」

顔あったんだ、なんてな、とこっそりと彼女に耳打ちする。
そして、綺麗なドレスに身を包む友人に、首をかしげた。
彼女に連れ立つ人は見られない。

「蓮は踊んないの? 俺達そろそろ…」

言いかけた所で、ファンデムから手を差し伸べられた。
その手に、自らの手を重ね。

「行って来る。蓮も楽しめよー」
 27912: 【ペア】【移動】歓談席→ダンスホール:s-f シーファ 2008/08/29 11:08:12 
友人に手を振ると、彼を振り仰いだ。
ヒールを履いても尚、見上げなければならない背丈。
相変わらず高いなぁ、とか当たり前の事を思いながら。

「改めて、今夜は宜しく。…楽しもうな」

お陰で緊張もほぐれた。
感謝の意味で、自分が考える中で一番の笑顔を見せる。
 27914: 【ペア】【歓談】夜兎さんを探し:Bell Bellfraw. 2008/08/29 13:08:00 
気が付けば周りはかなりの人で賑わっていた

「どうしよう、はぐれてしまった、みたい」

あたりをキョロキョロを見渡しながらパートナーの夜兎さんを探す
ふと視界の先に、綺麗な銀色の髪の後姿を見つけた
・・・どうやら相手も自分を探していた様だ

「夜兎さん・・・!ごめんなさい、迷っちゃって・・・」

ぺこりと頭を下げる。
背景からは、ワルツが流れていた

「はじまってる、みたい、だね」
 27915: 【歓談:蛍さん、帰月蓮さん】:刃 ブレイド 2008/08/29 15:29:59 
「…いいじゃねえか、盆踊りでも」

 何で怒っているのか分からないと男は肩を竦める。どうやらこの男には複雑な心情、とやらには無縁らしい。

『ふふっ…本当に仲が宜しいのですね。
…お互いの事、とても理解している感じがします』

 そう言いながら小さく笑う幽霊に男も釣られた様に小さく苦笑した。

「……いや…まぁ…腐れ縁って奴だ」

 そう答え誘う相手がいない、と答えた事に蓮同様少し驚いた様に片眉を動かした。


「意外だな…つうか勿体ねぇな」

 そう笑い飲み物を取りに行くと言う蓮に水な、と片手をあげリクエストした。
 27916: 【歓談:蛍さん、帰月蓮さん】 ブレイド 2008/08/29 15:34:18 
 そんなやり取りの中、会場が静かにざわついた。
どうやらダンスが始まるらしい。
 男はグラスをウェイターに渡し会場が見える様にと壁に背を預けた。


「……まぁ、踊ろうが踊れまいが楽しめりゃあいいんじゃねえか」

 傍らの幽霊、蛍にそう言い男はゆっくりとダンスを眺めていた。
 27920: 【ペア】【歓談:ベル】【移動→ダンスホール】合流:夜 夜兎=VELSOON 2008/08/29 22:21:52 
辺りを見回していると後ろから聞いたことのある声がした

「夜兎さん・・・!ごめんなさい、迷っちゃって・・・」

お互いにお互いを探しあっていたようだ

ぺこりと頭を下げるベルに軽く微笑み掛ける

「いや、こちらの方こそ・・・でも合流出来てよかったよ!」

合流してホッと一息つく
するとダンスホールの方からワルツが流れてきていた

「はじまってる、みたい、だね」

「うん、そうだね・・・俺達も急がなきゃっ」

あわせるように相槌を打つとベルの手を引いてダンスホールへと向かった
 27921: 【歓談:帰月蓮様、ブレイド様】:蛍 燐火 2008/08/29 22:59:29 
「…殿方に手を引かれる姫で在りたいのだよな?」

そう耳打ちをされると、幽霊はしばらく考え込む。
すると、ぽーっと何かウットリした顔をした。
…が、ハッと我に返りカアアっと顔を赤くする。

「え、いえ、そのっ…はい…
やっぱり、手を引かれたいですよねっ」

幽霊を誘うものは滅多にいない事を言うと、
ブレイド様も蓮様も驚いた表情を向けた。
そして蓮様は凄い勢いで文句を言っている。

「…誘ってくれたお方もいたのですけど、ね。」

ぽつりと、聞こえないような声で一言漏らしたと同時に
蓮様のが踊りを近くで見ようと提案してきた。

幽霊は「はい」っと微笑んだ。
 27922: 【歓談:帰月蓮様、ブレイド様】:蛍 燐火 2008/08/29 23:01:11 
すると蓮様は数歩、歩いた時点で知り合いに遭遇したみたい。
自ずと足が止まり、口が動いた。

