ここは、とある戦場の駐屯所そこで兵士達が休息を取っていた「俺達は気楽なものだな戦争は、強いお方に任せて、後方支援すればいいと」「そうだな…でも、俺達は俺達で」ドォォォォォン……唐突に爆発音が鳴り響く、そして彼らの意識はここで途絶えたのだったその爆発の影に闇天使の少女がひとり……「これで、ここはおしまいさあ、次ね……」彼女の祖国は敗戦して、今は……。それでも彼女は、戦いつづけるのだった傭兵として、どこの国を攻撃するかも気にしないで彼女が戦争に対してなにかのアンチテーゼを掲げようとしているのか、それともただの戦争好きなのか――
えっと、いわゆる敗戦した国の人たちが何をやっているかと言うRPの場所です。自分が何をやっているかの日記みたいな感覚で、お好きなようにどうぞ。
「この戦争は負けだ、引き上げるぞ各員!残存部隊をまとめて0800時までにポイントゴルフに集合しろ!」シバはそう展開する部隊に通達すると資機材等をまとめて撤退して行った。
どの国に味方するでもなく自由に色々な国を放浪…ただ旅をしているだけなのに何処かの軍と戦闘になる……今日もまた…「はぁ…次はエルフィネスか…何でこうも鉢合わせるのかね…」俺は愛用のナイフを構え、一人対数人の戦闘を開始__
戦いの業火に戻れる日が来るそう信じているその時が来たら…再び炎になろう、世界を焼き尽す為に戦争が終わり、傷が癒えるとまだ戦えるのにもっと高く翔べるのにそんな思いだけが強くなった看護師の彼は「皆さんの無事が何よりです」と笑ってくれるが生傷の絶えない現場にいる事こそが俺の幸せ再び戦場に立つその時にはあの日よりも強くあの日よりも高く俺は羽ばたいてみせるビーストアークの旗のもとでな
まだだ。まだ…いや、もう少し。きっと大丈夫だ。そう念じつつ、日々崩れ行く城を背に戦火渦巻く処へと赴いていた。―その日も同じ。解っていた。すでにジリ貧である事は。だが、ただ進むのだ。前へ。信じて。―そして歓声を聞く。同士のものではない、沸きあがる声を。「聞いて嬉しいモンじゃねぇなぁ」隣で悄然とする同志へ声を掛け、軽く肩を叩いてやる。「こんな結果も武家の常、ってな」本当は…悔しさに矢も盾も堪らないのは俺の方。だが…「帰ろう。ルドラムへ。 ほら、次の仕事が待ってるぜ?へこんでる時間はねぇ」俺達の戦は終焉を迎えた。そして次へと狩りはまだ続く。
腐臭がする。(…参ったなぁ 動けない おまけに雨まで)彼は、いや、その肉の塊は、動けないでいた。無茶をやってナイトメアの敵陣に突っ込んだはいいが、深手を負い、一人(その数え方が正しいとは思えないが)軍とはぐれて岩場で身体を休めていた。(…… どれぐらい経ったのかな)(…城は大丈夫だろうか)彼は一人敵陣に取り残され、自国の敗戦も知らないまま、それから何日も激痛と臭いに耐えることになる。耐えても、戻れるとは限らないのだが。
かの国に飛び込んだのは夏の暑い日。そこは既に敗戦していた。故に、戦場に立ったことはまだ無い。だが焦がれている。待ち望んでいる。同胞と共に戦場に立つこと。ビーストアークの戦士として敵を屠ること。今日も他国を襲い、塔に登る。力を蓄えるために。やがて来る日のために。
自らの国の敗戦を、前線にて確認したイヴェルナス。「半ば予想してはいたが、やはり負けたか……」そう、小さく言葉を漏らす。途中から戦場の雲行きが怪しくなっていた。様々な敗戦要素がそろいつつあったからだ。彼もかれなりに奮戦はしたが、力及ばず。すると、急にクッと、自嘲気味の笑いを漏らす。だが、すぐにその笑いを引っ込め槍を手にする。皆の視線が彼に集中し、彼はその視線に静かに答えた。「……これから前線の者達に停戦を呼び掛けてみる。今だに前線では戦争が続いているのだから……な」彼は小さく笑い、周りにそう言い残すと、再び戦場へと歩みだしていった……。