そういえばブレイド様は近くに行って踊りを見ないのかな…?
…っとチラッとブレイド様を見ると
蓮様に水をリクエストしているあたり、壁際で見るみたいだ。
チラチラと表情を窺っている幽霊にボソッと口を開いた。

「楽しめりゃあいいんじゃねえか」

踊れなくとも、話をしている蓮様は本当に楽しそうな表情だ。
そんな姿を見ると…自分も楽しく思えてくる。

「…そうですね。私も、もっと楽しまなくちゃっ。」

そう思うと、踊りを近くで見ようとスっと進みだした。
 27923: 【フリー】【歓談:アンリエッタさん】:マ マーシェ 2008/08/29 23:18:24 
ひらり、と。

優美な奇跡を描く右手。

煌めく照明、夢のような場所。

目の前の、美しい人。

その優雅な礼は――紳士のもの。

『殿方でなくて御免なさいね?』

その言葉で、はっと我に返る。

「!い、いえ」

――見とれていた。
いけない、ぼーっとしてばかりで。
だらしないな、もう。しっかりしろ。

「ありがとう。よろしくお願いします」

笑顔で返し、着飾った人々をちらちら見つつ、先導する背中に付いて行く。
ボクは、どんなドレスを着ればいいのだろう。

「――貴女は、深い緑が似合いそう」

ふと、言葉が漏れた。

 27925: 【歓談:リズ】【ペア】アンスウェラー アンスウェラー 2008/08/29 23:42:51 
「全然問題ないなら、別に嫌なわけじゃないんでしょう。
それならはめさせてくれたっていいじゃないですか」
贈った指輪を、こう言った場所に身に付けてきてくれているのだから、気に入ってくれてはいるのだろう。

それなのにどうして、乗り気ではないそぶりを見せているかと言えば、おそらくは、
(まぁ、照れてるんだろうけど、、、)
と思いながら、どことなく戸惑っている様子のリズを見る。

さっきのピザの時とは違い、もう少し粘ってみても嫌がられはしないだろう。
「皆は踊りという思い出を作っているわけですし、私達もなにか、思い出に残るようなことをしておきましょう。
おいしいものは食べましたけれど、それ以外でね」
 27931: 【フリー】【歓談:ミーティア殿、ルクリア嬢】 蒼井 2008/08/30 02:32:17 
「ふふ、そりゃあ緊張…するだろうね」
彼の、タイを緩めようとしていた手つきに、少し笑う。

そうしている間に、着替え終わったらしい嬢が近づいてきた。
…ふらふらと。

「…!だ、だいじょ…」大丈夫?と言い終える前に、背の高い青年の手がさっと差し伸べられる。

白いドレスに淡い桃色の髪色が映えて、本当に花のような、嬢。
その身体を支える青年は、揃いの白のスーツ。

「やあ…。あなたたち、こうしてみれば身長差もなかなかいいスパイスだ」
まぶしいものを見るように、目を細めて二人を眺める。

「音楽はもう始まっている。行っておいでよ」

私は少し、夜風に当たってから…
皆のダンスを観に行こうかな。
 27932: 【ペア】【歓談:ミーティアさま】高いヒールを履いても140cm未満の鳥:りあ ルクリア 2008/08/30 02:52:39 
手を差し伸べられる。

「あ、ありがとう…っで、では、し、失礼して…っ」

頬を染めて俯きながら、自らの手をその手へそっと、重ねる。

ただ、それだけなのに。

舞踏会、と言う場の雰囲気故だろうか。

非常に気恥ずかしい。

いっぱいいっぱいで、腰に回された手には気付かない。


「ダンスの方は大丈夫そうかな?」

そう、問いかけられ、顔を上げる。

「はぃ、だいじょうぶ!きっと、上手に踊れますっ」

満面の微笑みで、はっきりと応える。

足元、覚束無いのに。

身長差が縮んだ事を実感して。何やら嬉しくなって。

聴こえて来る音色に、心が躍って。

『何時も通り踊れる』と。そう、思ったのだ。
 27933: 【ペア】【歓談:蒼井さま】ご機嫌な花鳥(何:りあ ルクリア 2008/08/30 03:01:30 
「あなたたち、こうしてみれば身長差もなかなかいいスパイスだ」