「旦那、本当に行くんで?もう遅いですぜ…」 「あぁ…長いこと前線にいたせいか、無性に故郷が懐かしくてな…夜が明けるまでには着くだろうよ…」 「…軍人さんでしたっけ…その、今回の戦争は…いや、お疲れさまでした…」 神妙な面もちの店主に酒代を払い店を出る。 「寒い…な」晩秋の夜。吐き出した息が仄白い。見上げた空に朧月が霞んでいた。 「…皆で月見か…結局、負けちまったがな…」いつかの国王の言葉。懐から杯を出し酒を注いだ。前線で敗戦を聞いてから数日。道々、傭兵稼業をしながら里へと歩いた。 戦の猛りも血の沸く熱さも忘れ、今はただ故郷へ…。いつか再び国を賭して戦う日の為に。
戦争。随分前に戦場へと足を運ぶことがなくなっていたの。。今、戦ってる人がいるのに。今、傷ついている人がいるのに。でも、もぅ傍観もしてられなぃ。なぁは戦うことの意味が何かわからなかったけど。。それが少しずつ、心の中でしっかりとした形になってきた。ぎゅっとこぶしを握り、自分の胸へとあてて。。ちょっとずつ確かめていくんだ。今度はちゃんと、戦う理由を・・
見つめるは、砂塵に埋もれた傷だらけの城壁。今も、生々しく残る戦争の爪痕…そして、それでも戦い続ける人々。私は、戦争を知らない。この国に来たときには既に、戦うべき相手など無かった。戦いは決して好きではない…でも、世界から疎外されたような絶望が私の心に在ったのは、事実だった。…しかし、数日をこの国で過ごして、私の思いは変わった…この国の人々は諦めてはいない。戦争は終ったかもしれないが、次があり、まだ、出来ることだって、きっとある。来るべき日のため、私も戦おう。次は…私も、国の人々と並んで戦える事を、願って。
―――戦場に、立っていた。主役の一員として麗しき戦場に…今は…違う。崩れたままの城、日々変化する『仕事場』だが、何時の日か・・・「またあの場所ニ立ちたいものデすw」あの懐かしき、戦場へ!
会議室で友達とふざけ合いながら。酒場の仲間と、店に来た他国の人と歓談しながら。いつも胸に隠れている想いがある。遠い噂を耳にする度どうしようもなく疼く、その衝動。私も戦いたい。ゲリラという他国への干渉でなく、ビーストアークの戦士として。部屋で眺める硝子の小瓶。あの日、死臭と焦煙立ち上る戦場跡で拾ったもの。折れた牙。まだ若いケルベロスのものだったであろうそれは、傷ついていたが血泥にも汚れておらず綺麗だった。あの夏の記憶を、暁の誓いを忘れずに。穏やかな合間の日々を――生きている。
あれは悲嘆に暮れる王宮へ職場復帰の挨拶に参内したときのこと…その日のゲオ様は近習さえ近づくのを憚るほど不機嫌なご様子だった私とて出来れば遠慮したかった。しかしここまで来て退室しては失礼にあたる震える手をどうにか宥め恐る恐る御伺いを立てる小心者な私この時のマイロードの反応を私は終生忘れないだろう顔をしかめ玉座に爪でベリベリと八つ当たりなさっていたゲオ様主が口上を述べる私に向けたのは上級魔族さえ逃げ出すであろう剣呑な眼差し目をすがめ舌なめずりしてご尊顔を歪めるその様は……ひょっとして笑ってる!?その姿に私は死神の恐怖を重ね合わせた
死を眼前に硬直する僕。獲物を見据え爪を持て余す絶対者ゲオ様実は私、戦争の最中人事不省に陥り落城後に舞い戻った不届き者痛いほどの沈黙と迫りくる凄惨な未来。その現実に脆弱な精神のブレーカーはダウンその後私の意識は走馬灯が儚く散ったゆきずりの恋を映し出すまで戻らなかったそんな失恋に沈む男を現実に引き戻したのは荒い息遣い危機に瀕した私は必死だった。だからあのような醜態を…「ご容赦をゲオ様!精神が擦切れ廃人になりそうなくらい猛省しておりますので…!」頭を下げ懸命に許しを乞う僕。生きるため自ら高額の納税も願い出るこうして私の重税に喘ぐ新生活が始まった。今日は50%だったね…(遠い目
いずれまた…戦争が始まる、また戦いたいと…ビーストアークの戦士として戦いたいと望む者がいる…その時、私はどうする…?――答えは崩れていく城を見つめた時に出ていました。今度は…私も戦うと――守るために…あの会議室で皆さんと過ごした日々を…戦いは嫌いですけど…でも何もしないで戦争を見守ることなんて…したくない…答えが出た時、それを強く誓い…今でも会議室で楽しく過ごしている。
早朝、ビーストアーク郊外とある丘への中腹の、しげった林の木々を縫い、進む少女の姿があった少女にとっては初めて訪れたその場所しかしそこはまさに数多くの血が流れ、死臭が立ち込めていた…先の戦の舞台のひとつそんな当時の面影は、時間の流れが連れ去ったけれど辺りの木技に刻まれた、無数の激しい傷跡はまさに人と獣とが、死を賭し命を削った印中でも立派な樫の木の腹は、何者の手によるのだろうか、大きく十字に刻まれて未だ痛々しい傷をさらしている少女はその木の根本にいた手早く浅い穴を掘ると、中に布に包まれたものを置く包みの中身は小さな斧
それは少女がこの国にやってくる前、両親と共に船で旅していた当時から、身に危険が迫った時に、常に傍らにあったもの小さく弱い力だけれどその自らの牙に、慎重に土をかけ、しっかりと足で固めたもうすぐ少女は旅に出る家族と再び共に過ごす日々、それが少女の選んだ明日もうひとつの明日を今は、この木の根下に埋めて旅立ちに約束は禁物、だから少女は願った仲間達と共に己の牙をふるうという、臆病さ弱さゆえ叶わなかった、その夢を再び見る日がくる事を限りなく誓いに近い強さで、願った「それまでよろしくお願いすまし」木に一礼を済ますと、元来た道を駆けて行く入り江で待つ、家族の元へ
夕焼けが道を緋色に染めている。街を歩く。通り過ぎる顔見知りが、「持っていかれたんだってね」とこちらを見やる。戦争で焼けた丘に、誰かが花を植えた。人が集まり、歓談をしている。たった一月。たった一月で街はどんどん復旧している。何者が剣を振ろうと、どれだけ奪っていこうと。命は、強い。さて、また戦火が上がるだろうか。心配なのは勝者に身を置く友人達。…彼らが無事であるようにと、願う。呪詛の声に潰されないように。
守るべき国を失って久しい人々は、ずっとこの状況でやきもきしているのだろうか。壊れた城壁を直す事も、戦争状態の他国にちょっかいを出す事も、まして新しい施設を建てるなど夢のまた夢。もし翼騎兵とナイトメアの戦争が始まってそして終わったら、あるいは始まらず今のまま、この状態が永遠に続くのだろうか・・・?
ナイトメアとBAの終戦後、一人の天使の青年が戦場の上を飛び、その凄惨な現場を見ていた。彼の着る軍服はナイトメアの者だ。しかし、彼は戦争には参戦してない。彼が天上より降りてきた頃には、既に戦争は終結していた。ナイトメアの敗戦という形で。「味方であれ敵であれ、人が死ぬのは悲しいものです。まあ、実際の戦場ではそんな甘いこと言ってられないのでしょうが」眼下に広がる光景に、悲しそうに呟く。「せめて・・・死後は安らかであって下さい」青年がそう言って祈りを捧げる。柔らかい光が当たりを包み込み、光が引いた頃には戦死者達の骸の間にいくつ小さな花が新たな生命の息吹を宿していた。
静かなる燻る無念は煙と成って昇り還る土も、焦げた水晶体を埋めるは通う血潮のそれではなく「死の 赤が濃い」静かなる足は重いその業に、錨でも下りたかの様歩みを止め座り込み命抜け落ちた 婦人とおぼしき屍を見やる「かなうなら わたしにしてあげたかった 意識が 褪せてしまう そんな顔を しないで」閉じようとした瞼睫毛が大きな指に触れ かさりと砕けてしまった
「ねむれあなたの世界 耀と在るは記した己」追悼も虚しすべての個に捧ぐには 無力なり 焦燥『おぎゃあ』邂逅静の黒を裂く ひとすじの白『おぎゃあ』「おお、おお」闇の中で瞬きたり最期の証、守りし胎の内よりの「ああ、死よ 父よ 大きく優しき貴方の威光 只、この、産の一閃 弱く握り返す この力にかなわじ!」
大きな手でやさしく抱き上げるはじまる事を許されたその白、掲ぐ様に屍なる身体の焦燥は命の育みを知らぬ光、褪せてはならぬと焦ったか左肩に備えし2つめの口をめいっぱいに開き「 ど な た か 」土も竦む声で叫んだ