だんすのお相手の手が差し伸べられた時。
同時に聞こえた声、と同じ声の主。

ありがとう、何とかだいじょうぶ、
心配して下さってありがとう、と遅らばせながら告げて。

「良い、すぱいす…です…?」
続いて、きょとんと首を傾げる。

…10cmはあるヒールを履いていても、まだ。
親子の様な、見事なまでの身長差。

わたしは、お相手には不似合いだろう、と思って居たのだけれど。

その表情を見て。

…だいじょうぶなのか、と安心できた。

「一生懸命、踊ります…から…」
見ていて下さいね、と花色の髪の青年に
最上級の微笑を向けて告げた。
 27935: 【ペア】【歓談:アンス】:リズ リズベライト 2008/08/30 14:58:20 
ピザの逆襲だろうか。
これはチーズも吃驚。

思い出と言っても。
これは些か恥ずかしく無いだろうか。
誰も見ていないとは言え。

首から外して、指輪に通った紐を抜く。
それは凡そ大切なものを扱う素振りではなかったが。
手の平に握って。

「じゃあ、はめてくださいよ」

そのまま差し出す。
それはあまりに不機嫌に見えたかもしれない。

火を吹きそう、とはこういうことだろうかと考えながら。
いっそダンスで思い出を大人しく作った方が良かったかもしれない、とも思う。
 27940: 【ペア】【歓談:リズ】アンスウェラー アンスウェラー 2008/08/30 23:38:30 
リズの言い方自体は素っ気無いものだったが、実際にそれを素っ気無いとは感じなかった。
おそらくは照れているんだろう。
いや、間違いなく照れているに違いない。

「ええ、じゃあ、はめさせてもらいますよ」
だから、こちらの言い方には、半分笑いが混じった。
隠しきれていないリズの感情に気づいたからだ。

リズの手から指輪を受け取ると、スムーズにはめる為に持ち返る。
「では、お手を拝借」
リズの左手を取ると、その薬指に通す。
すっと入り、わずかに抵抗がある。ちょうど良く、リズの指にはまった。

「うん、ぴったり。
やっぱりほら、こうして指に収まっているのもまた、とてもよいものでしょう」
 27941: 【ペア】【移動→ダンスホール】>幻灯屋さん:ales アリス・A 2008/08/30 23:45:19 
彼がはにかみながらも口にした言葉に、笑みが深くなる
珍しく率直な褒め言葉は少し気恥ずかしく、とても嬉しかった
やはり今日は特別な夜であるらしい

似合っていると言う、花も宝石も
貴方が選んでくれたものよ、と囁き返し

「ええ、行きましょう――素敵な夢を、見せて頂戴…?」

重ねた手から伝わる熱に誘われるように
一際光の溢れるダンスホールへと、進む
 27943: 【フリー】【歓談・蒼井殿】:フィン フィンダファー 2008/08/31 00:24:15 
何とはなしにまわりを見渡していると、実に鮮やかな金鳳花色の髪が目に入った。

それは背の高い男性で、近くにパートナーらしき女性の姿は見当たらなかったけれど、おそらく、お相手は衣裳部屋あたりで美しく着飾っている最中なのでは、想像する。

姫君が到着するのを待つ間、外の空気でも吸いに行かれるのだろうか。
軽い挨拶のつもりで、声をかけてみた。

「こんばんは。今夜の月は一段と綺麗よ」
 27948: 【会場移動のお知らせ】 アンリエッタ 2008/08/31 01:32:01 
混み合って参りましたので、お客様各位には会場の移動をお願いいたします

新会場はこちらになります
引き続き、観談をお楽しみ下さいませ

【舞踏会】歓談席3
http://www.if-kingdom3.com/15-1-4.htm?mid=27944

また、移動先の日程にも追記しておりますが
ダンスの開催期間を1週間延期と変更させて頂きました
ごゆっくりお楽しみ頂けましたら幸いです
 



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